日記・コラム・つぶやき

2017年6月17日 (土)

山城さんのこと、沖縄のこと


ジュネーブでは、沖縄の平和活動家・山城さんと再開しました。
日本で大きく報道されているとおり、今沖縄で起きていることを訴えに国連人権理事会にこられたのです。
Okinawa_group


山城さんには、昨年9月に高江でお会いして以来。
非道な警察権力の横暴に立ち向かい、リーダー的な役割を連日果たされていました。

その後山城さんが逮捕され、5か月拘束。あまりにもひどいです。私たちも、共同声明を出しました。

山城さんは、1分半の発言時間を使って、NGOとして沖縄の状況を国連で訴えました。
とても力強い発言で、国連の会議場にひときわ声が響き渡り、大きな注目を集めました。
平和活動家の魂のこもった発言だということがわかり、演説後も多くの人が話しかけたり、激励したりしていました。
この1分半の国連での発言、私たちもいつも毎回国連人権理事会でやっていることですが、あまりインパクトがないと言われることもしばしばです。
ところが、山城さんの発言は全くそれとは違いました。発言の抑揚、まごころからの叫び、会場は静まり返りました。
1分半の発言が、人の心を打つ、そんな演説のしかたがあるんだと、私は驚き、学びました。
まさに人権活動家の真摯な発言がそこにはありました。


その後、日本政府の反論が行われ、会場は凍り付いた雰囲気になりました。
政府は、辺野古基地建設は、危険すぎる普天間飛行場を移すためだ、高江については訓練が必要、とし、
山城さんの逮捕は刑事訴訟法に基づく、等と説明したのですが、それを前提としても、
米国の危険な基地が日本の沖縄にあり、人々を苦しめていること、
住民が反対する建設が強行されていること、リーダーを逮捕したことはわかるわけで、会場の人々の心に刻まれたことでしょう。

米軍による基地占領、米軍による攻撃、侵略、干渉、代理戦争、多くの国が悲しみをもって経験し、悲しみと怒りをこらえながら生活しています。外交官のなかにもそうした背景を持ち、よりよい世界の構築のためにジュネーブで尽力している方々がいます。
そうした人々の共感を呼んだことでしょう。
サイドイベントにも多くの方が訪れ、真剣に耳を傾けられていました。
サイドイベントで流された映像は沖縄で起きている非道な現実を鋭くアピールする内容で、私も改めて憤りを強くしました。
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山城さんとお話する機会は限られていましたが、やはりオーラがあり、カリスマ的で、大きな人、誠実な活動家であることがちょっと接するだけでもわかります。

山城さんにおあいして、ネルソン・マンデラが獄中にいた際に、看守たちがみなマンデラの人柄に心酔し、感化され、尊敬の念を抱いて、いつまでも忘れずに記憶し続けていたというエピソードを思い出しました。

どんな困難な状況に直面していても、明るく、おおらかに、優しく、志をもって、毅然と日常生活を営む、そうした活動家のありようは人々に自然と自分の生き方を問い直させることでしょう。

改めてお人柄に深く感銘を受け、私はとても多くのことを学びました。
代表団の皆様お疲れ様でした。
私たちも微力ながら、沖縄における人権侵害を克服しようと格闘されている皆様のお力になれるようにしていきたいと思いを新たにしました。


ジュネーブにて想うこと

今週はジュネーブ。久しぶりです。
デイビッド・ケイさんの日本の表現の自由に関する調査報告書の発表に合わせて、こちらにきました。
既に大きく新聞に取り上げられていることと思います。
火曜日にはNGOとしてこの問題で公式発言の機会をいただき、下記で発言をしました。
金曜日はケイさんをお呼びしてサイドイベントも開催しました。

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ケイさんの報告やメディア報道などは、

https://this.kiji.is/247005086600496636?c=39550187727945729

http://www.news24.jp/articles/2017/06/13/10364087.html

http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/102659


などに多数紹介されていますね。


しばらくジュネーブの活動は、インターンや現地代表にお願いして、私はリモートで動いていたのですが、やはりネットワーキングもあり、ここにくることは重要。
「ひさしぶり」と声をかけてくださるNGOもとても多かったのですが、ジュネーブ代表が新しくなったNGOも多く1からネットワーキングをしました。

ハワイからきているNGOの代表は、2005年以来再開。
当時、横田洋三先生のもとでジュネーブ国連人権小委員会のインターンを私はしていて、これからも国際人権活動をしたいということを相談したら、
「自分でNGOをつくればいいのさ。ここにいる人間はみんな自分でNGOを立ち上げている。」
と教えてくれ、はっとしたのを覚えています。
バラ園を散歩しながら、その会話をしたのですが、今思えばそうしたことに大きな刺激を受けて、私がヒューマンライツ・ナウを立ち上げたわけで、心から感謝です。
そして彼のNGOは今もとてもアクティブに活動しています。

