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2014年11月

2014年11月26日 (水)

好きな映画・そして女性

・ 連休に、「マダムインニューヨーク」をDVDで見る機会がありました。
  登場する主演女優がとてもかわいい。御年50歳のようですが、このみずみずしさ、透明感、キュートさは
  いったいなんでしょう??
     割合平凡なストーリー展開ですが、この主演女優の方の魅力で素晴らしい映画になったと思います。
  NYで出会うフランス人も素敵でしたが。
  NYに初めていってどきどきするあたり、最初は会話が通じなくて大変なあたり、
  そして、英会話学校に通うあたり、私の留学当時を思い出してものすごーく懐かしさを感じました。

  しかし、この映画では、「夫や子どもの心無い一言がどれほど女性を傷つけるか」
  当たり前の存在と思っている妻や母が様々な感情を持ち、夢を持ち、
とても自由で翼をもつ存在だということをきめ細かく描いているところが素敵でした。

  夫の心無い一言が妻をどんなに悲しい思いにさせることか。
  自分を無価値な存在だと諦めそうにさせることか。
  妻がおいしいデザートをつくって周囲の全員から称賛されているときに
   「妻はデザートをつくるために生まれてきたようなものだから」
  スピーチをするようにまわりから妻が熱烈リクエストされているときに、一言の相談もなく
   「妻は英語がうまく話せませんので」
   というような夫の態度がどんなにだめなのか、

  女性の視点に立って何よりも雄弁に語ってくれていて、喝采したかったです。

  そういえば、今年の夏、炎天下のシネスイッチ銀座の前に、
  40~50代の女性とそのお連れ合いと思われる男性たちが列を作ってこの映画の順番待ちをしていました。
  おそらくマダムたちが夫を誘われたことと思いますが、夫たちにはいい教育になったことでしょう。

・  翼といえば、夏に見た「マレフィセント」、素晴らしかったです。
  翼を切られてしまう勇敢な少女マレフィセント、多くの女性たちが恋愛などを通じて経験することを象徴的に描いています。しかし、その後のマレフィセントがいいです。
  もしかしてレビューを書いたかもしれませんが、ホントお勧めです。


・  話は変わりますが、私の好きな映画のひとつ、ジェニファー・ロペスの映画「Enough」
  この映画は典型的なDVのリアルな恐ろしさを伝えています。
  落ちはユニークですが、DV夫のやり口は典型的。
  DVはたいしたことないなんて過小評価する司法関係者、警察関係者にこそ、よーく見てもらいたいです。
  どんなに恐ろしいかということを。

  https://www.youtube.com/watch?v=j3LVthzm88g


   今も私のクライアントで保護命令が出されているのに、夫に追われている女性たちがたくさんいます。
  そして裁判所はなかなか「再度の保護命令」を更新してくれない。保護命令を更新されなかった女性たちが
  今も身を隠して、夫を裏切って家を出たうえ司法にDVを訴えたことに対する仕返しに怯えて、
  生活することを余儀なくされているのです。
  彼女たちを守らなくてはいけません。
  時々こういうのを見て、怒り⇒パワーをチャージします。

・  これも全く別のジャンルですが、シャリーズ・セロンのヤング≒アダルト

   https://www.youtube.com/watch?v=xub79NpXmtE

    ここまで赤裸々に、アラフォーのどん詰まり感や大人になれない悪あがきを
   描いた映画もなかったのではないでしょうか。 
    「ありのままの~」という感じでとんでもない行動をしでかす主人公ですが、
     ここまでひどくなくとも、誰の中にももしかしたら、彼女が潜んでいるのでは。
     
 ふと思うのですが、「元カレと絶対に結ばれる運命だ」と信じて疑わずに行動を続ける、
   彼女の誤った確信はどこかスカーレット・オハラに似ているかも。
   でも根本的に全然違う方向に行ってしまい、コメディとなっています。
   しかしスカーレット・オハラとて、一歩間違えばコメディだったかもしれません。
   それに誰も彼女のアラフォーは知らないわけですし。
   「風と共に去りぬ」のスカーレット・オハラの生き方に感動した私たち世代がこんな感じで
   自我を抱えて生きてしまう、という同病かも、と思いました。
   まだまだ自分の夢や可能性を信じたい、という。


