ヒューマンライツ・ナウ

私が活動するNGOの情報です。

2017年10月19日 (木)

ニューヨークの日々

日本では選挙ですが、後ろ髪ひかれるようにニューヨークに出張です。
ニューヨークでいったい何しているのか、と聞かれますが、
・HRNはニューヨークに事務所を置いているのでそちら周辺の対応、ネットワーキングや資金調達、法人化への地ならし等
・講演
・国連総会第一委員会(軍縮)、第三委員会(人権人道)への出席・傍聴
・関係しているNGOネットワーク関連の会議への出席(HRNはICAN、INEWという人道的軍縮に関わるNGOのネットワークに所属していますので、その関連会議に参加。私個人が関わっている極度の貧困撲滅のNGOの主催イベントに参加)
・ネットワーキング・ロビー(こちらは全部書ききれませんが)

詳細書けないMTGもありますが、備忘のために何して過ごしているか書いてみますね。

・14日到着
・15日 Humanitarian Disarmament Forumに参加。ノーベル平和賞を受賞した地雷廃絶キャンペーン、
そして今年のICAN、クラスター爆弾禁止連合等、国際政治を動かして非人道兵器の禁止条約を実現してきたNGOネットワークです。今年はピースボートの川崎哲さん、地雷廃絶キャンペーンの目加田説子さんとご一緒。
川崎さんとはいろいろと意見交換しました。
・15日午後3時半 コロンビア大学に移動。
 国連フォーラムという集まりで、ヒューマンライツ・ナウの活動について講演。
 国連テロ対策の人権担当官である彼末由羽さんと私の報告を受けてグローバルな人権課題について討議というもの。多くの方が参加して下さり、有意義なひとときでした。
・16日
 午前 国連会合 第一委員会を傍聴。テーマは核軍縮。
 ランチ ニューヨークのパワフル・ウーマンたちにランチで囲んでいただきました。
 今後のサポート、ご協力を約束下さり、本当に感激です。
 2時すぎ。ピースボートのサイドイベントで国連へ。被爆者の方の証言でしたが、ノーベル平和賞受賞直後でメディアも多く、外交官も多数参加、ホットな会合でした。日本から女優の東ちづるさんもこられていました。
 午後 国連総会第三委員会を傍聴。ハイコミッショナーの報告を受けた一般討議。
 夜  ニューヨーク平和映画祭を主催されている田中さんとお食事

・17日
 新しいインターンの方と合流。
 第三委員会でビジネスと人権に関する討議に参加。
 終了後、第一委員会へ
 ジョン・ボロー氏(Lawyers Committee for Nuclear Disarmament) らと再会。
 1時15分より Conference room2で、極度の貧困を撲滅する記念日10月17日のメモリアルデーのセレモニーに参加。極度の貧困を撲滅することを国連でアジェンダとして活動している国際NGOの運営委員をしている関係で、参加してきました。
 3時より 国連民主主義基金を訪問。いろいろと貴重なアドバイスをいただく。
 その後、 国連代表部 星野大使を訪問・懇談
 事務所に戻ると、ピースボート共同代表の吉岡さんが。東京ではほとんど会わないのにこういうところでおあいするのがこの世界。ニューヨークでは、ピースボートとオフィスシェアしています。
 吉岡さん、若いスタッフと熱く語っていて、やっぱりスケールの大きいすごい人だなあと。

・18日
 10時より、子どもに対する暴力をなくすGlobal Partnershipを訪問。
 ヒューマンライツ・ナウは子どもに対する暴力をなくすキャンペーンを国内でユニセフさん、セーブザチルドレンさん、ワールドビジョンさん、ACEさん、ヒューマン・ライツ・ウォッチさんと展開しており、その関係で意見交換をしました。
 ちなみに私から活動報告として紹介した日本の児童ポルノ問題に関連していろんなスタッフを次々と呼んでくださり、この問題への国際的関心の高さに改めて驚きました。
 昼 NYUロースクールへ。恩師フランク・アップハムとお食事。
 ヒューマンライツ・ナウUS法人で責任あるポジションをお願いしたところご快諾いただきました。長年働きかけてきたものね(^^) 感謝。
 その後しばし、5番街にあるブライアント・パークで歓談。HRNのニューヨークで活動していただいている
 マルティネスまろみさん、小林陽子さんと。
 ここは本当に、大好きな場所です。
 3時過ぎ  New York Ciy Barへ。この中にある組織 Vance Centerとの協力関係について確認しあう。
ニューヨーク州の弁護士がプロボノ活動を提供してくれるとのことで、またアウトリーチのためのイベント共催など、かなり具体的な話になりました。

 5時     そのままミッドタウン。週刊NY生活の取材を受けました!!
7時過ぎ  Financial District(ウォール街周辺)へ。
  NYU留学時代からの友人のアナ。スペイン人でフランスで大学教員をしていてNYUへ、その後スペイン政府に就職し、国連でCriminal Accountabilityの部局で働いている。
国際人道法違反の犯罪をどのように裁くかについて一手に引き受けて活動している国連の部局で、スタッフは5人、彼女がナンバー2ないし3という。
 留学中彼女とはニューヨークでよく遊び、私がマドリッドで2010年にスピーキングツアーをした際も再開、そしてニューヨークでまた再開。
 すでに当時のボーイフレンドと結婚し、2人の子どもとともにNYに住んでいるお宅にお邪魔し、おいしいお肉とワインをたくさんいただき、三人のフランス人の友人も加わって楽しいひと時を過ごしました。
  彼女は最先端の国際問題について本音で話せる数少ない友人で、彼女がまさに関わっている、イラクのIS崩壊後の人道犯罪を裁くスキームとしての国連安保理決議の実施について意見交換しました。
        
