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2014年12月30日 (火)

歴史の曲がり角か。

今年はイラク、シリア、パレスチナ、本当に悲惨極まりない戦闘により、たくさんの人たちが殺された、その意味で大変悲しい年でした。
そして日本でもヘイトスピーチや歴史修正の問題、憲法に反して集団的自衛権行使容認の閣議決定をするなど、ゆゆしき事態が続いた年だったということができるでしょう。
厳粛にその事実を私たちは見つめる必要があります。
日本は今や全体主義に近づきつつあり、洪水のようなプロパガンダのなかで人間らしさ、まともな理性をどこまで声を大にして叫んでいくかが、かなり私たちに問われている時代といえるでしょう。

一年間私たちも頑張ってはきたけれど、政府はさらに先に行こうとしている。

ひとつはこのニュース。

他国軍の後方支援に恒久法 自衛隊派遣容易に 政権検討

朝日新聞デジタル 12月29日(月)5時2分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141229-00000002-asahi-pol

 安倍政権は、来年の通常国会に、自衛隊による米軍など他国軍への後方支援をいつでも可能にする新法(恒久法)を提出する検討に入った。首相周辺や政府関係者が明らかにした。これまで自衛隊を海外派遣するたびに特別措置法を作ってきたが、新法を作ることで、自衛隊を素早く派遣できるようにする狙いがある。自衛隊の海外活動が拡大するため、活動内容や国会承認のあり方でどこまで制約をかけるかが焦点になる。

 政権は7月の閣議決定で、集団的自衛権の行使を認めるとともに、海外で自衛隊が米軍などを後方支援する活動範囲の拡大も決めた。派遣期間中に戦闘が起きないと見込まれる「非戦闘地域」以外でも、派遣時に戦闘がなければ、自衛隊を派遣できる内容だ。これに沿って、他国軍への物資の補給や輸送など直接の武力行使を行わない後方支援活動を随時できるようにする新法を整備する。

 新法では、自衛隊を派遣する対象として、侵略行為をした国などに制裁を加える国連安保理決議に基づく活動や、米国を中心とする対テロ作戦のような有志連合の活動などを想定している。派遣に際しては、活動内容や区域を定めた基本計画を閣議決定し、国会の承認を必要とする方向で調整している。

 愕然としてしまいます。

もうひとつはこの記事。

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武器輸出三原則を放棄し、何が起きるのか。
私は米国に暮らしていたので、戦争依存経済がどんなに米国を毒しているのか、本当によく知っています。
日本も、戦争の生血を吸って経済を成り立たせる国になってしまってはならない、と強く思います。

今が本当に歴史の分岐点ではないか、と痛感します。
戦争がどれだけ悲惨なものであり、それを放棄した日本の選択がどれだけ尊いものかわかっていない政治家たち。戦争はゲームではありません。戦争こそは最大の人権侵害です。
鋭気を養って新年に備えましょう。


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