   スカーレット・オハラにはなれなかったけれど、精神不安定気味だけれど、
   周囲は私を滑稽だと笑ったり同情したりしてるけど、
   でも私は前を向いて我が道をゆく、私は私って感じでしょうか、この映画。
   

   賛否両論あり、すさんでいて見るに堪えない、生き方を改めろ、という声も聞こえそうな映画ですが、
   なぜか時々見てしまい、なせか見終わった後に元気がもらえます。
    こんな私は変かもしれませんが(笑)
   
   

「女性活躍」って何?  都議会では、セクハラヤジ問題の調査委設置の請願が否決される。

6月に大きな問題となった塩村都議へのセクハラヤジ事件を覚えているだろうか。

塩村あやか都議(当時・みんなの党)が、晩婚化、晩産化に関連し、出産等の社会的支援に関して質問をしたところ、議場で「お前が早く結婚しろ」「産めないのか」などのヤジが公然と飛んだという、都議会内でのあってはならない、重大なセクハラ発言だ。

ところが、都議会では何ら対応が進まない。

ブラック企業大賞に特別枠でノミネートまでされるという恥ずかしい事態になったというのに、どこ吹く風のようだ。

都議会は先週、セクハラヤジ問題に関する調査委員会の設置などを求める請願を、否決したという。

東京都議会の議会運営委員会は二十一日、女性都議に発せられた女性蔑視やじの調査委員会設置を求める請願を、賛成少数で不採択とした。共産、民主、みんな(「かがやけ」に改称)、生活者ネットワークの各会派が請願の趣旨に賛成し、自民、公明、維新が反対した。

請願は「都議会の信頼回復のためには事実を調査・把握し、過程および結果を都民に公表することが必要」として、調査委の設置を求めた。

議運では、共産とネットの所属都議が「都議会の再発防止への道筋が見えないから、この請願が出された。やじ問題への都議会の反応は鈍いと言わざるを得ない」などと指摘。反対した都議の一人は取材に「議会として既に信頼回復に関する決議をしており、後は議員個人の良識に委ねるべき問題だ」と語った。

四千二百八十八人分の署名を添えて請願を提出した「公人による性差別をなくす会」の亀永能布子(のぶこ)さん(69)は「全国から予想以上に多い署名が集まったのに残念。人権を尊重する都議会にするため女性議員を増やしたい」と話した。

出典:東京新聞
セクハラが発生した以上、事実を特定・調査し、加害者と加害事実を特定し、適切な処置を講ずるというのはセクハラ対策のイロハのイ。私もあちこちで常々講演・研修などをしている当たり前のことである。

本件では、まず誰がセクハラ発言をしたか十分に特定されていないという問題があるので、都議会として調査委員会を設置し、発言者を特定することがまず必要である。私も6月にそのような提案をしたが、それって本当に民間では当たり前のことなのだ。

「塩村都議への都議会議場セクハラ事件・都議会は調査委員会を設置して発言者処分を」

⇒http://bylines.news.yahoo.co.jp/itokazuko/20140620-00036583/

この都議会、傍聴した人たちが、「都議会の傍聴でショックを受けました」という投稿を署名サイトChange.orgにしている。

昨日、都議会の議会運営委員会をはじめて傍聴してきました。結論からいうと、かなりショックを受けました・・・

・女性差別発言を行ったがまだ名乗り出ていない都議を特定すること

・問題解決のために調査委員会を設置すること

・すでに名乗り出ている鈴木あきひろ都議に対する辞職勧告決議を採択すること

・都議の差別発言を禁止する人権条項を制定すること

・自民党会派の吉野利明議長(当時)が差別発言をその場で制止しなかったことを反省し公に謝罪すること

・全都議がヤジについて自制するとともに公に謝罪すること

・全都議を対象として女性の人権に関する研修を行うこと

私にとっては、上に挙げた請願・陳情はどれもまっとうであって、いままさに都議会にとって必要なことなのではないかと思われました。

かち佳代子都議(共産・大田区)や西崎光子都議(生活者ネットワーク・世田谷区)らが採択を求める演説を行ったあと、採決に入りました。

自民党や公明党の会派は、上に挙げたすべての請願・陳情のうちどれひとつとして賛成しませんでした。

民主党の会派は、かなり抽象的な文言のものには賛成しましたが、具体的な対策の提言には賛成しませんでした。維新やみんなも同じようなものでした。

具体的な対策を含めて上記の請願・陳情のほとんどに賛成していたのは、大山とも子副委員長、かち佳代子委員、清水ひで子理事、西崎光子委員といった女性議員たちばかりでした。ただし都議会自民党の村上英子幹事長は終始冷ややかで、ときにその場の男性議員たちと同じくらい高圧的ですらありました。

