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2015年3月16日 (月)

ニューヨーク 懐かしい場所・原点に戻る

引き続き、ニューヨーク出張のご報告です。

■12日木曜 原点に戻る。

この日は、午前 ダウンタウンにある著名な国際人権団体で打合せをしました。
ニューヨーク大学留学中、ともに人権を学んだ仲間たちがニューヨークの国際人権団体の第一線で活躍している姿をあちこちで見ることは嬉しいものです。そしてそうしたネットワークは私にとって貴重な財産です。
この日の会合の内容はこれもまた、お話しすることが出来ませんが、大変有意義で建設的なMTGでした。
いろんなことがとんとんと決まり、アメリカ式打合せはこうじゃなくてはね、と思った瞬間。
ダウンタウンにきたので、この日も弾丸で、自由の女神・グラウンドゼロを急ぎ足で観光。
自由の女神は私にとってスーパーパワースポットであり、自分の原点を確認する場所なのです。

初めてここに来たのは、初めて訪米した(ハワイ以外で)1996年、その時に感じた米国の矛盾、世界の矛盾、それを変えたいという思いは今も変わっていません。2004年からの留学中も時々訪れました。
その頃のひたむきな思いを思い出し、原点に帰る瞬間、これてよかった!!!
Img_23381_ny


その後、超スピードで湾岸の道をタクシーに飛ばしてもらってUNに戻り、韓国政府主催の「戦時性暴力」に関するイベントに出席。
関係者とご挨拶・懇談。特に元国連特別報告者のゲイ・マグドゥーガル氏は30分ほど私たちのために時間をとって質問に応えたり激励してくださったりしました。
その後再び、国連会合を傍聴。
また、この日から国連では、国連本部ビル1階で「女性と奴隷」という展示が始まり、オープニングセレモニーにも参加してきました。

ここに慰安婦問題のような「性奴隷」という視点はなく、主に、黒人奴隷の女性たちの生活、被害、そして解放までの道のり、ハリエット・タップマンのように奴隷解放闘争に立ち上がった女性などを紹介するコンパクトな展示です。つくづく感じたのは、特に解放への道のりに女性たちが主体的な役割を果たしたり、アメリカ文化に黒人文化を継承する役割を担ったりと、黒人奴隷の女性たちが、「慰安婦」とされた方々より主体性と尊厳を持ち得ていた、ということ。そして奴隷制という過去の歴史的事実をきちんと認め、公明正大に語り継いでいくことに米国が何らの躊躇いも示していないのに対し、いまだに「慰安婦」とされた方々が「性奴隷」であることを執拗に否定しようとする日本政府の姿勢の、あまりの乖離でした。
Img_23711slavery


この歴史への誠実さの違いはいったいどこから来るのだろうか、と考え込みました。
夜は夕食会合がキャンセルとなり、ミュージカル・ウィキッドへ。
ガールズエンパワーと言えば、これです。自分に備わった力がたとえ、親から祝福されたものでも、周囲が典型的に女の子に求めるものでないとしても、
自分の力を押し隠すのではなく、解き放って、自分を信じて強く生きることを選択した女性の勇気あるストーリー。感動です。

■13日 金曜日 最後にいろいろ
午前から午後にかけて、立て続けに、HRNのニューヨーク現地法人立ち上げの打合せ&スカイプ会議。なんとかかたちになりそうです。
オフィスをシェアしているピースボートさんや、ビルでご一緒している国際人権NGOの方々とMTG。国連会合を傍聴。
そして、夜はお友達と、留学時代によく行っていた、懐かしい日本食料理店に。
実は、以前住んでいたアパートメントの近くにあった行きつけの日本料理屋さんがなくなっていて寂しく思っていたところ、
ミッドタウン・ウェストに移動しているのを発見。「こんなところでいい?」と聞く皆さんに、「私の行きつけのお店です!」と激しく同意。おもえば、風邪を引いた日もへこんだ日も私を温かく迎えてくれた異郷の地NYのサンクチュアリのような日本料理屋さん。また訪れることができてうれしかったです。
NYで大学教員をされている先生に、Occupy運動の際に何が起きていたのか、何が得られたのか、など教えていただいたりして、勉強になりました。
その後、NY在住の日本人女性ジャーナリストの方と合流し、タイムズスクエアを見下ろすバーでおしゃべり。

14日土曜日 帰国

お昼の便で帰国なのですが、留学中、土日の朝によくだらだらと過ごしていた、NYU近くのダイナーで朝ごはん。またまた、出発日に、超時間がなかったけれど、強行しました。
懐かしいアメリカ・ダイナーのブレックファースト。堪能しました。
空港で、今回御一緒したWAMのわたなべさんと情報交換&いろいろご相談。

こうして懐かしいもの・人に囲まれたり再会したりして、ニューヨークの1週間が終りました。
エネルギーもいろいろともらいましたので、明日からまた、がんばります。

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