思えば、2005年に夏に三週間ジュネーブに滞在し、国連人権活動に触れたことが、ニューヨーク留学と併せて私を変えたのです。
横田洋三先生、林陽子先生はじめ、みなさまに改めて感謝です。

私がいく前週は、恩師であるフィリップ・アルストン教授(貧困問題の特別報告者)、いつも親切にしてくださるヴィティット・ムンタボーン教授(LGBTに関する特別報告者)もいらしていてお会いできなかったのが残念でしたが、善意の方々が本当にたくさん働いていらっしゃいます。

ところで、人権理事会では世界の人権状況に関する痛ましいニュースに多く接します。
トルコでは、アムネスティの代表がテロ容疑で逮捕、まったくの言いがかりのようで、衝撃が広がっています。
中国でもアルストン氏の調査に協力した活動家への深刻な報復があったそうです。
デビッド・ケイ氏をお呼びした私たちのサイドイベントには、世界各国から多くのNGOが参加されていましたが、日本の状況を知るとともに、表現の自由を弾圧された国々の状況をケイ氏になんとか助けてほしい、うちの国にも公式訪問してほしい、という強い願いを感じました。
私たちの活動対象国ミャンマーにもNGOはケイ氏の訪問を切望しています。
そしてイラクのNGOも。。。
私は2013年以降、イラクの先天性障害の子どもたちの問題について、国連健康の権利に関する特別報告者に調査に行ってほしいと働きかけていましたが、かないませんでした。
そして、そのような活動をしている間に、ISが登場し、イラクは再び泥沼の紛争に。。どれだけの命が奪われたことかと思うと、言葉がありません。いつも泣きそうになります。
是非イラクに訪問してほしいと思います。
状況が深刻すぎるゆえに、国連からアクセスを得られずに苦しんでいる人々、殺され続けている人たちが世界中にはたくさんいることを改めて痛感し、そうした国の皆さんのために、これからも尽力していかなくてはという思いを新たにしました。

同時に、そのような世界中の様々な深刻な人権状況の国からの数あるリクエストのなかで日本を選んでくださり、調査をしてくださったケイ氏には改めて感謝しかありません。
これは私たちにとっての大きなギフト・ベネフィットだということをもっと多くの人が認識してほしいと思います。
せっかく出された勧告をきちんと実現し、よい例をつくっていくことは、ケイ氏が訪問できなかった国々の人たちへの責任でもあるように私は受け止めました。
日本の現状はとても大変ですけれども!!!

ケイさんの討議は、こちらからアーカイブで見ることができます。
http://webtv.un.org/meetings-events/human-rights-council/watch/id-sr-on-freedom-of-expression-15th-meeting-35th-regular-session-human-rights-council/5468752878001

http://webtv.un.org/meetings-events/human-rights-council/watch/id-contd-sr-on-freedom-of-expression-17th-meeting-35th-regular-session-human-rights-council-/5468752883001

表現の自由の討議の際の私の発言はこちらです。

Human Rights Now

June 12, 2017
35th Human Rights Council
Agenda Item 3
Speaker: Ms. Kazuko Ito

Thank you, Mr President.
Human Rights Now, on behalf of broader civil society in Japan, welcomes the report of UN Special Rapporteur David Kaye on the freedom of expression in Japan.
We share the serious concern with threats against media independence highlighted in his report.
In recent years, the Japanese government has suggested use of the Broadcast Act to revoke broadcast licenses based on the content of reporting, which has caused an enormously negative impact.
Also, there has been serious threats and intimidation against journalist covering the issue of “comfort women” as indicated in the report. Indeed, such intimidation has caused a chilling effect for journalists to cover sensitive issues.
We call on the government to cease any interference against media independence, and publicly reject any form of threat and intimidation against journalists.
Unfortunately, the government has dismissed this report claiming that interviews it is based on are unverified and hearsay. However, this ignores the possible harm journalists face to publicly speak about internal matters.
Mr. President, we are gravely concerned about government ignorance and hostility toward the voices of UN special rapportuers. The government publicly announced that works of special rapportuers are merely individual opinions and justified their rejection.
Recently, the government strongly protested a letter sent by UN Special Rapporteur Cannataci over the Conspiracy Bill which risks interfering with civil society activity.
We strongly urge the Japanese government to respect the voices of UN special rapportuers and take concrete steps to implement the recommendations made by Mr. Kaye.
Thank you Mr. President and Mr. Kaye.

