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2012年11月27日 (火)

今週末シンポジウム国際スタンダードでのDV法改正を求めて~女性に対する暴力をなくすために徹底討論します。

選挙がとっても気になる今日この頃、、、ですが、ちょっと別のお話&ご案内。

ヒューマンライツ・ナウでは12月1日、2日に
国連の女性機関であるUN Womenのアジア太平様地域ディレクターを招聘し、
女性に対する暴力に関する国際基準と国内における問題に関して
議論し、国内の法改正等につなげようと、下記シンポジウムを
全国女性シェルターネットと共催により、開催します。
で、日本側のスピーカーもベストな顔ぶれを揃えました。

UN Womenの関係者が日本の市民社会の主催するシンポジウムで議論をする
のは、同機関発足以来はじめてですし、是非、これを機会に議論&ネットワーキング
ができればと思います。

みなさまの御参加をお待ちしております。

*************************************************


12月1日(東京)、2日(大阪)、
UN Womenアジア太平洋地域ディレクター招聘企画
国際スタンダードに基づくDV法等の改正に向けて

女性に対する暴力は、日本でも世界でも深刻な人権侵害です。
国連は、2008年から「団結しよう、女性に対する暴力を終わらせるために」
のキャンペーンを繰り広げ、2015年までにすべての国が国際的な人権基準に
よる国内法を制定することを目標にしています。
そして国内法制定にあたっての国際スタンダードとして、「女性に対する暴力
に関する立法ハンドブック」を公表しています。
日本においてもDV法、ストーカー規制法が不十分なまま暴力の犠牲者は
後をたちません。
そこで、日本の法制と運用の問題点について国際的視点から光をあて、
配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護に関する法律(以下「DV防止法」)の
第3次改正及びストーカー行為等の規制等に関する法律(以下「ストーカー規制法」)
の第1次改正の必要性と課題を明らかにするため、国連専門家を招聘して
国内の実務家と議論するシンポジウムを開催することになりました。
 このシンポジウムでは、2010年に発足した国連の女性に関する
新しい機関UN Womenのアジア太平洋地域ディレクター
Roberta Clarke氏を招聘し、国連の女性に対する暴力根絶の取り組み、
国連が提唱する女性に対する暴力に関する立法提言について報告を
受けるとともに、国内の第一線の専門家を交えて、国際からみた
日本の女性に対する暴力に関する実情と法律の問題点を明らかにします。
今こそ、DV防止法・ストーカー規制法の問題点を明らかにし、
国際スタンダードの観点から、改正の必要性を考えましょう。
この問題に関心を寄せる皆様の御参加を心よりお待ちしています。

日時  2012年12月1日(土)午後1時半から5時
会場  青山学院大学・青山キャンパス
     17号館5階 17512教室(300人収容)
主催  特定非営利活動法人ヒューマンライツ・ナウ
    NPO法人全国女性シェルターネット
    青山学院大学(予定)
後援  UN Women日本事務所ほか
基調講演     Roberta Clarke氏
当事者からの報告
シンポジウム   
パネリスト    雪田樹理氏(弁護士)
近藤恵子氏(全国女性シェルターネット)
        Roberta Clarke氏
コーディネーター後藤弘子千葉大学教授

日時  2012年12月2日(土)午後1時半から5時
会場  大阪大学 中之島センター 703号講義室
主催  特定非営利活動法人ヒューマンライツ・ナウ
    NPO法人全国女性シェルターネット
    青山学院大学(予定)
後援  UN Women日本事務所、日本弁護士連合会、ジェンダー法学会
基調講演     Roberta Clarke氏
シンポジウム   
パネリスト    雪田樹理氏(弁護士)
近藤恵子氏(全国女性シェルターネット)
Roberta Clarke氏
コーディネーター 後藤弘子千葉大学教授

いずれも通訳あり。
参加費(資料代) いずれも1000円
参加申し込みは、
ヒューマンライツ・ナウ事務局(info@hrn.or.jp)まで、
「12月1日シンポジウム参加」または「12月2日シンポジウム参加」と
明記のうえお願いいたします。

・UN Womenとは。
UN Womenは2010年7月に設立したジェンダー平等と女性のエンパワーメント
を目的とする国連の機関であり、それまでにあった女性に関連する国連の4つの機関が統合して誕生した。
活動の詳細は以下のウェブサイトに紹介されています。
http://www.unwomen.org/
・Roberta Clarke氏のプロフィール
UN Womenのアジア太平洋地域ディレクター
社会学及び国際人権法の博士号を持つ弁護士で、4児の母。
カリブ海地域における女性に対する暴力、人権、法律、開発や「ジェンダー主流化」に関する論文を執筆している。
国家レベル、地域レベル、国際レベルでNGOに関与。現在はUN Womenのみならず、
「女性-法-開発」組織の理事会メンバー等として活動している。
・Roberta Clarke氏が基調報告でする紹介「女性に対する暴力に関する立法ハンドブック」は国連が出版した
女性に対する暴力に関する立法の国際スタンダードの提唱です。
ヒューマンライツ・ナウで和訳・出版していますので、是非ご参照ください。
http://www.shinzansha.co.jp/110826jyoseiniktaisurubouryokunikansururipouHANDBOOK-contents.html

● 東京会場
  青山学院大学 青山キャンパス 17号館5階 17512教室
〒150-8366  東京都渋谷区渋谷4-4-25
http://www.aoyama.ac.jp/outline/campus/access.html
● 大阪会場
大阪大学 中之島センター
〒530-0005大阪市北区中之島4-3-53
http://www.onc.osaka-u.ac.jp/others/map/index.php

【問い合わせ先】 ヒューマンライツ・ナウ東京事務所
〒110-0005
ヒューマンライツ・ナウ東京事務所
東京都台東区上野5-3-4クリエイティブOne秋葉原ビル7階
電話03-3835-2110  Fax 03-3834-1025


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