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2015年10月17日 (土)

SEALDs女子学生への罵詈雑言は許されない。

安保法制を通じて、SEALDsの皆さんの活躍が素晴らしいことについては、今さら言うまでもなく、私も彼らに感動し、リスペクトしてやまない者の一人だ。

なかでも、本当に若い女性たちがさっそうと発言して、行動してくれていて、その勇気が素晴らしい。

ところが、ここでも、女性であるが故なのか、セクハラ的、ヘイト的な罵詈雑言の標的に、男性以上に女性がなっているように見受けられる。
SEALDsの女子学生に対する罵詈雑言がTwitterという匿名性のある手段を用いて、匿名の人間からくりかえされているようだ。
以下に垣間見える、酷い内容。

https://twitter.com/QueenWaks

そして、それに対するリプライをめぐってまた非難が集中する。

洪水のような人権侵害に絶えない限り、若者が公然と権力に異議申立できない日本の状況は放置できないレベルだと思う。

例えば、「 首をつって死ね」などという言動があるが、こうした言動が直接向けられているのは明らかな犯罪である。
ほかにも、脅迫・名誉棄損・侮辱に該当する言動が繰り返されてる。公然と行われている犯罪の放置。警察は何してるのだろうか。厳正に取り締まるよう求めたい。

ご本人の意向はよくわからないのだが、市民社会としてもこういうことは許されないという声がもっとあがっていくべきではないか。

ヘイトスピーチと同じであるが、こんな奴らは無視して頑張れとか、あなたの言い方やアプローチにも落ち度があるんでは、とか、傍観者は言いがちである。
しかし、罵詈雑言受ける人たちの立場に立つと、そのような傍観者の心無い発言がどれだけ当事者を傷つけるか想像してほしい。無条件に、許さない、という怒りを共有して声を周囲から挙げていく必要があるかと思う。

声をあげた勇気ある人への攻撃を見て見ぬ振りする社会は最悪である。

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