土曜日は、2005年に訪れたレマン湖のほとりのバラ園に行ってみました。のんびりできるおすすめスポットですよ。

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2017年6月 2日 (金)

家のこと。毎日をシックに暮らす方法

このタイトル、どこかで聞いたことありますよね?
そう、知っている人は知っている、
「フランス人は10着しか服を持たない2
今の家でもっとシックに暮らす方法」
です。
去年の2月頃に出た本だと思いますが、大ヒットした第1作よりも、
私はとても気に入りました。
今の家にうんざりしていて、引っ越したいなあ、と常々思っていただけに

今いる家でシックに暮らせる、という発想自体がとても素敵だと思って
目から鱗だったんですね。

でもいいなと思っても、すぐに実行できるわけではないので、実行するまでに長い時間かかりました。
で、しばらく紆余曲折ありつつも、自分流にようやくちょっとシックに暮らせるようになりました。

そのポイントはこんなところです。

1 断捨利  いわずと知れたところですね。基本です。物を捨てます。
2 収納   無印良品の「見せる収納」シェルフをたくさん使っていたのですが、多すぎる物をぎっしり詰め込んで、本当に暑苦しい感じになっていました。
そこで、180センチくらいのすごーくいっぱい入るシックな本棚を買って収納し、解決しました。
  シェルフも他の部屋に置いて活用しましたよ。
3 家具・インテリアの色調の統一
  実はこれが一番大事であることを強調したいと思います。
  これまでは、南仏風、イタリアっぽい花柄、アジアンテイストなどがごちゃごちゃとしてとても散らかった印象だったたリビングなのですが、これを全部シックな茶色、ゴールド、ベージュと緑、白に統一し、模様のテイストも同じにしたのです。
  ソファカバー、座椅子、テーブル、ラグ、クッションを同じ色調にしたら、とてもシックに。
  そして、バスタオルなど日常の物も茶色に揃えてみると。。多少いろんなものを置きっぱなしでも、シックで落ち着いた感じになるのです。
   まるでマジックのようでした。
  そのために何をしたかというと、注意深く、同じ色調、模様が同じテイストの物、しかもお値打ちの物を時間をかけて選び抜いたんですね。だいたいネット通販で高いものではないけれど、テイストにはとにかくこだわって、しばらくはずっと比較検討して、それで購入するんですね。
  こうしてインテリアを同じ色調にシックに揃えていったらある日どんぴしゃになりました。
4  あとは香りですね。これも高いものではないけれど好きな香りを統一しました。香は大事ですー!!

それまではというと、うちは戸建てですが、築40年くらいの古い家。
 今の家にうんざりして、いっそ全面リフォームしようかと思ってたのですが、リフォームの見積もりに時間がかかったので、少しずつ直していった。模様替えとインテリアの交換で対応したのです。
  そして、、、もうリフォームしなくても快適になりました。
  リフォームすると何百万円もかかるけれど、模様替え、一階と二階の家具を入れ替えたり、小さな家具やインテリア小物を買い替えたり、だけで済んだので、とても格安でした。
  全然お安いですので、お勧めします!!

そして、統一感があるので、以前のごちゃごちゃしたインテリアよりも心が落ち着いて休まるんですね。

あと、結果的に良かったのは、二階のトイレと私の部屋。
トイレの小物・備品を時間をかけて選びまして、ここもテイストを統一させて、とても素敵な空間に仕上げました。
そして、ウォークインクローゼットの出来損ないみたいだった私の部屋をサンルーム風にして、ラタン調の家具を揃えたところ(家の他の場所にあった家具を集結させて)とてもいい感じ。
いずれも一切リフォームせずに変えたのです。
毎朝起きてすぐに行く所や、朝日をあびながらコーヒーを飲んだりヨガをしたりするところが落ち着く感じだと、毎日が朝から幸せな感じですね。

 そんなわけで、快適な暮らしが手に入りました。肝はやはりインテリアの統一だと思います。
 そのためには今までのインテリアを捨てる勇気も必要ですが、支出するコストはそんなに大きくない。
 そして、実は使える家具がおかしな組み合わせのなかで実力を発揮できていないだけってことが多いので、そこに気付くことです。極力今ある物を大切にして、模様替えでインテリアの統一をなんとか実現していくことができます。
 うちはそうしたので、必要最小限で済んだのです。
 お金をかけずに今ある家をお気に入りにしていく、そしてシックに落ち着いた暮らしをする、とてもいいことですので、是非お勧めしたいですね。

2017年5月24日 (水)

