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2012年11月30日 (金)

日本の右傾化がこれ以上進まないように-決めるのは主権者

総選挙の顔ぶれや政策が明らかになりつつある。
まだわけのわからない荒唐無稽・矛盾した主張をしている党もあるけれど、
なんといっても、一番心配なのは、「日本の右傾化」である。

現実離れして、本当に戦争でもしかねないような人たちは絶対選んではいけないというのが私の考え。
核武装とか、国防軍とか、今盛んに話しているような党に投票したら、それを暗黙に私たちが支持しているということになってしまう。それだけはなんとかしなくちゃならない。

私にとっては、何よりもそれが大事なこと。

つぎは、TPP。TPPに参加したら本当にとんでもないことになるのは明らかで、これまでの産業は壊滅的打撃を受けるのは必至。これも本当に深刻な脅威。

そして脱原発である。福島事故を経験した今、核の暴走を誰も止められないの這いたいほどわかった。
これは言うまでもない。

右傾化とTPPはこれまでになかった、日本に壊滅的影響をもたらすような方向性。
これだけはなんといっても×である。

これに脱原発も含めると、悲しいことに、多くの政党が選択肢から外れるという、異常な現実。
国民たちの切実な願いと政治が本当にずれて、ねじれてしまっているのだ。

ところが、なぜか世論調査では、ウルトラ望ましくない方向を志向する政党の支持率が高くて、驚いてしまう。
日本人はどうなってしまっているのでしょうか。


とはいえ、いくつかの政党が、以上のふるいにかけられて残ります。
残った政党には突っ込みどころ満載な政党も少なくありませんが、
最悪の事態を回避するために、本質を見極めて投票するしかありませんね。
ベストでなくてもベターな選択。

とても難しい時代を生き抜いているわけだけれど、本当に崖っぷちのような選挙と言う気がします。
日本が進む道を誤らないように、きちんと判断していくことが私たちに求められています。

確かに経済政策や、官僚の動かし方を知っている等、強いことを言う人間に惹かれる気持ちはわかります。景気がよくなりそうな話を聞くと心が動きますが、そういうことで、危険な政策に目をつぶって、道を誤っていいのか。

誰のせいにもできない、ここは、主権者の責任です。


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