NGO

2019年3月11日 (月)

3・11そして3・12 ニューヨークでお会いしましょう!!

 

今週よりいよいよ国連女性の地位委員会CSWが開幕いたします。

 

これに併せて、私もニューヨークに入ります!!
ヒューマンライツ・ナウでは、3月11日夕刻に以下のイベントを開催いたします。

 

「#WeTooとオリンピック:
スポーツ界の差別と性暴力に対して声をあげよう」
http://hrn.or.jp/news/15393/

 

急なご案内ではございますが、アフターファイブのイベントですので、

 

是非、お時間のあう方はご参加いただけますと幸いです。

 

 

 

CSW期間中にニューヨークにいらっしゃる皆様も心よりお待ち申し上げています。

 

 

 

また、併せて、ニューヨーク日系人会(JAA)ビジネスウーマンの会主催で、

 

3月11日夜に「ニューヨークで働く女性たち」シリーズ企画・第3弾日本を騒がせる人権問題総ざらいーーーここがおかしい!ハラスメントの実態と解決への道

 

http://jwb-ny.org/meetings/

 

を開催いたします。こちらも是非ご参加いただけると嬉しいです。

 

ニューヨークで多くの方々にお目にかかれますことを心より楽しみにしております。

 

 

 

「#WeTooとオリンピック:
スポーツ界の差別と性暴力に対して声をあげよう」

 

来る3月12日、NY市内でヒューマンライツ・ナウ主催の女性の権利に関するトークイベントが行われます。(原題:#WeToo & Olympics: Collective Voice Against Discrimination and Sexual Violence in Sport)

 

 

女性の地位委員会(Commission on the Status of Women, CSW)と平行して開催されるNGO CSWでは、女性の権利や地位向上のために活動する世界中の市民団体が、様々なテーマのパラレル・イベントを行います。

 

今年もヒューマンライツ・ナウは、以下のゲスト・スピーカー2名と伊藤和子事務局長による女性や少女の権利についての討論を予定しています。Eメールによる参加申し込み受付中です。

 

*********************************************

 

日程:2019年3月12日(火)
時間:6:15pm-7:45pm
入場開始:6:00pm
場所:The Armenian Convention Center (Vartan Hall)
住所:630 2nd Ave New York, NY 10016
入場:一般公開&無料(寄付歓迎)
使用言語:英語
参加申し込み:hrnnyinfo@gmail.com

 

ゲスト・スピーカー

 

• ナンシー・ホグスヘッド・マカー氏(Ms. Nancy Hogshead Makar)
オリンピック水泳金メダリスト。公民権弁護士。スポーツ界の少女・女性に法的アドボカシーを施す非営利団体ChampionWomenの取締役。共著に、性別による差別を禁止する連邦法と社会変革を書いたEqual Play, Title IX and Social Changeがある。

 

• ジェニファー・セイ氏(Ms. Jennifer Sey)
アメリカのオリンピック・ナショナル体操チームメンバーに7回選抜される。1986年のナショナル・チャンピオン。リーバイス(Levi Strauss & Co.)のシニア副会長&チーフ・マーケティング・オフィサー。エリート体操選手としての体験を基にした著書Chalked Upは、ニューヨーク・タイムズEブックのベストセラーにもなっている。

 

*****************************************

 

2020年の東京オリンピック開催まで残りあと1年半足らずとなりました。オリンピックは世界中の注目を浴びる国際イベントです。主催国内ならびに国際社会で、少女や女性に対する差別や性的暴力、さらには人権一般に対する意識を高める絶好の機会でもあります。

 

今回のイベントでは、アメリカのスポーツ界における差別や性的暴力の実態、それらが許されてしまう社会的あるいは文化的背景、被害をなくすための取り組みなどを紹介するとともに、スポーツ界、そして社会一般における女性に対する差別や暴力をなくす必要性を討論します。また、声を上げた被害者を大勢でサポートすることによって社会変革を可能にする#MeTooや#WeTooの重要性と可能性についても討論します。

 

下記からイベント案内ページがご覧になれます。

 

http://hrn.or.jp/news/15393/

 

 

 

***************************

 

JAAビジネスウーマンの会

 

2019年3月講演会&交流会:NYで働く女性たちシリーズ第3弾、伊藤和子 日本を騒がせる人権問題総ざらい「ここがおかしい!ハラスメントの実態と解決への道」
講師:伊藤 和子さん(弁護士、国際人権NGO・Human Rights Now事務局長、ミモザの森法律事務所代表)
モデレーター:津山 恵子(国際ジャーナリスト) 

 

♦ 日時:3月11日(月) 受付開始 6:30pm /開演 7:00pm

 

♦ 場所: 日系人会ホール  49 West 45th Street 11階

 

♦ 参加費(軽食付) ゲスト $30/JAAメンバー $25 /学生 $20(現金 or チェック=宛先 JAA)

 

♦ お申し込み・ご質問  event.jwb@gmail.com (自動返信応答あり)

 

· 講演会後は、軽食と共に、参加された皆さんとの交流会となります。

 

· 参加費は、食事等の経費を差し引いた全額は、日系人会への寄付となります。

 

· 当会主催の講演会は、すべてボランティアで運営 しています。

 

講演会の内容:

 

女性であることで理不尽に差別されずに、やりがいのある仕事を求めて弁護士になった伊藤和子さん。弁護士活動と共に、国際人権団体・Human Rights Nowの事務局長として精力的に世界の人権侵害に取り組む活動を続けておられます。3月の国連本部での国連女性の地位向上委員会イベントに参加のためにニューヨーク入りされるのに合わせて、昨年3月に続いてお話いただきます。