 あと2日滞在して日本に帰ります。後半は第三委員会に少し腰を落ち着けつつ、ちょっとNYを楽しみたいですね。
       
 
 
 

 

2017年10月 7日 (土)

今年のノーベル平和賞はICANに

昨日は本当にうれしい驚きでした。
私たちが加盟している国際NGOであるICAN「核兵器廃絶国際キャンペーン」がノーベル平和賞を受賞しました。
昨日、大学での講義を終えて事務所に戻ったら取材が殺到しました。

ICANの受賞を受けて、ヒューマンライツ・ナウとして以下の談話を公表しました。

ヒューマンライツ・ナウは、核兵器使用による結果が重大な人権侵害であり絶対許されないという認識からICANに加盟し、主にニューヨークでロビー活動を展開していました。

Ican
(ニューヨークでの活動を紹介するヒューマンライツ・ナウの最新ニュースレター)

しかし、この運動に関わったのはつい最近です。

この問題に一貫して関わり続けてきたICANのスタッフ、そして日本で中心として活動するICANのメンバーである川崎哲さんはじめピースボートの皆さんに心から祝福を申し上げたい。
そして何より、今回受賞しなかったものの、70年以上にわたり一貫して核兵器廃絶のために尽力してこられた被爆者の方々の献身的な粘り強い戦い、日本の反核平和運動そのものが受賞した賞だと私は思います。そしてそれに呼応して、世界中で反核を求めて行動してきた人たちがいることもお伝えしたいと思います。

個人的には、実は、日本被団協
http://www.ne.jp/asahi/hidankyo/nihon/
も受賞してほしかったと強く思うのですが、、、国際キャンペーン団体が受賞することになったのですが、同時に受賞してほしかったと率直に言って思います。
だって、どれだけ長きにわたり、どんな思いで核なき世界を希求してこられたかと思うと。。核兵器廃絶を実現する日を見ることもないまま亡くなった方がどれだけ多いかと思うと、言葉がありません。
こうした、すべての人々の想いが受賞した賞なのだ、と思います。

この間の経過、それは本当に感動的なことです。
ずっと非現実的だと言われてきた核兵器廃絶、それがようやく禁止条約というかたちで国際政治のテーブルに上り、国際法となった。
まもなくこの条約は発効します。しかし、未だ条約を批准するか揺れている国もあります。
そうした国にとって、励ましになり、批准が進むことを期待したい、それだけでなく、核保有国やその同盟国として冷淡な立場をとり続けてきた日本政府にも再考してほしい、と強く望みます。

11月6日、ノルウェー・ノーベル委員会は、今年のノーベル平和賞を国際NGO「核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)に授与すると発表しました。

核兵器の使用が人類にもたらす壊滅的な結果は、極めて非人道的なものであり、核兵器使用は多くの人減の生存権をはじめとする基本的な人権を奪う重大な人権侵害であるとして、東京を本拠とする国際人権NGOであるヒューマンライツ・ナウは核兵器禁止条約の締結を支持し、全加盟国の参加を求めてきました。

http://hrn.or.jp/activity/11361/

http://hrn.or.jp/activity/11731/

今回の受賞は、核兵器禁止条約の実現に向けて活動を行ってきたICANの活動とともに、人類ではじめて核兵器の被害を受け、苦しみながら長年にわたり核兵器廃絶を求めて献身的な努力を続けてきた被爆者の方々の運動の賜物であり、核兵器禁止を求める国際世論と動向を背景にしたものです。

私たちは、今回の受賞を歓迎します。

そして、核保有国および未だ禁止条約に批准をしていない国々に対し、今回の受賞を受け、人類と核が共存しないという事実に今こそ真摯に向き合うことを求めます。

核兵器禁止条約の実現という前進の一方、現在、核戦争に対する脅威はかつてないほど高まっています。現在核をめぐる激しい挑発の応酬を続ける当事国に対し、核使用の威嚇と核戦争に向かいかねない危険な挑発を直ちにやめることを求めます。

人類と核兵器は絶対に共存せず、核使用による人権への影響はあまりにも甚大です。

核兵器禁止条約への参加による平和の実現の道を進むことを今こそ求めるものです。



この受賞をきっかけにより一層、核なき世界に向けて! がんばっていきます。

2017年9月17日 (日)

9月27日末吉里花さん、鎌田安里紗を迎えて、イベント「エシカルな世界を目指して」開催します♬

先ほど、香山リカさんとのイベントご紹介したのですが、もうひとつ、とても素敵なイベント、素敵なゲストとともにお送りいたします。テーマは「エシカル」
めったにない機会ですので、是非みなさま、ご参加くださいね。心より、お待ちしています。

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 「エシカルな世界を目指して、私たちにできることは?」
   http://hrn.or.jp/news/11995/
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国際人権NGOヒューマンライツ・ナウでは、9月27日(水)に
「エシカルな世界を目指して、私たちにできることは?」を開催いたします。