共謀罪可決で沸き起こる、強い違和感

5月23日、衆議院本会議で、いわゆる共謀罪(テロ等準備罪)が可決しました。
共謀罪は、犯罪の実行のはるか以前の「話し合い」の段階の行為を処罰しようとするもの。内心を処罰することにつながりかねないことから、戦後、単なる共謀は原則として処罰しない、という大原則が確立し、運用されてきました。
ところが、今回の法案では、一気に277種類にも及ぶ罪について、「話し合い」の段階の行為が処罰対象となるというのです。まさにショックドクトリン。一気呵成に責めているわけです。

政府は、「組織的犯罪集団」の行為を罰するもので、「一般人には関係ない」と強調しますが、「組織的犯罪集団」とはとてもあいまいな言葉。政府は、NGOや労働組合などであっても当局が団体の性質が変化したと判断すれば、捜査・処罰の対象となりうるとしています。
そう、労働者や市民団体が狙われる危険があるのです。
単なる話し合いが罪となり、捜査の対象となると、私たちひとりひとりの内心の自由、表現の自由が脅かされる危険が高まりますし、プライバシー侵害も心配です。。

こんな法案、当然代議制民主主義のプロセスできちんとチェックしないといけないはずです。

ところが、政府与党は議会軽視。
衆議院の質疑は法務大臣の迷走答弁で時間が過ぎ、なんと30時間で審議打ち切り、採決になってしまったのです。本来、277の犯罪ひとつひとつに十分(一犯罪に30時間でも足りない!!)時間をかけて議論すべきはず。あまりに拙速です。

そして、国会に上程される前にも、市民社会や国民との十分なコンサルテーションもありませんでした。
この法案、ぎりぎりまで法案は示されず、突然閣議決定されて、3月に上程されたのです。
有識者会合があったわけでも、パブリックコメントに付されたわけでも、地域公聴会が開かれたわけでもない、こんな重要な法案なのに、市民の意見を聞くプロセスもありませんでした。

そんななか、5月18日、国連の人権理事会の選任した「プライバシーの権利」に関する特別報告者であるジョセフ・カナタチ氏が、事態を深刻に懸念して安倍首相に書簡を送り、プライバシー権侵害の懸念を払しょくするよう求めました。ところがこれを受けた政府対応は驚くべきものでした。

菅官房長官は、特別報告者の懸念を強く否定、「恣意的運用の虞は全くない」と言い切り、そもそも書簡を送ったことに「強く抗議した」そうです。さらに国連特別報告者は国連を代表せず、個人の見解を言うに過ぎない、と言い張ったというのです。

菅義偉官房長官は22日午前の会見で、人権状況などを調査・監視する国連特別報告者が「共謀罪」の趣旨を盛り込んだ組織犯罪処罰法改正案はプライバシーや表現の自由を制約するおそれがあるとの書簡を安倍晋三首相に送ったことについて、「不適切なものであり、強く抗議を行っている」と述べた。

菅官房長官は「特別報告者という立場は独立した個人の資格で人権状況の調査報告を行う立場であり、国連の立場を反映するものではない」と強調。「プライバシーの権利や表現の自由などを不当に制約する恣意的運用がなされるということはまったく当たらない」との見方を示した。


https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170522-00000039-reut-bus_all


まさに色をなして強く抗議したわけですが、そういう姿勢こそ、強権的で怖いのだ、ということに気が付かないのでしょうか。これが日本のメディアなら、「不適切」と言われて震え上がってしまい、萎縮してしまうでしょうが、国連特別報告者は一切ひるまず、再反論をしています。

菅長官については私もブログで取り上げている通り、AV出演強要問題に取り組むことを決断するなど、最近の嬉しいニュースにもかかわられていただけに残念です。

実は日本は昨年、国連人権理事会の理事国選挙に立候補、「国連特別報告者と対話、協力していく」との公約を掲げて、当選し、今や理事国となっています。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/files/000175307.pdf

世界に理事国は47か国、世界的に高い人権の水準を国内でも維持することが期待されるポジションです。

世界の人権基準に照らして疑問を呈されたら、真摯に受け止め、立ち止まってしっかり検討し、対話を尽くすべきでしょう。「なんで日本だけ狙い撃ちされるのか? 」などと激怒するのではなく、冷静に対話して世界に範を示すことが求められているわけです。
それが「強く抗議」とはおよそ外部からの批判を受け付けない強権的な姿勢ではないでしょうか。
そして、恣意的濫用の危険がない、と言い張るのも危険です。