そういうわけで、女性差別発言に関して多くの都民から寄せられた請願・陳情は、すべて不採択となりました。

数の力で押し切るのではなく議論を重ねて妥協点を模索する男性議員の姿は、残念ながらそこにはありませんでした。

これでは永遠に改革を望むことはできません。

出典:Change.org
いやー、本当にいたたまれなくなる記事。。せっかく時間を割いて傍聴に駆け付けたというのに、どんなにショックを受け、絶望感を感じたかと想像するにも余りある。しかし、こういう傍聴によって、都議会ではどんなことが行われているのか、政治家たちの本性がどこにあるのか、リアルにわかってありがたい。

傍聴の記事をみると、投票行動は請願の内容によって一様ではないようだが、東京新聞の報道によれば、

今回、調査委員会設置に関する請願に賛成したのは、

共産、民主、みんな(「かがやけ」に改称)、生活者ネットワークの各会派

反対したのは、自民、公明、維新

だそうだ。

ちなみに、社民党は都議会に議席がないという。

自民、公明は与党、維新は衆議院で野党第二党・40議席以上を保有する。

都議会でも当然、多数派を構成し、彼らが反対すれば、まっとうなセクハラ対策の提案も否決されてしまうということなのだ。

こうした投票行動、当然党の了解のもとにやっているのだろうから、都議会だけの問題とはいえない。

自民・公明による自公政権は、女性が輝く社会を標榜し、特に今年は女性閣僚を登用したりして、女性重視をアピールしてきた。

しかし、足元の議会で発生するセクハラのまっとうな解決に反対するのはなぜなのか。

加害者が自党にいるとすれば余計、庇うことなく、正々堂々とえりを正すべきではないのか。

セクハラ対策をきちんと行うことで女性が働きやすい職場環境、活躍しやすい政治環境を整えることにどうして反対なのか、全くわからない。

自民党が掲げる「女性活躍」っていったい何なのか。言っていることとやっていることがあまりにも違う。

このあたり、女性活躍法案をめぐって臨時国会周辺でいろいろと議論したかったことであるが、衆議院も解散してしまったので、各政党の「言ってることとやってることの違い」、女性の人権を保障してくれるのは誰か、ということを選挙で見極めるひとつの材料としたい。

しかし、あえて言うならば、民間であれば雇用機会均等法により、調査を行うのは当たり前のこと。

与野党、左右、保守かリベラルかの違いなど全く関係なく、実効性のあるセクハラ対策にすべての政党が賛成でなければならないはず。

欧米諸国ではこんな恥ずかしいことは起こりえない。

日本の政治が女性の権利やセクハラ防止に関する自覚・認識の低さに、猛省を促したい。

全然やる気もないのに「女性の活躍」などと言って女性を人気取りに利用しないでほしい。もしやるというのであれば、足元の一つ一つの出来事から、本気で取り組んでほしい。

2014年11月23日 (日)

総選挙では、原発再稼働、集団的自衛権、秘密保護法、1年半後の消費税、安倍首相の資質などが問われるべき

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「通販生活」2014年春号・集団的自衛権行使容認に疑問を投げかける記事

■ 唐突な解散

今度の解散総選挙には全く驚きました。

私は秋の臨時国会は女性活躍と派遣法の動きに注目してきましたが、突然廃案にして解散。

特に、安倍首相が自らあれだけ大騒ぎしていた女性活躍の政府方針は、女性たちの間でも賛否両論あったものの、ともかくいろんなところで女性たちの議論が活発になっていたのです。急に解散ということで、女性の活躍推進法の廃案になり、今や一切その話は聞こえてきません。