私たちの着る服や食べる、身の回りの多くのモノが、海外の生産現場でつくられています。
そこでは児童労働、貧困問題、環境破壊等、途上国の人々の課題を改善するどころか
不幸に突き落とすような出来事が今も発生しています。
「エシカル」をキーワードに大活躍されている、一般社団法人エシカル協会代表理事の末吉里花さんと
モデルでエシカル・ファッションプランナーの鎌田安里紗さんをお迎えし、
エシカルな社会をつくるために、日本ではじまっている様々な取り組みについてご紹介いただき、
私たちに今求められることをディスカッションしたいと思います。
同時に、ファストファッションの最前線で人々の権利を守る
ヒューマンライツ・ナウの最近の取組についてもご報告します。
ぜひ、皆さまでお誘い合わせの上、ご来場ください!


【ゲストスピーカー】
・末吉里花さん(一般社団法人エシカル協会代表理事)
・鎌田安里紗さん(モデル/エシカル・ファッションプランナー)

【お話し相手】
・伊藤和子(ヒューマンライツ・ナウ事務局長/ 弁護士)

日時:2017年9月27日(水) 18:30~21:00  18:00開場
場所:文京シビックセンター 26F スカイホール
東京都文京区春日1‐16‐21
アクセス:東京メトロ後楽園駅・丸の内線(4a・5番出口)南北線(5番出口)徒歩1分
都営地下鉄春日駅三田線・大江戸線(文京シビックセンター連絡口)徒歩1分
JR総武線水道橋駅(東口)徒歩9分
アクセスマップはこちら http://www.city.bunkyo.lg.jp/shisetsu/civiccenter/civic.html 
参加費 :一般 1,500円/学生 1,000円
お申込み:お申込みはこちらからお願いいたします。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScRKGXv8ZZSlpqyb6eaw1ImFQ5PKq16wUv7SFzzHGactssRRA/viewform

完全事前申込制のため、申し訳ありませんがお申込みされていない方は当日参加していただくことができません。また、定員に達ししだいお申込みを締め切らせていただきますので、お早めのお申込みをよろしくお願いいたします。
上記からお申込みができない場合は、ヒューマンライツ・ナウ事務局(info@hrn.or.jp)宛に、件名を「9/27 エシカルな世界を目指して、私たちにできることは? 参加希望」として、お名前、ご連絡先を明記の上、お申し込みください。
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認定・特定非営利活動法人ヒューマンライツ・ナウ
hrn.or.jp
www.facebook.com/HumanRightsNow
@HRN_friends
110-0005 東京都台東区上野5-3-4クリエイティブOne秋葉原ビル7F
FAX:03-3834-1025
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2017年7月26日 (水)

28日は「AV出演強要・性被害。私たちの取り組みとこれから」

金曜日はプレミアムフライデー。皆様への感謝も込めて、以下のイベントを開催することになりました。
かなりいっぱいになってしまいまして、ちょっと心配なのですが、
是非みなさまに楽しい思いをしていただける会にしたいと考えています。
是非ご参加いただけると幸いです。

伊藤和子

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トークイベントと交流パーティー
「AV出演強要・性被害。私たちの取り組みとこれから」
http://hrn.or.jp/news/11282/
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【日時】 2017年7月28日(金) 18:45~21:00 (開場18:30)

【会場】 SHIBAURA HOUSE(芝浦ハウス)
     108-0023 東京都港区芝浦3-15-4
アクセス>JR山手線・京浜東北線 田町駅 芝浦口より徒歩7分
地図
http://www.shibaurahouse.jp/about/access_contact
グーグルマップ
https://goo.gl/maps/9Tng2
【内容】トークイベントと交流パーティー
「AV出演強要・性被害。私たちの取り組みとこれから」
■ヒューマンライツ・ナウより取り組みのご報告
■ゲストトーク
・山本潤氏(Spring代表、性暴力サバイバー)刑法性犯罪規定改正について
・仁藤夢乃氏(女子高生サポートセンターColabo代表)
     JKビジネス問題について   ビデオメッセージ
■ディスカッション
くるみんアロマ氏(ユーチューバー)
藤原志帆子氏(人身取引被害者サポートセンターライトハウス代表)
山本潤氏(Spring代表、性暴力サバイバー)×伊藤和子(ヒューマンライツ・ナウ)
サプライズゲストも予定!
※交流パーティーでは、お飲物と軽食をご用意いたします。
【参加費】
・一般 3500円/学生 2500円/会員・支援者の方 3000円/学生会員 2000円
被害者が声を上げられず、泣き寝入りし続けてきた社会が少し変化するのでしょうか。
ヒューマンライツ・ナウが2016年3月に公表した「AV出演強要被害調査報告書」。
以来、私たちは被害者の方々、支援団体の方々とともに問題の深刻さを社会に訴えてきました。
この1年余、この問題は深刻な社会問題として認識され、2014年3月以降、政府は本格的に対策に動き出しました。
皆様のご支援に心より御礼申し上げます。
今国会では、性暴力被害者たちにとって厳しすぎた刑法・性犯罪規定の改正法案が上程され、
刑法改正が成立しました。JKビジネスに関する国等の対策も始まっています。
しかし、まだまだ課題は山積しています。今こそ分野を超えて語り合いたい!
同じ思いを抱えて行動する人たちと連携したい。
そこで、今回のイベントでは、私たちがこれまで実現してきたことをご報告するとともに、
勇気をもって声をあげた被害者の方々、性暴力被害の問題に取り組む方々をお招きして、
残された課題を語り合う機会にしたいと思います。
この機会に皆さんに感謝し、交流するささやかなパーティーも開催しますので、是非、お気軽にご参加ください。
ヒューマンライツ・ナウの他のプロジェクトに関心のある方々も
是非パーティーの時間にネットワーキングができると嬉しいです。
盛夏のプレミアムフライデー、皆様のご参加を心よりお待ちしています。
HRNがAV出演強要、デートDV等女性の権利侵害をなくすために進めている広報キャンペーンに
についてもお披露目させていただきます。