権力は誤りうる、だからこそ謙虚に、市民や国連の声に耳を傾けてこそ暴走を抑止する、そうした自制の意識が全く見られません。

このまま、この法案が通ってしまったら私たちの自由はどうなるのか、本当に心配な状況です。

今からでももっと声をあげ、大きくしていく必要があります。


同じ5月23日、イギリスのマンチェスターで痛ましいテロがありました。一部に「だから共謀罪が必要」という声もあります。
しかしそうでしょうか。
考えてみると、イギリスやフランスは、日本より厳しいテロ対策や処罰を認めているのです。それでもテロが後を絶たないのはなぜでしょうか。
ナチスのヒトラーが人権をはく奪する全体主義社会をつくり、欧州各地を占領した、最悪の恐怖政治のなかでも、レジスタンス運動は広まりました。
さらにテクノロジーが進化した今日、仮にどんな監視社会をつくり、自由をはく奪してもテロを完全に防ぐことはできないでしょう。
私たちはどこまで自由を制約する社会に舵を切るのでしょうか。

共謀罪のように一般人を監視し自由を奪うことが果たしてテロの抑止や平和で安全な社会の構築につながるのか、犠牲者の方々のご冥福を祈りながら、立ち止まってよく考える必要があるはずです。

2017年5月 9日 (火)

フランス大統領選挙 雑感

フランス大統領選挙。
私が「ベルばら」の時代からあこがれ続けてきました、自由、平等、博愛の国フランス。
ルソー、フランス革命、パリコミューン、対独レジスタンス、サルトル、5月革命etc
私に様々な理想というものを教えてくれた国でした。自由や個人主義、リベラルであること、孤独と勇気など。

最近は失望することばかりで、オランド大統領など蛇蝎のように嫌っていた私ですが、
今回ばかりは心底心配しました。

結果としては、極右が指導者にならなくて安堵です。

https://mainichi.jp/articles/20170508/k00/00m/030/103000c

分断、排外をなくすために力を尽くしてほしいと思います。
同時に、これが解決ではありません。マクロン氏には、労働者の声にきちんと耳を傾けてほしいです。
私はEUの体現する人権的価値には賛成ですが、経済面では大いに問題があると考えています。
各国を緊縮で苦しめるEUのあり方は早急に再考をすべきです。
EUは、選挙結果を手放しに喜ぶべきでは決してありません。

ところで、まったく別の話に脱線ですが、マクロン氏については、年の差婚が大いに話題になっていますね。

http://withnews.jp/article/f0170425004qq000000000000000W03510101qq000015091A

私はこの夫人のブリジッドさんの表情に注目しました。
25歳年上というブリジッドさんは若々しく、自信に満ち溢れている印象が素晴らしいですね。
自由で意思が強く誇り高い女性だということが一目で伺えます。
私が影響を受けた映画にスーザン・サランドン主演の「僕の愛しい人だから」がありますが、その映画をちょっと思い出させました。
スーザン演じるダイナーのウェイトレスをしている40代くらいの女性は、若い金持ち男性と付き合い始めますが、年上の彼女は、それでも「私は私」という強いプライドを持っていて誇り高い。
家がめちゃくちゃなんですが、それも含めて自分だということで決して卑屈になったり、彼の顔色を窺ったり、おどおどしたりしない。
年下の男性は、その堂々とした彼女らしいごまかしのない生き方に真実を見て、心から彼女を尊敬し、愛するという話ですね。
ブリジットさんはとても魅力的に見えますが、年の差婚を貫く過程で、絶対彼の顔色を窺ったりせずに堂々と、のびのびと自分らしく生きてきたに違いない、と見えます。

私もパートナーとの関係は、そのようにしていこう、と若いころに心がけるようになり、いつしかすっかり板についてそれが自然になっています。

年の差婚ではありませんが、夫は私をある意味、尊敬しているように見受けられます。
ちなみに、大事なのは傲慢やわがままであることと自信があることは全然違うということです。
平たく言えば、いい意味のアサーティブ。

是非日本の女性の中にもそういう人が増えていくといいなあ、と願わずにいられません。

ただ、フランスでは、大統領とパートナーの関係が日本にはない斬新な感じなことについつい目を奪われがちなのですが(サルコジもオランドもなぜか大変もててましたね)、実は政治はむちゃくちゃということが最近続いてますので、しっかり政治をみていきましょう。

2017年2月 1日 (水)

世界が不安な今こそ! 2月11日世田谷×イベント 保坂区長×上川あやさん×塩村あやかさん×五野井郁夫さんと人権を語ろう。

トランプ政権の人権侵害の嵐吹き荒れる昨今、これからの世界はどうなってしまうんだろう。。と不安ですよね。
私もそんな一人です。しかし、自分たちのできることを考えたり、語り合ったり、思いをわかちあいながら前に進むことが必要かなと思います。