結局、女性活躍などやる気があったのか?  所詮、全くの気まぐれな人気取り施策だったのでは、と疑念を深めてしまいました。

そして、これは弁護士というより一有権者としての感想になりますが、

●これだけ景気が日に日に悪くなるというニュースが続くなか、政府は巨額を投じて選挙に突入するより、もっと先にやることがあるのではないか。

●消費税10%再値上げ凍結(または中止)に大きく反対している政党もない以上、それを争点として真を問う総選挙とは何なのか。

と極めて理不尽に感じます。

■「争点は政権が決める」菅官房長官発言の傲慢発言

しかし、私が今回一番「これはいかがなものか」と怒りを感じたのは、菅官房長官の以下の発言です。

集団的自衛権争点でない 菅官房長官、秘密法も

共同通信 2014年11月19日 18時34分 (2014年11月19日 18時48分 更新)

菅義偉官房長官は19日の記者会見で、集団的自衛権の行使容認に踏み切った7月の閣議決定や、12月10日に施行される特定秘密保護法の是非は次期衆院選の争点にはならないとの認識を示した。

集団的自衛権行使に関し「自民党は既に憲法改正を国政選挙の公約にしており(信を問う)必要はない。限定容認は現行憲法の解釈の範囲だ」と強調した。秘密保護法についても「いちいち信を問うべきではない」と指摘した。

同時に「何で信を問うのかは政権が決める。安倍晋三首相はアベノミクスが国民にとって最も大事な問題だと判断した」と述べた。

出典:共同通信
これはひどい。現政権が明らかに、数の多数におごっている、あたかも国を私物化して思うままに支配しているという意識を示す傲慢発言というほかありません。

総選挙は主権者である国民が政権に対する審判をする、次の政権の枠組みを決めるというものです。

確かに解散権は首相にあるとしても、何を争点とするかを決めるのは、私達主権者・有権者なのです。

東京新聞はこれに反発したようで、こんな見出しから始まる社説を出しています。

「衆院解散 12・14総選挙 争点決めるのは国民だ」(11月22日社説)

http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2014112202000150.html

ところが、、

読売新聞は政府発表に忠実に、以下の見出しです。「衆院が解散、総選挙へ…アベノミクス争点」(11月21日)

http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2014/news1/20141121-OYT1T50064.html

バッシングを受けて最近ますます腰がひけてしまった朝日新聞の見出しは、「衆院選の争点って何? 」(11月22日)

http://www.asahi.com/articles/ASGCP3VT7GCPUTFK009.html

情けない。メディアが批判精神もなく、自ら争点を顕在化させず、このような体たらくのまま、政権の提灯持ちのような報道に終始して、選挙期間が終わるようなことがあってはならないと思います。

本当の争点はもっとほかにあるはずです。

■ 国民の意見を二分する重要課題は何か。

今、解散総選挙をするなら、1年半くらいのスパンの経済政策だけでなく、まずは、将来にわたっての国のあり方に関わる、国民世論を二分する重要問題について堂々と信を問い、議論がなされるべきです。

消費税を10%に再値上げをすることを1年半延期するといえば、歓迎する人は多いだろうし、特に強く反対している政党もありません。それだけに争点を絞り込んで、「是か非か」を問うて、消費税をあげないでほしいという庶民の票を得て選挙に勝とうなんて、国民を欺く「子どもだまし」であり、随分国民も馬鹿にされたものだと思います。

今、総選挙という機会に議論すべき、信を問うべき重要な問題と言えば、やはり、

集団的自衛権と憲法改正、原発再稼働、秘密保護法

などと言った重要問題が山ほどあります。こうしたことについて、きちんと争点化されるべきです。

例えば、一例ですが、8月の時事通信世論調査はこうなっています。 

時事通信が7~10日に実施した8月の世論調査によると、安倍内閣の支持率は前月比1.1ポイント減の43.5%と続落し、第2次安倍政権下で最低を更新した。支持率が2カ月連続で5割を割り込むのは初めて。不支持率は0.5ポイント増の35.1%で、第2次政権で最高となった。 九州電力川内原発(鹿児島県)の再稼働については、「賛成」「どちらかといえば賛成」が合わせて36.7%。「反対」「どちらかといえば反対」は計57.9%。原発再稼働を急ぐ政府の姿勢や、集団的自衛権の行使容認の閣議決定への反対・慎重論が根強いことなどが内閣支持率に影響したとみられる。景気回復の実感が地方に浸透していないことも、続落の一因となったもようだ。