 

今回は、その後も日本を騒がせている人権問題や女性を取り巻く事件や問題などについてその実態や本質的問題の解説や解決策について、時間の許す限りお話を伺いたいと思います。

 

昨今、日本でニュースとなった話題を挙げてみますとーー
<女子学生の医学部不当受験問題><ヤレる女子大生><NGT48山口さん><技能実習生・外国人労働者問題><熊本県子連れ議員><慶応のレイプ犯不起訴><就活中のセクハラ被害

2009年11月29日 (日)

NGO活動と仕事と

弁護士業務は最近どんどん忙しくなる一方なのだけれど、同時にNGO活動のスケジュールが今週も目白おしだ。ゆえに結構自分としては大変。

木曜日 弁護士会で10年以上前に刊行したセクシュアル・ハラスメントの本の改訂作業。10年前の本を読むと当時はセクハラという概念もはっきりしておらず、初歩的な議論をしていたなあ、と感慨深い。日本ではいろんなことは遅々として進まない、とよく思うのだけれど、それでもいろいろと進んでいるんだな、と思う。全面改訂をすることに。

お昼は、大手外資系法律事務所へ。HRNのランチタイム・セミナーを開催してもらう。英語でプレゼン。日ごろ大企業の弁護をされている弁護士さんたちが実は人権に関心があって、みなさん興味を持って聞いてくださった。HRNのためにボランティアで活動をしてくださる、とのことで、嬉しい限り。

その後、国会でNGOによる議員さん向けのパレスチナ勉強会。ガザで人道援助をしているNGOさんたちの報告のあと、私たちの団体から、人権をめぐる取組について報告。

国連がイスラエルに戦争犯罪の捜査をきちんとやれと求めている状況を報告した。これに対して、日本政府は民主党政権になってもこの動きに消極的、ということもお話しした。「ガザの復興はもちろん大切だけれど、ガザの人たちが望むのは、虫けらのように殺されないこと。二度と建物を壊されないこと。戦争犯罪の責任を追及することがその保障になる」と訴えました。すると、与野党問わず、是非なんとかしよう、ということを言ってくださる国会議員の方が多数。心強く思いました。

出席議員のみなさん、忘れないで、ぜひ国会で質問してください!!

その後事務所で法律相談。犯罪被害者の問題である。その後、DVの保護命令に対して、相手方から即時抗告を受けていた事件で、即時抗告が棄却されたとの決定(少し審理に時間がかかっていた)が、高裁からようやく届き、ほっとする。

その後HRNに関心をもってくださる読売新聞の記者さんたちとの懇親会。

金曜日、難航していた離婚事件がやっと決着。調印にこぎつける。前日の夜まで話がまとまらず、成立が危ぶまれていたので、心からほっとする。

その後、外務省へ。日本の人権・人道団体と共同で、スリランカの人権・人道問題について外務省の西村政務官に要請。スリランカは内戦の終結に国連が関与しないため、多数民族で構成される政府軍が少数民族の反乱軍を降伏させ、その過程で大規模な残虐行為が起き、多くの少数民族が強制収容キャンプに収容され、人道危機が深刻化しているのだ。

政府の反応は、とりわけ、現場で人道危機を目撃しなから活動している人道支援団体の方々からは物足りないものだったようだ。しかし、一方で、新政権も全然知らないところに投げ出されたようなもので、慣れないのに連日いろんな要請を受けて、大変なことだとつくづく思ってしまう。あまり効果的にファンクションしていないようにも思うのだが、責めたり、要求したり、文句をいう、というのだけではなく、長い目でみてよい仕事をしていただけるように信頼関係を築いていきたいと思う。

その後、事務所で新しい離婚事件のご相談。私のアドバイスは「もうすぐDVになりそうな兆候がありあり。早く夫から逃げなさい!」

夜は、先日ご紹介したビルマ報告会。在日ビルマ人の方々が来てくれ、私たちの活動について「ビルマ人を代表して心から感謝」してくださるという思いがけない展開で感動して、思わず涙が。学生さんや、前日に卒業試験(二回試験と呼ばれる)を終えたばかりのこれから登録する新人弁護士たちも多数参加してくれ、報告会にこころを動かされて何か新しいアクションを考えてくれるという。とてもうれしかった。

土曜日、世田谷の男女共同参画の取り組みをしている「らぷらす」で「働く女性が知っておくべき法律知識」と題して講演。ちょっと前までは、女性×労働というとセクシュアル・ハラスメントの話がメインだったが、今では雇用が危ない。そこで、解雇制限や労働契約法、派遣切りなどをメインにお話しする。参加された方々のお話から、女性たちもセクハラ以外にもいろいろな脅威にさらされていることを痛感する。法律が絵に描いた餅なのである。

事務所に戻り、クライアントの女性の代理人として、労働事件で「労働条件の不利益変更には応じません」という通知を相手方に送る。

夜は無実を争う刑事事件の打ち合わせ。この事件、なんといってもかんばらなくては。

明日は埼玉と渋谷に仕事に赴こうと思ったが、クライアントさんからいずれも明日はやめておきましょう、というお話。

明日はひさしぶりに休めもかもしれない。

フォト

新著「人権は国境を越えて」

2021年2月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28            

ウェブサイト

ウェブページ

静かな夜を

リスト

無料ブログはココログ