このたび、ヒューマンライツ・ナウでは、2月11日に、
人権・ダイバーシティ等の課題について、世田谷区長保坂展人氏をはじめ、
世田谷区選出の区議、都議としてLGBT、ジェンダー等の問題で発言されている
上川あや氏、塩村文夏氏、そして、ヘイトスピーチや排外主義の問題で積極的な発言を続けられている
高千穂大学の五野井郁夫教授をお迎えして、下記のイベントを開催することになりました。
世田谷区の後援をいただき、自治体から人権課題を切り開くという期待をこめて開催したいと考えておりますので、
是非皆様にはご参加いただけると嬉しいです。転送も歓迎です。
何卒よろしくお願いいたします。

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【イベント】世田谷区×人権
~保坂区長とともに人権・ダイバーシティについて語ろう~
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多様性が尊重されるはずの21世紀。
それなのに、ヘイトスピーチ、セクシュアル・ハラスメント、LGBTの方々の訴え、障がい者の方々 をめぐる問題など、いま私たちの身近なところで、「人権」という考え方の大切さを考えさせられる出来事が相次いでいます。
そんななか、この世田谷区では、人権についてどんな取り組みが進もうとしているでしょうか。
自治体から社会全体にどんなメッセージを伝えることができるでしょうか。
そして市民ひとりひとりは何ができるでしょうか。
世田谷区長と、人権をめぐって活動や発言を続ける方々をお招きして、大いに語り合いたいと思います。どなたでも是非ご参加ください。

【日時】2017年2月11日(土・祝)13:30~16:30

【場所】成城大学 3号館 311教室
   〒157-8511 東京都世田谷区成城6-1-20
   (小田急線「成城学園前」駅より徒歩約3分)

【参加費】 1,000円(資料代として)

【講演】
◇世田谷区区長 保坂展人氏
1955年、宮城県仙台市生まれ。高校進学時の内申書をめぐり16年にわたる内申書裁判をたたかう。その後、教育ジャーナリストになり、80年代半ばから、故・牟田悌三氏(09年没)とともに、チャイルドラインの開設など「いじめ」問題に奔走。96年より09年まで衆議院議員を3期11年(03~05年を除く)務め、「児童虐待防止法」の制定などに深く関わる。2011年4月より現職(現在2期目)。住民参加と協働の場づくりを進めるとともに、子どもや若者支援に精力的に取り組む。「88万人のコミュニティデザイン」(2014年・ほんの木)、「闘う区長」(2012年・集英社新書)ほか、著書多数。

【パネリスト】
◇東京都議会議員(世田谷区選出 無所属) 塩村文夏氏
「制度改革」「待機児童」「女性の復職問題」「いじめ」「子供達の教育」「動物殺処分問題」をはじめとする問題に取り組み、「世界に誇れる魅力的な都市・東京」を目指し、活動を行っている。東京みんなの改革 代表、厚生委員会 副委員長(2013~2014)、公営企業委員会委員、動物愛護管理審議会委員(2013~)などを務める。

◇世田谷区議会議員(無所属) 上川あや氏
2003年4月、日本で初めて性同一性障害を公表の上、世田谷区議会議員選挙に立候補し、当選。現在4期目。2012年6月、在日アメリカ大使館より「国際勇気ある女性賞(Woman of Courage Award)の日本代表に選ばれた。文教委員会委員、公共交通機関対策等特別委員会委員を務める。

◇高千穂大学教授 五野井郁夫氏
1979年東京生まれ。政治学者・国際政治学者。民主主義を研究。「立憲デモクラシーの会」呼びかけ人。朝日新聞WEBRONZA、『現代用語の基礎知識』等で政治分野の執筆者を務める。差別主義とたたかい、2013年に新語流行語大賞トップテン受賞。『リベラル再起動のために』(毎日新聞出版、2016年)ほか、著書多数。

◇ヒューマンライツ・ナウ事務局長/弁護士 伊藤和子氏
1994年弁護士登録。女性、子どもの権利、えん罪事件など、人権問題に関わって活動。米国留学後の2006年、国境を越えて世界の人権問題に取り組む日本発の国際人権NGO・ヒューマンライツ・ナウを立ち上げ、事務局長として国内外で現在進行形の人権侵害の解決を求めて活動中。著書に「人権は国境を越えて」など。

<参加申込>
■参加申込・事前お支払い
Peatix からチケット購入をお願い致します。
販売期限: 2017年2月11日(土)13時30分
※コンビニ / ATM でのお支払いは、2017年2月10日(金)で締め切られます。