出典:http://www.jiji.com/jc/zc?k=201408/2014081400543
支持率にはその後、増減があるものの、以前として、集団的自衛権・憲法改正、原発再稼働について強い反対意見があることは明らかです。

集団的自衛権の問題・特定秘密保護法の問題については、私もるる書いてきましたので時間のある方はチェックしていただきたいですが、

集団的自衛権について⇒http://bylines.news.yahoo.co.jp/itokazuko/20140701-00036922/

秘密保護法について⇒http://bylines.news.yahoo.co.jp/itokazuko/20131117-00029864/

極めてシンプルに言えば、

■ 福島原発事故という未曽有の原子力災害を経験しながら、その反省もないまま、被災者救済も全く進んでいないのに、原発再稼働してしまっていいの?

■ 自衛隊や私達の子どもたちの世代が、海外の戦争に参加して、命を落としたり人殺しをするようなことを認めるの?

■ 国家の「秘密」を増やして、情報公開を閉ざし、「秘密」に近づこうとした報道機関や市民を刑罰をもって威嚇、対処するような

知る権利を奪う法律の強行採決をこのまま許していいの?

■ そしてこれらの問題について一度も信を問わないということでいいの? 世論調査で反対が多かった問題も国民の意向を尊重しないで強行してしまった、そういうやり方で果たしていいの?

という問題です。

こんな重要な問題について、憲法は戦後69年続けてきた国の方針を変える問題、原発は本当に将来何百年にかかわる問題、とても国民生活や私たちのあり方にとって大切な問題について、「争点ではありません」ということで誤魔化されてはいけないと思います。

また、消費税に関しても、即座の延期・凍結よりも、むしろ1年半後が問題です。安倍政権もさすがに1年半後に再度解散するということはないでしょうし、そんな保証はどこにもないわけです。

今度の安倍首相の方針は、1年半後にいかなる経済状態であったとしても10%に再増税するというのだから、1年半後も見据えて各党の姿勢を問い、投票する必要があると思います。

■ 安倍首相の資質

最後に、もうひとつは安倍首相の政権運営のやり方や、その資質と言ったところも厳しくチェックしていきたいところです。

○ 資質に関して言うと、最近驚いたのが解散を決めた直後の安倍首相の発言。

記者会見を開いて、テレビ生出演を繰り返して熱弁をふるっていますが、ネット上では悪評が見られます。

安倍首相生出演! News 23への反響

http://togetter.com/li/746962

今後あと数年安倍首相に日本を託してもいいかどうか、Happyといえるかどうかを考えてみるのに役に立つ映像ではないかな、と思いました。

News 23映像はこちら。

http://m.youtube.com/watch?v=dv1HKXCJ_oQ

ニュースZERO映像はこちら。

https://www.youtube.com/watch?v=1PxUTf-aFlk

特にネット上で批判が大きかったのは、News23での、街頭インタビューへの対応。

インタビューを受けた少なからぬ人が「アベノミクスを実感していない」と生活の苦しさを訴えていたのに、安倍首相が、「これは町の声ですから、(人を)皆さん選んでいると思いますよ」と言ったくだりです。

実際、映像をみると、安倍首相、自分に都合の悪い声は無視し、聞く耳を持たない姿勢がたいへんリアルに見えてしまいます。

首相はこのインタビューに前後してペラペラといろんな数値や指標をあげて、景気は上向きになっている、アベノミクスはうまくいっていると言い募っています自分に都合の悪い情報をシャットアウトして、都合のよい数値だけを話して、「アベノミクスはうまくいっている」と言い続ける首相の姿に、大変不安になります。

こんな主観的なことでいいのでしょうか。都合のよい数字ばかりに頼り、修正がきかずに、取り返しのつかないところまでいくことも懸念されます。それに、自分が実施した景気対策でもやはり生活が苦しいと言う人がいれば、その声にじっくり耳を傾け、施策を考える、一国の首相はそうあるべきではないでしょうか。いまや国民の多くが貧困に苦しんでいるのですからなおさらです。

