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2012年9月 2日 (日)

ここにも立ち上がる人たちがいる。カンボジア人権調査報告会(9月4日)を開催します。


6月に行ってきたカンボジア調査。土地をめぐって
深刻化する人権侵害について報告書をようやく公表しました。
そして、9月4日には、報告会も開催しますので、是非
よろしかったらいらしてくださいませ。

実はこの調査で、14歳の女の子が軍によって殺害されるという事件
の調査をしました。その際、ADHOCというカンボジアでは最も古く、
温泉で地道な仕事をしているNGOがサポートをしてくれ、現地に
一緒に行ってくれました。そしてその一緒に行ってくれた方が
この調査に行った土地紛争について、重罪犯をほう助した罪に
問われています。
土地を奪われた人たちのサポートをした人権活動家が刑事訴追
される、というのは深刻な事態です。この問題についても
私たちはステートメントを出しています。

この問題が緊迫するので、急きょ、現地からの強いリクエスト
を受けて、私も今週カンボジアに短期間出張することになりました。

事態を変えるために役割を果たせれば、と思っています。

昔から住み慣れた土地を乱暴に追い立てられる人たち、
あまりにも理不尽なことがカンボジア全土でひろがっていますが、
抵抗する人たちも増えています。不正義・権利侵害に
立ち上がる人たちが増えているのに対し、政府側は、
強権的に解決しようとしています。

でも、人々の動きはとても力強く、ちょっとしたことでは
鎮圧されそうもありません。
その姿は、アラブの春や、ビルマの民主化、日本の脱原発
の運動とも重なるような姿です。
ポルポト時代の記憶から、権力に対して強い恐怖を抱いて
口を開くことを怖れていたカンボジアの人たちが変わりつつ
あるのに感銘を受けています。
その中心に若い女性たちがいることも、とても素晴らしい
ことなのです。

是非、以下をご参照ください。


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  カンボジア現地調査報告会
      「人々から奪われる土地、続く人権侵害」
                   ~カンボジア連続セミナー~
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いま、カンボジアでは、「開発」の影で、多くの人々が生まれ育った
かけがえのない土地を奪われ、行き場を失っています。

土地開発の過程で開発対象となった土地を居住・耕作していた
人々が強制的に立ち退きを迫られ、住む場所や生活の拠点を
奪われるケースは、年々増加しています。

不本意な強制立ち退きに対する不満を募らせた人々は抗議行動を
全国各地で展開、ところが、カンボジアではこうした住民の抗議に対し、
強権的な手段で応じ、不当な逮捕、拘禁や、人権活動家への脅迫、
超法規的な殺害まで報道されています。

東京を本拠とする人権NGOヒューマンライツ・ナウは、2012年6月に
このカンボジアにおける人権状況に懸念を深め、事実調査ミッションを
派遣しました。

人々はいかにして土地を奪われたのか、そしてその後に待ち受けて
いたものは何か、事実調査をもとに報告させていただきます。
そのうえで、いかなる法的な解決が実現すべきか、日本として
果たし得る役割は何かについて議論していきたいと思います。


日時:2012年9月4日(火) 午後6時半から8時

場所:東京大学駒場キャンパス18号館4階
    コラボレーションルーム1

司会:佐藤安信氏(東京大学教授)

講師:伊藤和子氏(ヒューマンライツ・ナウ事務局長・弁護士)
    ほか HRNカンボジアチーム

コメント: サー・ソチア氏(宇都宮大学)

コメント:外務省・JICA関係者(予定)


≪主催≫特定非営利活動法人ヒューマンライツ・ナウ

≪共催≫東京大学大学院総合文化研究科「人間の安全保障」プログラム
       同グローバル地域研究機構持続的平和研究センター

≪後援≫東京大学持続的開発研究センター
       同 アジア地域研究センター
      難民移民寄附講座 CDR
      カンボジア市民フォーラム(予定)

≪資料代≫500円


【参加申込】
ヒューマンライツ・ナウ事務局まで、メール(info@hrn.or.jp) または
FAX(03-3834-1025)にて、「9/4 勉強会参加希望」の旨と、氏名、
連絡先などを記載の上、お申込み下さい。

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◆カンボジア調査報告書
    「人々から土地が奪われている」
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カンボジアでは現在、「開発」の影で、多くの人々が生まれ育った
かけがえのない土地を奪われ、土地・居住権を奪われる人口が
年々増加しています。そして、土地の強制立ち退きに抗議する
住民たちに対する公権力の人権侵害も深刻化しています。

HRNは、人権侵害を調査するため、2012年6月、事実調査ミッション
をカンボジアに派遣、事実調査の結果に基づく約60ページに
わたる調査報告書を公表いたします(2012年8月22日)。

全文は以下URLよりご覧いただけます。

カンボジア調査報告書「人々から土地が奪われている」
http://hrn.or.jp/activity/topic/post-162/

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◆声明:カンボジア
 「人権活動家Chan Soveth氏に対する不当な訴追に抗議する」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

1995年以降カンボジアで一貫して市民のために平和的な人権
活動を展開してきた人権NGO・ADHOC(The Cambodian Human
Rights and Development Association)の上級調査員である
人権活動家Chan Soveth氏が、政治的意図に基づく訴追の
対象となっています。

HRNは、人権活動に対する国家による意図的な攻撃として、
深刻な懸念を表明し、本日ステートメントを公表いたします。

全文は以下URLよりご覧いただけます。

カンボジア:人権活動家Chan Soveth氏に対する不当な訴追に抗議する。
http://hrn.or.jp/activity/topic/chan-soveth/

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