■参加申込・当日お支払い
参加申込フォーム からお申込み下さい。

■上記からのお申込みが出来ない場合は、お手数ですが、HRN事務局(info@hrn.or.jp)宛に、件名を「2/11世田谷区×人権イベント参加希望」として、お名前、ご連絡先を明記してお送り下さい。

<主催>認定NPO法人 ヒューマンライツ・ナウ(HRN)
<後援>世田谷区

<お問い合わせ>
認定NPO法人 ヒューマンライツ・ナウ(HRN)事務局
Email:info@hrn.or.jp


2016年11月20日 (日)

ドンムアンのスタバにて

今日からミャンマー出張です。トランジットで久しぶりにドンムアン空港。
スタバでリラックスしています。
出張は仕事ですが、海外に来るとおおらかな気持ちになり、とてもリラックスするのはなんでしょうね。
特にタイをはじめ東南アジア。
日本で仕事やら懸案があっても、のんびりした気持ちになり、すべてまあ、なんとかなると思えるんですよね🎵
人生は素晴らしい贈り物と思います。
もちろん東京に自宅があり家族もいてそこが安住の地であるものの、東南アジアはまた別。
いろんな苦難や人権問題がここにはありますが、それでも。。。
20年以上前に魅せられて以来長いおつきあいで、いまもアジアに関わるお仕事をさせていただけることを、とても幸運に思っています。

2016年11月17日 (木)

池田信夫氏に対する訴訟・来週11月24日判決です。

【ご報告です】

  池田信夫氏に対して私が提訴した名誉棄損訴訟は、9月に結審し、あとは判決を待つばかりとなりました。
判決期日は、

2016年11月24日(木)午後1時15分~ 東京地方裁判所4階・411号法廷

 と指定されました。
 4月に提訴したばかりなのですが、本当に早いですね。
その原因としては、池田氏があまり争わなかったことがあると思います。
今回の訴訟では、
  
 国連特別報告者に対して私が「日本の女子高生の30%が援助交際をしている」と虚偽の報告をした

 という趣旨の池田氏の言動が事実に反することを問題にしたわけですが、池田氏は、この内容が事実であることを示す立証を一切しませんでした。   
  池田氏の反論書はわかりにくい内容なのですが、「実はそういう趣旨で発言したわけじゃないんだ」というような主張になっているのです。

   しかし、そのような発言をしたことは多くの方が確認されていますよね。
   なぜ根拠がないのにこのようなことを断定したのか。何の根拠もないのにどうして事実に反する噂を流して、人を貶めたのか、私としては本当に許しがたい思いを抱えています。
   しかし、池田氏の証人尋問もなく、どうしてこのようなことを言ったのか、わからないまま結審となりました。

   また、Twitter上で池田氏は、私が「スラップ訴訟をしている」などと非難していましたが、そのような権利濫用等の主張は一切ありませんでした。
 

   私と同様に社会的な発言したことを理由に、事実無根の攻撃や嫌がらせを受けている女性たち(本当にたくさんいらっしゃいます)のためにも、ぜひ勝訴したいと思っています。
   裁判所にはぜひ公正な裁判をお願いしたいと思っています。

  判決は私も聞きに行こうと考えていて、来週のミャンマーへの出張から帰国することにしました。
  メディアの方にはぜひ来ていただければと思います。また関心のある方の傍聴も歓迎です。
  
  みなさまに良いご報告ができるといいなと思っています。どうぞみなさまのご支援、応援をよろしくお願いいたします。

2016年10月31日 (月)

今年も開催・11月19日世界子どもの日チャリティウォーク&ラン

みなさん、お元気ですか。
ちょっと寒いけど、スポーツの秋ですね♪
さて、11月20日は、国連が定めた世界子どもの日、国連子どもの権利条約が誕生した日でもあります。
ヒューマンライツ・ナウでは、この「世界子どもの日」を記念して、
11月19日(土)に恒例の「 世界 子どもの日 チャリティ ウォーク&ラン2016 」を今年も開催いたします。

今年で7年目となる「 世界 子どもの日 チャリティ ウォーク&ラン 」。
世界には、教育を受けられずに、貧困に苦しんでいたり、兵士として戦争に行ったり、
労働させられたりしている子ども達がたくさんいます。
また、身近な暮らしの中でも、いじめや差別に苦しんでいる子どもがいます。
こうした問題の解決に「イベントに参加すること」「歩き走ること」「知ること」
を通じて是非貢献していただくのが今回のイベントです。

会場では、世界の子どもたちの状況やヒューマンライツ・ナウの取り組みの展示、
子どもの人権を守るためのフォトアクション・コーナーも設置しています。
閉会式では、HRNが主宰する中高生による映像スピーチコンテスト優勝者による
子どもの権利に関するスピーチも予定されています。

