ハシナ来日! Activistaを開催します。
私のインドのお友達、ハシナ・カールビー。インド北東部でものすごくがんばっている人権活動家です。二人で児童労働の調査にインドの山奥の炭鉱にもぐったのですが、彼女はインドにおける過酷すぎる炭鉱の児童労働、人身売買の問題にとてもパワフルに取り組んで注目されてきた。
このたび、来日してくれることになり、以下のイベントを開催します。
この企画、ユニセフさんやアショカ・ジャパン、JICSさんに協賛・後援などをいただいて、ヒューマンライツ・ナウが主催いたします。
私はこの時期突然ほかのことで忙しくなってしまっていますけれど、みんなにカバーしてもらって開催しますので、是非いらしてください。
http://hrn.or.jp/activity/event/-asian-activist--2012/
注目のアショカ・フェロー(インド)、
ハシナ・カールビー氏 が来日・講演します。
長年にわたり国境を越えた子どもの人身取引や児童労働の問題に積極的に取り組んできた、ハシナ・カールビー氏がこのたびヒューマンライツ・ナウの”Asian Activist-α”として招聘され、来日します。カールビー氏は、インド政府や国際機関及び世界のNGOと協力して、インドの子どもや女性の権利の発展に多大な貢献をし、北東インドで深刻な子どもの児童労働、国境を越えた人身売買の問題に取り組んできました。 来日にあたり、子どもたちの深刻な被害を訴えるとともに、国連・NGO関係者と解決について議論をし、日本政府・市民社会に事態打開への協力を求めます。
=============================国際人権NGOヒューマンライツ・ナウでは、 インドに本拠を置くNGO・“Impulse Social Enterprise”の代表であり、注目される女性人権活動家ハシナ・カールビー氏を招聘して、5月26日と27日、以下のークイベント・ワークショップを開催することになりました。
ヒューマンライツ・ナウは、今なお続き深刻な人権侵害の実態に光りをあてて、人々のかけがえのない人権を守るために、アジア地域で活躍する女性活動家をAsian Activist-αと呼んで、その活動を応援しています。震災で昨年開催できなかったAsian Activist-αですが、今年は本企画で開催できる運びとなりました。
ハシナ・カールビー氏はアショカ・フェローであり、北東インド地域のメガラヤ州、シロンを拠点に、子どもや社会的弱者のために人権、人身取引撲滅、HIV予防等の活動を一貫して献身的に展開してきました。彼女の提案した人身売買撲滅のための「メガラヤ・モデル」は、インド政府から認められ、UNODCやUN Womenによって支援を受け、この功績が評価されて数々の賞を受賞、以下の通りニューヨークタイムズ誌にも取り上げられています。http://india.blogs.nytimes.com/2012/01/17/hasina-kharbhih-raising-the-stakes-against-child-trafficking/
インド・Impulse Social Enterpriseの代表。注目のアショカ・フェロー(世界をリードするソーシャル・アントレプレナー)。長年にわたり子どもの人身取引の問題を中心に取り組む。子どもの人身取引を包括的に防止する枠組みとして「メガラヤ・モデル」を開発。同モデルは、インド政府の承認を得るとともに国連機関のサポートを受け、現在ではインド国内の8つの州で適用されている。これらの功績が評価され、国内外で数々の賞を受賞。
5月26日 Asian Activist-α 2012 世界を変えようとする女性たち
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狭くて暗い坑道での危険な労働、事故が多発し、ときに命を奪われる劣悪な環境―――まるで商品のように、国境を越えて売られていく子どもたち―――
世界では、いまなお多くの子どもたちが「最悪の形態の児童労働」の犠牲になっています。
Asian Activist-α2012では、インドで子どもや女性の人身売買をはじめとする人権問題に取り組んできたハシナ・カールビーさんをお招きして、トークイベント・ワークショップを開催します。HRNは、カールビーさんが代表を務めるNO“Impulse Social Enterprise”とともに、2010年5月、共同で北東インドの炭鉱の児童労働・人身売買の事実調査を実施し、「最も深刻な形態の児童労働」の問題解決を求めて活動してきました。