お申込みについて
【参加費】
・一般 3500円/学生 2500円

・HRNのAV出演強要問題についてのクラウドファンディング
(インターネット募金)または署名に参加された皆様:3000円
※事前にお申込み下さい。事前申込なく当日参加される場合は、ご寄付・署名されたことを
示す書類(領収証、メールの控え、スクリーンショット等)を必ずお持ちください)

・HRN会員
(法人、団体、個人、賛助会員・マンスリーサポーター:3000円/学生会員:2000円)
※総会出欠のご回答(下記参照)にてお申込された方は、再申込不要です。

【参加申込み方法】
1)参加費事前払いの場合:以下、ピーティックスよりお申込みとお支払いをお願いします。
http://peatix.com/event/280492

2)参加費当日払いの場合:以下の参加フォームにお申込みをお願いします。

https://docs.google.com/forms/d/12E-kkl4E_-cvT4LvjWCiH3BSBEWV5LXG5QeQuUfbmFA

3)上記の参加フォームからの申込が出来ない場合は、

HRN事務局(info@hrn.or.jp) へ、件名を「7/28イベント参加希望」として、

お名前、メールアドレス、ご所属(任意)、参加費の種別(前述参照)をご送信下さい。

※人数把握のため事前申込みにご協力ください。どうぞよろしくお願い致します。


2017年6月18日 (日)

デービッド・ケイ氏報告に関する事実に反する報道と論評・産経新聞、百田氏、田母神氏らに抗議・反論します。

■ デイビッド・ケイ氏の国連での報告について

国連「表現の自由」に関する特別報告者であるデイビッド・ケイ氏が、スイスジュネーブで開催中の国連人権理事会において、2016年4月に行った公式訪問調査に関する調査報告書を公表、日本政府とメディアに対し、様々な勧告を行いました。
NHKでは以下のように報道されています。

国連人権理事会 日本はメディアの独立性強化を
6月13日 4時54分
日本で表現の自由について調査を行った国連人権理事会の特別報告者が12日、日本政府に対し、メディアの独立性を強化するため法律を改正すべきだなどと勧告しました。日本政府は「表現の自由や知る権利は憲法で最大限保障されている」と反論しました。
スイスのジュネーブで開かれている国連人権理事会の会合で、特別報告者をつとめるアメリカ・カリフォルニア大学教授のデービッド・ケイ氏は日本で行った表現の自由についての調査結果を報告しました。
ケイ氏は「日本では政府当局者がメディアに対して直接・間接的な圧力をかけることができる」などと指摘し、日本政府に対し、メディアの独立性を強化するため放送法の一部を見直すべきだと勧告しました。
ケイ氏はまた、「記者クラブの制度は調査報道を萎縮させる」などと指摘し、表現の自由と知る権利を確実に守る環境を整えるため、メディアも責任を果たすよう求めています。

ケイ氏の勧告に対し、ジュネーブ国際機関日本政府代表部の伊原大使は「日本政府の説明や立場に対し、正確な理解のないまま述べている点があり遺憾だ」と批判したうえで、「表現の自由や知る権利は憲法で最大限保障されている」と反論しました。
ケイ氏は人権理事会に提出した報告書で、特定秘密保護法や教科書検定、さらに沖縄での集会の自由についても懸念を示していて、13日以降も議論が続く見通しです。


http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170613/k10011015571000.html

最近、国連特別報告者からの日本に対する勧告が相次いでいますが、政府には、見解の違う部分を埋め、建設的に状況を改善する努力をしてほしいと願います。
国連演説では伊原大使が「日本はこれからも表現の自由を守っていく」と決意表明されました。これは、心強いことです。

■ 残念な報道状況

ところで、この件に関する日本のメディアの受け止めには一部に大変残念なところがあります。
まず、産経新聞は、ケイ氏の報告を「国連反日報告」とフレームし、連日ネガティブキャンペーンを展開しています。
このようなタイトルも異様です。「「嘘」まき散らす国連報告者 デービッド・ケイ氏、反米基地運動にも言及」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170614-00000063-san-pol

国連特別報告者が調査ミッションに行けば、不十分な点を指摘し、改善を求めるのは、いわば日常業務であり、それこそが彼らの任務です。ケイ氏は、今回、日本、トルコ、タジキスタンの三カ国を訪問しており、それぞれに改善を勧告をしていますが、目的はその国によくなってほしい、その国の表現の自由を改善したいということであり、調査対象国を貶めるものでは一切ありません。

