司法研修所25年 なつかしいあの頃!
いつまでも昔と変わらないライフスタイルを続けている私ですが、
なんと司法研修所25年
ということで、記念式典に昨日行ってきました。
司法研修所とは、司法試験を合格した人々がいく研修期間で、
集合して座学をする研修所での修習と、
裁判、検察、弁護にわかれての実務修習をあわせたもの、
当時は2年間研修して実務についたのです。
私が合格したのはバブル真っ最中の1991年。
当時は合格者は500人しかおらず、研修所もほのぼのとしており、
待遇もよく、断崖絶壁の司法試験受験生活を解放され、
本当に能天気に遊んでいた友人たちですね。
座学の研修は3時で終わってましたので、
アフター3は遊び放題飲み放題、
スキーやテニス、カラオケなど(男性は女性に隠れて合コン)、
とにかく遊んでばかり過ごしたもので、
そうしたときの友人と会うと本当になつかしいものです。
(その後、1994年に実務についたころにはバブルも終わり、
厳しい時代となりましたが。。)
ところで、同期といえばこの方、岡口判事も式典・懇親会に参加していました。
ツイッターをやめなければ裁判官クビ、とパワハラされたということ。
ひどいですね。同期の多くは岡口さんを応援しています。
これは、一人の裁判官の問題ではありません。
内部にいる人の表現の自由、言論の自由を抑圧する裁判所、
パワハラを指摘されても顧みないような人権感覚に乏しい裁判所が
本当に、弱者の最後の権利の砦になれるでしょうか。
私たちの自由を守ってくれるのは、最終的には司法です。
変な抑圧的な立法ができた時、「おかしい」と言って違憲判断をしてくれるのは司法です。
だから、裁判官の自由というのは、私たちの自由に直結する問題なのです。
物が言えない裁判官はきっと私たちの権利も守ってくれません。
是非応援してください。
クラス別懇親会では、教官に渡す花束をご好意でいただいてしまいました。
恐縮です。これからも精進いたします。
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