諦めて沈黙したりしないこと
秘密保護法が衆議院であんなに乱暴に採択されて、多くの方が
怒り、胸がつぶれるような思いをされたことでしょう。
私も本当に愕然としました。
しかし、沈黙していてはいけない。
負ける可能性がものすごい高いことをそれでもあえてするなんて、カッコ悪いと思うかもしれませんが、果たしてそうでしょうか。私は違うと思うのです。
結果を予測して、諦めてしまって、何もしないと、この国の市民とか民主主義なんてこんなもの、と甘くみられるでしょう。
真剣に怒るべきだと思います。
一度乱暴なことをして、人を怯えさせ、屈服させ、沈黙させ、従えた者は、味をしめるのです。
時々は笑顔で、親切そうに人気をとり、でも肝心な時は暴挙で乗り切ればいいのだ、という教訓を得るのです。
ショック・ドクトリンと同じです。
市民が、むきだしの暴力・暴挙に愕然として、行動の足がすくんでしまったら、
そして何もしなければ、ずっとずっとこんな横暴が続いていくのです。
私たちは抵抗する力すら失ってしまうでしょう。
最大の悲劇は、
悪人の暴力ではなく、
善人の沈黙である。
沈黙は、
暴力の陰に隠れた
同罪者である。
マーティン・ルーサー・キング・ジュニア
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