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2013年3月 3日 (日)

ジュネーブ国連人権理事会に出張です。

成田空港のカウンターでブログを更新しています。
これから10日間程、ジュネーブ出張で、16日に帰国予定です。
今回は、ジュネーブの欧州国連本部で開催されている、第22会期の国連人権理事会に、
国際人権NGOヒューマンライツ・ナウを代表して、出席する予定です。
クライアントの方々にはご迷惑をおかけいたしますが、ネット環境がありますので随時フォローアップして参りますので、よろしくお願いいたします。

今回はヒューマンライツ・ナウが2012年に国連特別協議資格を取得して以降初めて、本格的に活動を開始する人権理事会です。
今回、私たちは、以下の三本の意見書

●イラク戦争10周年にあたり、占領軍等による国際人権法違反行為のすべての行為について検証を行い、最近深刻な子どもの先天性異常について調査を尽くし、残虐兵器の使用がもたらす人権への影響に関する特別手続を創設することを求める意見書
http://hrn.or.jp/eng/activity/iraq-grave-human-rights-violations-during-the-war-and-occupation-in-iraq/


●福島原発事故後の周辺住民の健康に対する権利が実現されていない状況の改善を求める意見書
http://hrn.or.jp/eng/activity/area/japan/ngos-call-for-immediate-action-to-protect-the-right-to-health-and-life-of-women-and-children-affecte-1/

●ビルマの人権状況が改善していないこと、それが欧米、日本の企業進出や投資によりさらに深刻な影響を地域住民、特に少数民族にもたらす危険性があることを警告し、人権理事会による監視を今後も行うことを求める意見書
http://hrn.or.jp/eng/activity/overseas-aid-and-investment-to-myanmar-without-principles-inhibits-democratization-and-conflict-reso/

を提出しています。これらの意見書は、国連全加盟国、とりわけ人権理事国に配布される予定です。

本会議において、発言も申込んでいますので、これらすべての問題について発言できるといいのですが。


イラク戦争から10周年なのに、全くこれについて人権理事会が論議しないというのは許されることではないので、是非この問題は提起したいと思います。
福島については、今後とも取り組んでまいります。

国連機関はどうしても欧米のNGOが中心に様々な活動をしていますが、共感する活動ももちろんあり、一緒に活動していますけれど、違和感を覚えることもしばしばあります。
イラク戦争の重大人権侵害について沈黙していることなどはその最たるもので、西側諸国が、途上国の人権侵害を指弾する、という構造は、「果たしてだれの責任で人権侵害が起きているのか」を見誤らせる危険性があります。
ですので、私たちとしては、欧米の国際人権NGOとは異なる役割を国際社会においてしっかり果たしていきたいと思っています。
是非、ご指導・ご支援をよろしくお願いします。
今回はなんと、支援をしてくださる市民の方々が、リレー形式で次々と私を泊めてくださるそう。
新しい出会いを楽しみにしています。
風邪が治らないので、お医者さんにはたくさん薬を出していただき、悪化しないように、と思っています。
ではでは。
皆様、よい週末&よき一週間を!

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