○  平気で嘘がつける。
  一方、今秋発売の週刊文春の「血税700億投入でなぜ今?「大義なき解散」全内幕」という記事を読むと、そこで記載されている解散を決断した理由や時期が、安倍首相のインタビューとあまりにも違っていることに驚きます。
記事は、この解散が安倍首相が言うように急に決断されたわけでもなく、完全に党利党略、計算ずくの解散決断だったことや、公明党との協議、読売新聞の会長の関与などの舞台裏も含めてなかなかよく書けています。
メディアの誤報に厳しい安倍首相もこの記事には特に異議を述べていないようです。
これが本当であれば、国民向けの発言の多くが「真っ赤なウソ」なのではないかということになります。
「平気でうそがつける首相」と言うのも怖いです。


○ もうひとつは政権運営の強引なやり方をこのまま続けてもらって良いか、ということです。

この2年間、私たちは、集団的自衛権閣議決定や秘密保護法の強行採決という乱暴なやり方、数に物を言わせる傲慢な進め方を見てきました。

世論調査で秘密保護法、原発再稼働、集団的自衛権行使容認について、多くの国民が懸念したり反対していると出ているのに、問答無用で決めてしまう、国民を無視したやり方が続いてきました。 こうしたことに対する反省の姿勢も政権側にはあまり見られません。

自民党が再び圧勝したら、再び信任を得たということで、これからも民意・世論調査の結果を尊重しない政治が続くかもしれない、というあたりも考え、もう少し多数党による歯止めがかかる、チェックアンドバランスがはかられる民主的な国会運営を可能とする国会の構成になってほしいというのが私の私見です。

■ 野党やメディア、そして誰より有権者の役割は重要

今回もし、消費税やアベノミクスだけが争点、という選挙になってしまうとすれば、野党やメディアの怠慢の責任は大きいというべきでしょう。 過去にも野党が重要な争点を訴えても、メディアが取り上げない、争点化しない、ということがしばしばありました。

野党やメディアは、「争点は政権が決める」というプロパガンダ選挙に終始させないためにも、国論を二分する重要な課題について責任ある明確な政策を提起して、有権者の選択肢を示してほしいと思います。

有権者の選択肢をクリアにするために、野党の選挙協力も重要になってきますが、そのためにかえって争点がぼやけて、何が言いたいかわからない政党・合意形成が困難な政党が増えても有権者は戸惑うばかりです。

争点を顕在化し、クリアな選択肢を提起してほしいと思います。

そして、子どもだましに騙されてしまったとしたら、私たち有権者の責任も問われます。

有権者側からも、是非これを争点としてきちんと民意を発信していく機会として、主権者として民意を反映できるせっかくの機会を十分に生かしていかなければと思います。

2014年11月13日 (木)

いよいよ!11月16日に、今年もチャリティウォークアンドラン

スポーツの秋、いかがお過ごしですか。
国際人権NGOヒューマンライツ・ナウでは、恒例の世界子どもの日・
チャリティウォーク&ランを次の日曜日11月16日朝開催いたします。
朝から皇居周辺をウォーク&ランしていただく企画で、多くの方に毎年ご協力いただいております。
今年は申込みを延長し、明日の金曜日まで御参加を受け付けております。
是非今からでも、気軽にご友人や同僚、ご家族お誘いあわせの上ご参加ください。
またおひとり参加でもお友達もでき、たいへん楽しんでいただくことが出来ます。
皆様の御参加をスタッフ・ボランティア一同心よりお待ちしております。
もちろん私も日比谷公園で皆様をお待ちしています。
申込み要領等は下記をご確認ください。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
***★ヒューマンライツ・ナウ主催

      「世界 子どもの日」チャリティウォーク&ラン2014

                         開催のお知らせ★***
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

毎年11月20日は、「世界 子どもの日」。

国連が世界中の子どもたちの相互理解を促進し、
子どもたちの福祉を増進させることを目的として1954年に制定しました。

ヒューマンライツ・ナウは、この国際的な「世界 子どもの日」を記念し、
チャリティーウォーク&ランを企画しました。

世界中では、今この瞬間にも、紛争・飢餓・人身売買・環境破壊・教育の
機会の剥奪などの被害にあっている子どもたちが多くいます。

子どもたちへの想いをウォーク&ランに変えて、
より安全で平和な世界を築きたいという想いを行動に移しませんか?