むしろ、ギフトとして受け取り、取り入れられるところは取り入れるという姿勢を示すのが民主国家のありようですが、このようなうがった見方は極めて残念です。
数ある国から日本を選んでテクニカルサポートをしてくれたことを感謝し、メディア全体で議論が進むことが期待されますが、まず貶めて拒絶するというのは甚だ残念ですね。
ケイ氏は、民主国家において、政府からメディアへの圧力はしばしばあることだ、とし、逆に、それを跳ね返す、メディアの独立性、ジャーナリストの連帯が日本には不足しているため、事態を深刻なものにしている、と警鐘をならしています。
産経、読売のこの間の論調はそれを裏書きしているようで、残念な限りです。自ら現在のメディア状況を改善するための芽を摘んで踏みつけているようなものですね。

■ 事実に反する中傷と印象操作


ケイ氏の報告をめぐっては、私およびヒューマンライツ・ナウ(HRN)に対する事実に反する中傷や、不当な印象操作がありますので、この場を借りて抗議・反論いたします。

その最たるものは、
https://www.youtube.com/watch?v=qCnPZYhXIU8&feature=share

百田尚樹×上島嘉郎 ※裏でトンデモないことをやっている国賊2名をご紹介
※伊藤和子と田原総一朗
という内容です。

まず、勝手に私の写真を貼ってユーチューブのバナーにするのは、肖像権侵害ですね。

田原総一朗氏と私を「国賊」とレッテル貼りするなど、そもそも許しがたいことです。
最近、国賊、反日、非国民、売国、などと言う言葉が平気で使われるようになり、まるで戦前のようですが、そもそも意見が対立するからと言ってこのような言葉を言論人やメディアは安易に使うべきではありません。

内容をみると、
1) 日本の左翼が国連の専門家に近づいてネットワークをつくっている、金も出している。ケイ氏やカナタチ氏は、日本の左翼が金を出して、日本の左翼に都合のいいことを国連で発言させている。
2) ヒューマンライツ・ナウがカナタチ氏の書簡が出る前に、国連人権理事会に対し、共謀罪に懸念を表明する声明を送付した。
3) 伊藤和子は、2015年に来日した、国連ポルノに関する特別報告者ブキッキオ氏に、日本の女子高生の30パーセントが援助交際をしているという情報をふきこんだ人物である
4) 伊藤和子は国賊である
そして結果として、カナタチ氏やケイ氏の報告内容を貶めようとするものです。

このうち、2)は確かにそうです。しかし、
1)、3)はどういう証拠に基づいているのでしょうか。
3)については、池田信夫氏の根拠のない発言に基づくものであり、名誉毀損として池田氏に賠償を命ずる東京地裁の判決が出されています。近く高裁判決も出される予定ですが、私は賠償金の増額を求めており、適切な判決を期待しています。

1)についてですが、少なくとも私たちの団体は左翼ではないのですが(運営顧問にはビジネスロイヤーが多数関わられています)、ケイ氏やカナタチ氏がお金で買収されたなどという事実は一切ないと思いますし、悪質な名誉毀損にほかなりません。

次に、田母神氏は、

https://twitter.com/toshio_tamogami/status/874756671473541120

日本を貶める国連人権理事会ののデービッド・ケイ氏は日本のNPO法人「ヒューマンライツ・ナウ」の伊藤和子事務局長らと近い関係にあるという。彼が日本を貶める背景にはそれを仕掛ける日本人グループがいるということだ。国連の活動に多額の資金を出しながら国益を棄損される、もういい加減にしろ。

としています。これは、産経の下記報道(https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170614-00000063-san-pol)や、

日本やタジキスタン、トルコに関する報告や質疑は約2時間続き、日本人記者団の取材に対応した後のケイ氏は、NPO法人「ヒューマンライツ・ナウ」の伊藤和子事務局長のもとに行って、親しげにあいさつのハグをした。伊藤氏は昨年4月のケイ氏の訪日調査前、放送法に関する情報を提供した人物だ。その伊藤氏は、13日の理事会で非政府組織(NGO)の立場で「日本政府が特別報告者の声を無視し、敵対的であることを強く懸念する」と発言した。

産経に出された杉田水脈という人物の投稿(産経のエッセイでしょうか?)

「デビッド・ケイ氏はヒューマンライツ・ナウとべったりでした…沖縄反基地は実態見ず報告書」
http://www.sankei.com/premium/news/170603/prm1706030031-n6.html

に触発されたものでしょうか。
杉田氏は、

以前、別の特別報告者が「日本の女子高生の30%(後で13%に修正)が売春をしている」と国連に報告しましたが、この情報を提供したのは伊藤和子氏ではないかと言われています。今回のケイ、伊藤両氏の雰囲気を見て、国連人権委員会とヒューマンライツ・ナウの親密さを改めて思い知りました。

と、百田氏同様に、ブキッキオ氏の件で根拠のない、私が30%という情報を提供した旨の事実を「言われています」などとして繰り返し、根拠のない事実を広めていますが、それが産経紙にそのまま掲載されたということは重大なことだと思います。

産経紙の論調を総合すると、
ケイ氏と私が親しい、
私は30%という根拠のない数字を国連特別報告者に提供した
というところから、ケイ氏の報告書の信用性を貶め、私を特別報告者に嘘を広める人物だと読者に誤信させる印象操作をしているとしか思えません(故意かどうかはわかりませんが)

