韓国に来ています。
久しぶりに韓国にきています。
韓国や香港のアクティビストたちと一緒に会議ですが、本当に元気がいい。
特に韓国の人権活動家の皆さんは、キップがいいという感じ。
討論にも鋭く切り込んでいます。
エネルギーの熱量が日本と違う感じで、とても心地よいです。
あとみんな仲良くでファミリーっぽいのがいいです。
昨日は、沈没船の遺族の方々のハンガーストライキの現場に伺い、
連帯の気持ちを示してきました。
日本の人権状況は周辺諸国から既に「問題」とみなされていることがわかります。
特に韓国、モンゴル、香港の人たちは、
中国や北朝鮮と並んで、日本には大きな問題があり苦境にあるという認識をされているんですよね。
韓国やモンゴルは人権に関しては既に日本を追い越している分野も多いので、そのことが例えば3年前はあからさまには意識されていなかったけれど、今では地域会合で暗黙の前提とされています。
ただ、この間、韓国でほとんど命がけの真剣な、そしてモンゴルで粘り強いたゆまぬ、市民社会の努力が続けられてきたことが今日の違いを生み出していると思います。
私たちのNGOはどちらかというと、国際イシューをおいかけるポジションにいますが、もっと国内、特にネットワーキングにも力を入れていきたいと思います。
ただ、そのためには、みんなが体を壊しても仕方ないですから、やっぱり新しい元気なスタッフが必要で、皆様からの御支援が必要なのですね。是非御支援をよろしくお願いします。
・・・そんなことを考えつつ、韓国で少しリラックスできました。
韓国は5回目ですが、いつも会議ばっかり。一度も観光に来たことがない。
是非観光にいきたいですね。
でも、道がわからないと親切に教えてくれる道行く人、とてもフレンドリーにしてくれる韓国のアクティピストや弁護士さんたちの温かい気持ちに接して、この国に対するヘイトスピーチや、「在日認定」なんていうインターネット上の憎悪的表現を許してしまっていることにとても心が痛くなりました。
早く解決しなくてはね。
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