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2013年4月14日 (日)

Dressを読んでみた。

女性ファッション誌冬の時代に創刊された、話題のDress。
なんと500円と言う価格で、分厚かったので、「お得」と思い、購入してみた。
私は三浦りさ子さんのVeryを読み始め、今は富岡よし子さんのStoryを購入しているが、Dressは同世代の独身ワーキング・キャリアをターゲットにしているということで、興味があった。
編集長は確かStoryの編集長では?
(ちなみに私は既婚でフルタイムの仕事をしているが、そういうセグメントの有力雑誌はないようであるが、なぜかな?)

まず驚いたのは編集長の熱いメッセージ。
女性誌の創刊に「メディアが社会に対して何ができるのか」などと書き綴る女性雑誌ってこれまであっただろうか。
だいたい女性を甘やかし、おだて、実は馬鹿にしているんじゃないかな、というのが女性ファッション誌の基本路線だったように思うが、それがちょっと違う。
また読者に「覚悟」を求めているのが驚きである。
読者を大人の一人の人間、独立した人間とみて真剣に語りかけているように思われる。

随所に挿入されているコピーも随所にメッセージ性があり、ぎっしりと書かれているなあ。
女性誌は「見るもの」だが、読むことを求めている様子である。
美輪明宏さんのインタビュー記事もある。
自立して、責任を負い、自分の面倒を自分で見ている女たち、シングルであること、40代という年代であること、さらに現在の雇用・経済情勢に伴う足元の不安定さを抱えながら(サバンナで狩りをするチーターのようなイメージで、ターゲット層の女性をとらえているのであろうか)、日々戦っている女たちを応援したい、覚悟をもって華やかに生きてほしい、戦い続けてほしい、ということとみた。
結婚にこだわらないで恋愛を謳歌、というメッセージが語られていますけれど、政府の少子化対策の方向性に完全に挑戦し、昨今の40代婚活ブームにもダメ出しをしているわけで、かっこいい少数派といえましょう。

読んでいてまず抱いたのは「やっぱり痩せなきゃ」みたいな感想。
Storyは「私は幸せ」を前提にあるがままの自分を現状肯定っていう緩い雰囲気があり、体型はそのまま服を工夫しましょう、みたいな感じだが、Dressは自分に厳しく、向上心を持ち続ける、戦い続ける女性を想定している。
「服にあわない体型の女性は相手にしてないんです」と公然と書いてるページも発見。
それが、
、"DRESSをまとわなくても輝く自信がある女性たちを増やしていきたい"
ということなのでしょう。

作成側の心意気には好感が持てますが、それに応えられる女性たちが果たして日本にどれくらいいるかな、というのが焦点かと。
そうした女性たちを増やしていく、という方向性で、社会にポジティブな変化をもたらせるとよいな、と思いますが、可能性はまだ未知数かもしれません。
以前Exective Women(?)とかいう雑誌が創刊され、バリキャリ、管理職で活躍する女性、を対象としていて、支持を得ずにすぐに廃刊になった。
あれは上から目線で、出てくる女性たちにも全然共感できず、なんか反発を感じたのを記憶しています。そもそもそうしたキャリア層が層としていなかったので、支持が広がらなかったのでしょう。
その点、今回の展開は好感がもてるものの、どうなるかな。
ただ、創刊に加わった人々がそもそも「覚悟」を持っているよう
ですので、そう簡単にはへたらないでしょう、ということで期待しておきます。

中身についていえば、ワンランク上を目指し過ぎているせいか、実用的ではない、みんなの悩みの応えられるお役立ち情報としていまいちという感がする。
例えば、
・キャリア・ファッションでみんなが困っていることに対応して、有効な役立ち情報を提供してほしい、
・健康、ダイエット、旅行、スポーツなどの記事が薄い
・映画評、書評
・時事コーナーが薄い(冒頭にAeraの人が書いてるけど、全然エッジが効いてない。Storyのほうが充実している、Storyではそういえば男性が担当した記憶だがDressは女性の専門家を登用する方針なのかな?)
・占いがあるのは不思議。大人の女性は占いなどに頼るべきではないので編集方針との矛盾を感じる

など感じた。
私的にはただちにStoryからは乗り換えられない。
Storyと同じものを求めても仕方ないが、今後充実させてほしいものです。

Dressがイメージする女性たちと等身大の現実の女性たちの間にはギャップがあり、そのギャップや本音にまで下りてきて、記事を展開する必要があるでしょう。

まず、心意気は買いました。
また、自立した大人の女性たちが増えていくのはとても大切なこと。
一流の業界人たちが読者層をどうひっぱっていくことができるのか、期待してみていきましょう。

http://www.fashionsnap.com/news/2012-10-29/dress-gift/

ギフトは「DRESS」の創刊にあたり、40〜45歳の独身率が約26パーセントを占めるという現状に着目。年々増え続けているという「シングルアラフォー女性」たちをターゲットに、ファッション、ビューティー、コンフェッションの3本柱で構成された「大人の恋愛雑誌」として発行する。創刊キャッチフレーズは「LOVE 40」。雑誌名には、"DRESSをまとわなくても輝く自信がある女性たちを増やしていきたい"という思いが込められている。編集長は、「ストーリィ」や「美ストーリィ」で編集長を務めギフトを設立した山本由樹、副編集長は「VERY」、「STORY」など女性誌でファッションページを中心にライターとして活躍してきた渋澤しょうこが担当。また、ファッションディレクターとして大草直子を迎える。

 雑誌の創刊に先駆けて、2012年末にはWEB版をオープン。WEBではSNSを活用したコミュニティや、雑誌と連動したECを開設。一休.comと連携してラグジュアリーな宿泊施設、レストラン、スパの予約を可能にする他、オリジナル商品やコラボ商品を揃える雑誌連動型通販「DRESS CLOSET」を展開。さらに、読者同士の共感を熟成するシークレットSNSサービスを提供する。またサイト内では、各界の"DRESSな女たち"を大臣として、"女のための女の内閣"を組織。恋愛担当相には北川悦吏子、美容担当相には藤原美智子などが就任し、日替わりで大臣からの提言をコラム形式で発信していく。


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