30%の件は根拠に基づかないことは、既に記載した通りです。

そして、私はケイ氏と別に近い関係にはありません。
彼が調査を開始した経緯はこちらに詳しく記載されていますが、
http://wpb.shueisha.co.jp/2017/06/18/86617/

日本への調査は2015年3月に始まり、政府に公式招聘を求めました。
とされ、その前は一度もケイ氏にあったことがありません。 その後の調査に対し、限られた協力をすることはありましたが(ヒューマンライツ・ナウは国連NGOですので、国連人権高等弁務官事務所との協力が一般的に期待されているのです)、One of themに過ぎません。

2012年に国連健康に関する特別報告者・アナンドグローバー氏が福島原発事故の影響を受けた人々の健康権について調査するために来日された際はコーディネートを行いました。
しかし、ケイ氏の訪日の際には、そのような全面的な協力はできませんでした。
ケイ氏が昨年来られた際に私はほとんど言葉を交わす機会はありませんでした(調査対象はジャーナリストや学者等ですから)が、僭越ながら一言だけお話したことがあります。
それはブキッキオ氏の例をあげ、

あのようなことは日本のNGOにとってとても迷惑であり、あなたの調査活動全体を信用性のないものと受けとめられ、調査自体を台無しにする危険性があるので、根拠の明確でないことを記者会見で述べたり、報告書に記載するようなリスクは冒さないでほしい、

ということでした。特別報告者には釈迦に説法でしょうし、大変失礼な物の言い方でしたが、大変心配だったので申し上げたわけです。このようなことを言うので、あまり私のことは快く思っていなかったと思います(私が彼の立場だったら不愉快に思ったでしょうから)

日本への公式訪問後、昨年FACTAという雑誌で、この訪日の際に私が政府から監視されていたという報告があったので、ケイ氏らが深刻な問題とみて、政府に問い合わせをするなどの活動をされ、そのことについて秘書を通じて「構いませんか」と聞かれ、「構いません」と回答したことがあります。

また、調査報告書公表後、これを広めることは重要ですので、HRNとしては、その面ではある程度位置づけて取り組んでいます。その関係で打合せのやりとりは実務的に進めてきました。
HRNは、6月初旬にケイ氏が来日された際(招聘は上智大学)に講演会を開催、このたびジュネーブでも再開しましたが、その際に言葉を交わした際の様子をいろいろと言われていますが、米国の大学教授やNGOの方々は皆さんケイ氏と同様にフレンドリーであり(他の国もそうですが)、特段特別なことはありません。


ケイ氏と、その前のフランク・ラ・ルー氏、さらにカナタチ氏に一貫して情報提供をされてきたのは、エセックス大学の藤田早苗さんではないかと思います。
少なくとも、ご本人がそのように話されていますので、情報提供の多くは藤田氏からなされたのではないでしょうか。
http://www.asahi.com/articles/CMTW1706122800001.html


逆に、HRNがやっていないことをHRNがやったかのように受け止められることは、真にロビー活動をしてこられた方々にとっても心外なようですので、ここは明らかにしたほうがいいと思います。

ただ、いずれにしても、特別報告者は裁判官と同じで中立性を求められる立場にありますので、NGOとも政府とも一線を画すことを心がけています。

とにかく、おかしな印象操作は、大変迷惑ですので、本当にやめていただきたいと思います。
小学生レベルのばかばかしい話というほかありませんが、その効果が国連特別報告者の活動を貶めるという点では重大です。

国連特別報告者制度というのは、報道されているような信用性が置けないものではありません。
私が何かマジックを使えば国連が動く、というようなものでも全くありません。それにもともと私にはそのような影響力はありません。
国連に対する情報提供は誰でもすることができます。
その情報提供に、国際人権基準に照らして理があると思えば、そして人権上の懸念があれば、国連特別報告者は行動します。

■ 中身を読んで受け止め、判断しましょう。
もういい加減、意味のない、水準の低いDisりはやめて、日本の状況を冷静に見て、そして、国連特別報告者の報告書をきちんと読んでみるべきではないでしょうか。
実は、報道されているのは(好意的であれ敵対的であれ)、報告書のほんの一部に過ぎず、メディアに対する重要な勧告がまったく報道されていません。
「いつ和訳してくれるんですか?」という問い合わせがHRNにありますが、本来、メディア関係者こそがきちんと和訳して公表してほしいと思って、私たちは待っています。そうした地道な活動のなかから、メディア・ジャーナリズムが自分たちで状況を改善する力が生まれると思います。
報告書については、是非、全部を読んでから公平に判断すべきだと思います。

良薬は口に苦し、でも私たちの社会の状況を改善できるヒントがそこにはあるかもしれません。
日本政府の人権に対する対応や日本の人権状況が国連専門家から指摘を受けて、何か自分が否定されたかのように思う方もいるのかもしれません。しかし、否定されているのではなく、改善の提案を受けているのですから、建設的・ポジティブにうけとめ、聞く耳を持つという姿勢がまずは大切ではないでしょうか。これは何にでもいえることだと思います。

田母神氏は、ケイ氏が「日本を貶める」としていますが、ケイ氏にはそのような意図は全くないはずです。

むしろ日本のように民主主義の進展した先進国と見なされている国で、田母神氏や産経のような、余裕のない子どものような反応が強く出ていることに国際社会は驚いているはずです。
「日本の人権状況は中国や北朝鮮よりはるかにましなのに、どうして日本だけ注意されるのか」という論を聞きますが、国連は日本だけに勧告をしているのではありません。そのことは審議の全体をみればわかります。
そして、極めて深刻な人権状況の国のようでなければこの社会はよしとして満足せよ、ということで果たしていいのでしょうか。いつからそんなに精神的に貧しい国に私たちはなったのでしょうか。
注意してもらえるうちが花、その言葉を私も日本社会を構成する一員として、かみしめたいと思います。

私としては、こうした国際社会の勧告を機に、多くの人にこれからの日本社会をどうポジティブに発展させていくことができるのか、是非考えていただきたいと強く願っています!

