ニューヨークにて かなえたい夢がある。
今週はニューヨーク出張です。
ニューヨークは国連総会のシーズン、総会というと、9月に世界の首脳がスピーチして終わりでは?と思う方が多いと思いますが、あれはプレナリーというオープニングにすぎず、そのあと12月まで実は続いているのです。総会の結論は決議という形で12月頃に採択されます。
各委員会に分かれて議論が本格的に進むのが今の時期。そこでNGOもなんとか議論に影響力を与えたいと、先週末くらいから世界各国からやってきたロビーに余念がありません。
今は、武器の不正取引をなくす課題、ドローン兵器の使用制限、核軍縮などの課題が第一委員会で討議されていますね。紛争下での人権侵害をなくすために大切なことです。ばりばり頑張っているNGOが神々しいです。
人権を扱う第三委員会の討議はまさにこれから佳境になります。
私たちヒューマンライツ・ナウの国連総会での影響力は、まだまだ限られていて、なんとかしたい!と思っています。
ヒューマンライツ・ナウのニューヨーク事務所はインターン、ボランティアに支えられていますが、なんとか有給スタッフを採用したい、と強く思います。
優秀なロビイスト・コーディネーター兼ファンドレイザーをニューヨークにて常駐させているだけなのにすごい影響力のある国際NGOがあるのをみたりすると、とても刺激を受けます。
それには資金が必要ですが、なんとか早く実現したい!と思います。
ジュネーブとニューヨークに一人ずつ、優秀なロビイストを採用して、世界を変えるお手伝いをもっと効果的に進めること、それが私の、かなえたい目下の一番の夢です。
紛争下で罪のない人が殺され続けるそんな世界
女性や子どもが暴力や人身売買の被害にあい続けるそんな世界
人権活動家が迫害される世界
グローバルビジネスが人々を過酷労働に駆り立てて搾取している世界
グローバルな市民社会とのネットワークを強化してこうした問題を解決する一翼を担いたい
そう思い続けています。そして、NYにくると改めて思いが強くなります。
世界が近いところにある、国際政治の舞台であるニューヨークにいると、世界をこうやって変えたいといういくつもの課題への思いと、それを達成するための壁やハードルの高さを同じ瞬間に味わうことになります。
自分の力不足を痛感しながら、それでも前に進みたい。
そんな私を、以前の留学先でもあるニューヨークは温かく迎え、包んでくれます。
ブライアントパーク、セントラルパーク、チューダーシティ、アッパーウエスト、そして客員研究員として過ごしたNYUのあるグリニッチヴィレッジ、友人の皆さん。
感謝です。
さて、千里の道も一歩から。
ロビイストをはじめは、月額30万円でニューヨーク兼ジュネーブで一人採用し、
行き来してもらうとして、そのコストは、年間480万円。
+ジュネーブ滞在旅費がとても高いので、+100万円でしょうか。
世界に向けたファンドレイジング活動を進めてみたいと思います。そして、支援者や私たちのスタッフとなってくださる方との、素敵な出会いがありますように。
https://funds.gofundme.com/dashboard/create
やはり夢は言葉にしていうことから始まりますね。
ということで、心に思っているだけでなく、ブログで公開いたします。
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