当大会の収益は、ヒューマンライツ・ナウが関わる、子どもの人権をはじめとした
人権侵害をなくすためのプロジェクトの活動資金として大切に使わせて頂きます。

お友達と、ご家族で(親子・カップル参加を歓迎しています)、職場のご同僚と、
もちろんおひとりでも楽しめますので、ぜひご参加ください。


エントリーの締切は11月6日(日)です。
詳しい内容は下記、および「世界 子どもの日 チャリティ ウォーク&ラン 特設サイト」をご覧ください。
< http://hrn.or.jp/run/ >
申し込みは、https://www.sportsentry.ne.jp/event/t/66551
または、http://runnet.jp/entry/runtes/user/pc/competitionDetailAction.do?raceId=133915&div=1
に直接していただくことができます。

私も当日参加していますので、スタッフともども、心よりお待ちしています。

併せて、同じく世界子どもの日を記念して、中高生の映像スピーチコンテストを実施中です。
世界と日本、子どもの人権について子どもたちにスピーチを応募していただくこの企画、
日本にもたくさんいるマララさんのような勇気のある子どもたちを応援する企画で、
濱田邦夫さん、堀潤さん、安田菜津紀さんら審査委員が応募をお待ちしています。
こちらも11月6日締切ですので、是非周囲におすすめいただけると嬉しいです。
http://hrn.or.jp/speech/

どうぞ、よろしくお願いいたします。

ヒューマンライツ・ナウ事務局長  伊藤和子


~・~・~ 今年は「子どもの権利条約」が発効されて26周年 ~・~・~

「子どもの権利条約」は、1959年に国連で宣言され、1989年に採択、翌1990年に
国際条約として発効された、世界中の全ての子どもたちが持つ権利についてまとめ
られたものです。条約が採択された11月20日が「世界子どもの日」と定められました。


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◆ 11/19(土)「世界 子どもの日」チャリティ ウォーク&ラン2016 ◆
        会場:日比谷公園~皇居周縁

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開催日: 2016年11月19日(土)
場 所: 皇居周縁
集合場所: 日比谷公園 健康広場

《5kmウォーク》
開会式: 9:00 スタート 9:40

《5kmラン、10kmラン》
開会式: 9:40 スタート 10:30~
閉会式:12:00~

◆参加費用
《ウォーク、ラン》
大人:5,000円
学生:2,500円
小学生:1,000円(保護者同伴)
未就学児:無料

《リレー》 (4人1組)
大人4名:16,000円
学生4名:8,000円


◆参加申込方法
エントリーは【「世界子どもの日」チャリティ ウォーク&ラン】
特設ホームページよりお願い致します。< http://hrn.or.jp/run/ >
スポーツエントリー
https://www.sportsentry.ne.jp/event/t/66551
または、ランネット
http://runnet.jp/entry/runtes/user/pc/competitionDetailAction.do?raceId=133915&div=1
に直接申し込んでいただくことができます。

<主催・お問い合わせ>
国際人権NGOヒューマンライツ・ナウ 
info@hrn.or.jp 担当/宍倉


2016年10月30日 (日)

いつも最高の季節を生きていきたいな。

ニューヨークから帰国して、日本は秋が深まり寒い。。
ニューヨーク滞在中も突然寒くなり、私はすっかり風邪をひいて、今週も引きずっていました。
ちょっと前までまだ暑くて、そしてきんもくせいがいい香りがして。。
日々あっという間ですね。

今年は11月にジュネーブとミャンマーに行く予定でしたが、さすがにジュネーブは断念し、出張は一度に。
HRNの重要なイベントもありますし、そろそろ年末にむけて仕事も頑張らないといけないですね。

でも昨日改めて思ったのですが、人生は一度きり。
毎年くる季節。ひとつひとつの季節を大切に、これまでの人生のなかで最高に素敵な季節にしたいと思います。

仕事の合間に、紅葉をあちこちで満喫したり、お酒を楽しんだり、
ハロウィンやサンクスギビングなどのイベントを楽しんだり、
おいしいものを食べたり、ガーデニングやヨガを楽しんだり、
ジャズやいろんなコンサートに出かけたり、
芸術&アートに触れたり、友人とのひとときを大切にしたり
新しい人との出会いをたくさんつくったり。

したいなあと思うのです。ただし、なるべくお金をかけずにね☆☆

いつも今が最高といえる日々を過ごしたい。これまでよりもっと先にいき、プラスアルファを生きたい。
そんなことを心がけてすごしたいです。


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