2017年6月 4日 (日)

デイビッド・ケイ氏を囲む院内集会ご報告・お礼とお詫び

みなさま

金曜日はデイビッド・ケイ氏を招いての院内集会に多数お集まりいただき、ありがとうございました。
数日間の広報期間にもかかわらず、予想をはるかに超えて多くの方が参加いただき、改めて現在の人権をめぐる多くの市民の方々の危機感や想いを共有する機会となり、感動しております。
ただ、予想を超えてたくさんの方にお集まりいただき、議員会館で長い列を作って待たれた方々が100人近く、通行証が足りずにお帰りになられたとのこと、本当に申し訳ありませんでした。
せっかく予定を調整し、議員会館まで足を運んでくださったのに、大変心苦しい限りです。
せっかくいらしていただいたのに、直接お詫びもできず大変申し訳ありません。
また当日はメディア対応につきましても、混乱がありましたこと、心よりお詫び申し上げます。

院内集会は立ち見も出る盛況で、熱気あふれる会合となりました。
院内集会の内容につきまして、多くの方から、見たい、というご意見をいただきました。
ユープランさんの動画サイトにてご覧いただけますので、ご紹介いたします。
当日お帰りになった皆様、遠方で参加できなかったという方にもぜひご覧いただければ幸いです。
https://www.youtube.com/watch?v=6fPq9tF5YSI

またケイ氏から、今週、来週の間にツイッター上で質問を寄せてくれればできる限り答えたいとのことでしたので、是非直接質問をされてください。
ヒューマンライツ・ナウでは、今月末頃に、ケイ氏をスカイプでつなぐ会合を再度開催したいと考えており、企画が決まり次第ウェブサイト等で広報させていただきます。引き続き注視いただけますと幸いです。
国連特別報告者から出された勧告を活用し、私たちの大切な自由を守るため、一人一人の市民の動きが大切となってくると思います。今後とも何卒よろしくお願いいたします。

ヒューマンライツ・ナウ事務局長 伊藤和子


2017年6月 1日 (木)

デイビッド・ケイさんが来日

あっという間に六月ですね。共謀罪等でなんだかきな臭い今日この頃、嫌な感じです。
政府のやり方が横暴すぎるので、ちょっと文句言うと、わんわん言ってくる人もいます。
理不尽な今日この頃ですね。。

でも、自分自身はそんな風潮の影響を受けたり、堕落したりしたくは絶対ありませんよね。
頑張って生きていきましょう。

さて、国連特別報告者のデイビッド・ケイ氏を迎えた院内集会を明日企画しています。せっかくの機会ですので、是非ご参加ください。
ケイ氏の報告書はこちらをご確認ください。

また、最近の共謀罪と「特別報告者」をめぐる私の論考も是非参考にしてください。

国連事務総長と安倍首相会談に関する報道に疑問 特別報告者・共謀罪について、食い違うプレスリリース。

https://news.yahoo.co.jp/byline/itokazuko/20170529-00071465/


6月2日 (金) 開催 国連表現の自由特別報告者デビッド・ケイ氏を迎えて
-対話と相互理解を求めて-

昨年4月に日本の表現の自由に関する公式訪問調査をされた、国連表現の自由特別報告者デビッド・ケイ氏が、国際シンポジウム出席のために来日されています。氏は、6月にも公式レポートを国連の人権理事会宛てに提出される予定です。

この機会にケイ氏に、日本の表現の自由とメディアの独立性、さらには共謀罪法案の審議をめぐって注目されている国連の特別報告者制度の意義とその手続と実情などについて、お話しいただき、懇談の機会を持ちたいと思います。

とき 6月2日(金)13時00分-14時30分
(12時半から議員会館入口で入館証を配布します)

ところ 衆議院第2議員会館 多目的会議室 アクセス

出席者 デビッド・ケイ 国連表現の自由 特別報告者 *逐次通訳がつきます

司会進行 伊藤和子(予定)(ヒューマンライツ・ナウ事務局長)

主催 認定NPO法人 ヒューマンライツ・ナウ

共催 秘密保護法対策弁護団

連絡先 03-3835-2110(ヒューマンライツ・ナウ)
03-3341-3133(東京共同法律事務所 海渡・小川)

2017年5月 6日 (土)

今年のアースデー

今年のアースデー、ファッション×人権のフォトアクションキャンペーンを展開、とてもたくさんの方にご参加いただき、本当にありがとうございました😊
その際の様子、ヒューマンライツナウのFacebookや、新しく開設したインスタグラムでご紹介してます。
是非見てくださいね♬