http://hrn.or.jp/activity/topic/-hrn/
ハシナ・カールビーさんの経験に学び、問題解決の道を一緒に探してみませんか。
◆第一部 記念講演
子どもたち・女性たちのかけがえのない人権のために~Activist-αとしてのあゆみ
ハシナ・カールビー氏(Impulse Social Enterprise代表)
◆第二部 トークセッション
児童労働・人身売買の問題に取り組む日本のNGO関係者を交えたトークタイム
田部知江子氏(ヒューマンライツ・ナウ)成田由香子氏(ACE)ほか
日 時/2012年5月26日(土)13:30~16:30(開場13:00)
会 場/青山学院大学青山キャンパス 総研ビル9階16会議室
JR山手線、東急線、京王井の頭線「渋谷駅」宮益坂方面の出口より徒歩約10分
地下鉄「表参道駅」B1出口より徒歩5分
資料代/500円(学生は無料)
【参加方法】
メール<info@hrn.or.jp>
または、ファックス<03-3834-1025>にて、
ヒューマンライツ・ナウ事務局までお申込みください。
人数把握のためにできるだけ事前にご予約をお願いいたします。
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5月27日ワークショップ:南アジアにおける児童労働と子どもの人身売買
~北東インド・メガラヤ州における事案を中心に~
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日 時/2012年5月27日(日)13:30~16:30(開場13:00)
会 場/青山学院大学青山キャンパス総研ビル9階16会議室
JR山手線、東急線、京王井の頭線「渋谷駅」宮益坂方面の出口より徒歩約10分
地下鉄「表参道駅」B1出口より徒歩5分
資料代/500円(学生は無料)
北東インド・メガラヤ州では、危険で過酷な炭鉱労働により、幼い子どもたちが搾取され、次々と命を落としています。子どもたちの多くはバングラデシュ、ネパール、インドの他の地域から何も知らずにつれてこられる人身売買の被害者です。最悪の形態の人身売買・児童労働をどうしたら根絶できるか、関係者が課題を議論します。
是非何が起きているか知ってください。そして解決のための議論に参加してください。
スピーカー紹介
■ハシナ・カールビー氏(Hasina Kharbhih)インドに本拠を置くNGO“Impulse Social
Enterprise”の代表。長年にわたり人権活動家として子どもや女性の人身取引、児童労働などの問題に取り組む。
■平林国彦氏 ユニセフ東京事務所代表。医師・医学博士。10年間にわたり国立国際医療センター国際医療局(当時)に勤務し、ボリビア、コロンビア、インド、インドネシア、ホンジュラス、ウズベキスタン、南アフリカ、ベトナム等の病院での技術指導、保険証での政策立案支援などを担当。2003年からユニセフ勤務。アフガニスタン、レバノン、東京事務所での勤務を経て、2008年からインド事務所副代表を務め、2010年4月から現職。
■久保田明人氏
弁護士、ヒューマンライツ・ナウ子どもプロジェクトメンバー。2010年5月、北東インド・メガラヤ州の炭鉱における児童労働の事実調査に参加。
■伊藤和子氏 ヒューマンライツ・ナウ事務局長
コーディネーター
■後藤弘子氏 ヒューマンライツ・ナウ副理事長。
6月12日は、2002年に国際労働機関(ILO)が定めた「児童労働反対世界デー(World Day against ChildLabour)」。最悪の形態の児童労働の撤廃を目指して、毎年世界各地で様々な活動が展開されています。日本でも、毎年、NGO・労働組合・個人による「児童労働ネットワーク(CL-Net)」が「児童労働反対世界デーキャンペーン」を主催し、賛同する多くの団体・企業と共に署名活動やイベントなどを実施しています。ヒューマンライツ・ナウも、キャンペーンの賛同団体として、ワークショップを開催します。
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