皆さまのご参加、お待ちしております!

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

●開催日:2014年11月16日(日)午前開催 ※雨天決行

●開催場所:皇居周縁(集合・日比谷公園)

●種目: 5kmウォーク / 5kmラン / 10kmラン / 20kmリレー(4人一組)

●当日スケジュール(予定):
 開会式   5㎞ウォーク・20kmリレー 9:00 / 10㎞ラン・ 5㎞ラン  9:40
 スタート  5㎞ウォーク・20kmリレー 9:40 / 10㎞ラン ・ 5㎞ラン 10:20
 閉会式  12:00

※最終のスケジュール等の詳細は、大会当日の約2週間前に
  メールでお届けする参加通知書にてご確認ください。

●参加費用
 個人の部
  大人   5000円
  学生   2000円(中学生以上)
  小学生  1000円
  未就学児 無料
     ※小学生、未就学児は保護者同伴でご参加ください。

 リレーの部 
  大人 4名16,000円 / 学生 4名8,000円
     ※グループでお申し込みください。


☆参加者全員に大会オリジナルT シャツ、その他参加賞をプレゼントいたします。
☆先着50名様に、人気のランニングアプリ「Runtastic有料版」プレゼント実施中!

●申込期間:~2014年10月31日(金)まで

●申込方法:大会公式ウェブサイトよりご確認ください。
        →http://hrn.or.jp/run/#about
大会申込について
• run@hrn.or.jpまで、件名を「チャリティーウォーク&ラン参加申し込み」として下記の情報をお送りください。(リレーの場合は、4名全員のご情報を、代表者様がまとめてお送りください)
Tシャツサイズの在庫を確認の上、追ってご入金方法のお知らせをお送りさせていただきます。
1. 氏名
2. フリガナ
3. 性別
4. 生年月日
5. 血液型
6. 参加コース
o a 5㎞ウォーク
o b 5kmラン
o c 10kmラン
o d 20kmリレー(4人一組)
7. 参加費
o a 大人  5,000円
o b 学生  2,500円 *学生=中学生・高校生・大学生・大学院生・専門学校生など
o c 小学生 1,000円 *小学生以下は保護者同伴でご参加ください。
*未就学児は無料でご参加可能です。当日受付にてお申し出ください。
8. 大会申し込み規約・注意事項を確認のうえ、お申し込みください。
9. Tシャツサイズ
130 150 S M L XL
着丈 52 58 65 68 71 74
身幅 38 43 47.5 50 52.5 55
肩幅 33 37 43 45.5 48 50.5
袖丈 14 16 18.5 19.5 20.5 21.5
10. 携帯電話番号 当日の緊急連絡の為に、ご記入お願い致します。
11. メールアドレス(PC) 参加通知書・その他大会に関するご連絡をお送りさせていただきます。
12. メールアドレス(携帯) 大会当日の朝、天候のため中止の場合は公式Webサイトに掲載いたしますが、携帯メールへの配信希望の方はご登録下さい。
13. 住所


●主催:特定非営利活動法人ヒューマンライツ・ナウ

ヒューマンライツ・ナウ(HRN)とは≫
2006年に弁護士・学者・ジャーナリストなどが中心となり、日本国内に
発足した国際人権NGO団体です。世界の深刻な人権侵害に対して
現地調査・報告・アドボカシー を活動の柱としています。

※今企画の収益は、子どもの権利をはじめとする
HRNの人権保護活動に充てられます。


◆お問合せ先◆
 ヒューマンライツ・ナウ事務局内
チャリティーウォーク&ラン大会実行委員会
  TEL:03-3835-2110 Email: run@hrn.or.jp

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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

認定NPO法人ヒューマンライツ・ナウ
110-0005 東京都台東区上野5-3-4クリエイティブOne秋葉原ビル7F
電話 03-3835-2110 Fax 03-3834-1025 http://hrn.or.jp/

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新著「人権は国境を越えて」

2017年6月
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