Img_2659


Img_2661

「IMG_2660.JPG」をダウンロード

アースデーではこんなコスチュームも着てみました!アジアの山岳民族のものですよ。
楽しかったです。
「IMG_2672.JPG」をダウンロード

2016年11月20日 (日)

11時19日世界子どもの日チャリティウォーク&ランのお礼

みなさまへ

昨日はヒューマンライツ・ナウ主催の世界子どもの日チャリティウォーク&ランに参加いただきありがとうございました😊
参加者の皆様、寒いなか多数ご参加いただき、とってもがんばっていただきました。
ウォークのスタート時は超厳しいお天気でしたが、
ランのスタート頃には雨もあがり、スタート
Img_2075

そしてゴール後はみなさんこの表情(^。^)
Img_2072


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一人ひとりとても素敵な笑顔で完走&完歩いただきました☆本当にありがとうございました😊
応援にくるみんアロマさんも駆けつけてくれました。
支えてくださった多数のボランティアの皆様、協賛企業、法律事務所の皆様にも心より感謝申し上げます。
スポンサー、協賛の皆様はこちらです🎵
http://hrn.or.jp/run/

当日は中高生スピーチコンテスト優勝者の菅拓哉くんにも素晴らしいスピーチをいただき、また世界の子どもの実情を考える企画やフォトアクションを行い、みなさんに改めて世界の子どものことに思いを馳せていただきました。
http://hrn.or.jp/news/9278/
皆様には今後とも子どもたちの幸せのために様々な温かいご協力をいただければと願っています。
企画を通じて自分も何かしたい!と思っていただいた方、是非ヒューマンライツ・ナウにご入会いただきご一緒に活動できればと願っています。
今後ともよろしくお願いいたします。
世界の子どもたちのために!

※当日来ていただいた方、お風邪などひかれませんでしたでしょうか?
また、寒くて断念された方もいて大変申し訳無く思っておりましてこればかりは天気のことなのですが、是非なんらか埋め合わせさせて下さい!
みなさまにとって素敵な1日を過ごせる大会運営を今後とも心がけていきたいと思いますので、今後とも何卒よろしくお願いいたします。

伊藤和子

2016年10月19日 (水)

ニューヨークにて かなえたい夢がある。

今週はニューヨーク出張です。
ニューヨークは国連総会のシーズン、総会というと、9月に世界の首脳がスピーチして終わりでは?と思う方が多いと思いますが、あれはプレナリーというオープニングにすぎず、そのあと12月まで実は続いているのです。総会の結論は決議という形で12月頃に採択されます。
各委員会に分かれて議論が本格的に進むのが今の時期。そこでNGOもなんとか議論に影響力を与えたいと、先週末くらいから世界各国からやってきたロビーに余念がありません。

今は、武器の不正取引をなくす課題、ドローン兵器の使用制限、核軍縮などの課題が第一委員会で討議されていますね。紛争下での人権侵害をなくすために大切なことです。ばりばり頑張っているNGOが神々しいです。
人権を扱う第三委員会の討議はまさにこれから佳境になります。

私たちヒューマンライツ・ナウの国連総会での影響力は、まだまだ限られていて、なんとかしたい!と思っています。
ヒューマンライツ・ナウのニューヨーク事務所はインターン、ボランティアに支えられていますが、なんとか有給スタッフを採用したい、と強く思います。
優秀なロビイスト・コーディネーター兼ファンドレイザーをニューヨークにて常駐させているだけなのにすごい影響力のある国際NGOがあるのをみたりすると、とても刺激を受けます。

それには資金が必要ですが、なんとか早く実現したい!と思います。

ジュネーブとニューヨークに一人ずつ、優秀なロビイストを採用して、世界を変えるお手伝いをもっと効果的に進めること、それが私の、かなえたい目下の一番の夢です。

紛争下で罪のない人が殺され続けるそんな世界
女性や子どもが暴力や人身売買の被害にあい続けるそんな世界
人権活動家が迫害される世界
グローバルビジネスが人々を過酷労働に駆り立てて搾取している世界

グローバルな市民社会とのネットワークを強化してこうした問題を解決する一翼を担いたい

そう思い続けています。そして、NYにくると改めて思いが強くなります。

世界が近いところにある、国際政治の舞台であるニューヨークにいると、世界をこうやって変えたいといういくつもの課題への思いと、それを達成するための壁やハードルの高さを同じ瞬間に味わうことになります。
自分の力不足を痛感しながら、それでも前に進みたい。

そんな私を、以前の留学先でもあるニューヨークは温かく迎え、包んでくれます。
ブライアントパーク、セントラルパーク、チューダーシティ、アッパーウエスト、そして客員研究員として過ごしたNYUのあるグリニッチヴィレッジ、友人の皆さん。
感謝です。

さて、千里の道も一歩から。
ロビイストをはじめは、月額30万円でニューヨーク兼ジュネーブで一人採用し、
行き来してもらうとして、そのコストは、年間480万円。
+ジュネーブ滞在旅費がとても高いので、+100万円でしょうか。

世界に向けたファンドレイジング活動を進めてみたいと思います。そして、支援者や私たちのスタッフとなってくださる方との、素敵な出会いがありますように。

https://funds.gofundme.com/dashboard/create

やはり夢は言葉にしていうことから始まりますね。
ということで、心に思っているだけでなく、ブログで公開いたします。


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