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2011年11月

2011年11月30日 (水)

カレ、夫、男友達


「カレ、夫、男友達」
http://www.nhk.or.jp/drama10/kare/

久しぶりにみているドラマ。
これは江國香織さんが女性誌Veryに連載していた小説「思いわずらうことなく愉しく生きよ」をもとに作成したものという。

私はこの小説が好きで、そのことをこのブログでも書いた「離婚に足を踏み出すなら」

http://worldhumanrights.cocolog-nifty.com/blog/2008/10/post-ad98.html

とても素敵な長女がDVを受けて逃げ出せない。だけれど、近所に住む同じような女性をみて、一緒に逃げだすことにする。そこがなんとも切ないところなのだけれど、とにかく逃げ出す決心をする。

昨夜はその場面をちょうどやっていました。

一人の弁護士としての発言

このダイアリーでは、私の日々をそのまま未整理につづっているので、混乱する方もいるかもしれませんので、ちょっと説明をしたいなー、と思うことが。

私が現在主に責任をもって活動しているのは、特定非営利活動法人ヒューマンライツ・ナウ。
こちらは、事務局長ですが、最終決定は理事会でなされていて、私はこのNGOの方針に基づいて行動をしています。

それと、日弁連両性の平等に関する委員会の委員長。こちらは責任者ですが、意見表明は日弁連全体のコンセンサスがない限り、私の独断や委員会の判断ではできないものです。

私は弁護士をしながらNGOヒューマンライツ・ナウの事務局長をしているわけで、NGO一本にしたいなあ、と思いつつも、弁護士業も好きで継続しているのですが、その一環と言うことで、日弁連のそうした委員会の活動にも参加しているわけです。

ということで、日頃の事件をしている活動、日弁連の委員会の活動、NGOヒューマンライツ・ナウの活動というのを同時並行的にやっているのですけれど、身柄はひとつなので、日常的には時間をわけてそれぞれ活動しているわけなんですね。
昨日29日も、朝10時から午後6時40分までは日弁連委員会、その後7時からヒューマンライツ・ナウの会議だったりしたわけです。

ところで、日頃の事件に関する活動とともに、弁護士会やNGOと関係なく、個人的に一弁護士として意見表明したりしているテーマがあるわけです。
それがえん罪だったり、女性の権利だったりします。
そしてハーグ子の奪取に関する条約についてときどき意見表明しているのは、全くの個人の見解で、日弁連の見解でもないし、ヒューマンライツ・ナウの見解でもありません。

実は私が弁護士業を続けて、ヒューマンライツ・ナウからはほとんど報酬をもらわずに、自分の分は弁護士業で稼いでいる理由の一つは、特に組織の一員でなく、「ひとりの弁護士・ひとりの人間としての表現の自由・意見表明の自由」を確保したいからなのです。

何物にもとらわれず、自由に好きな意見を言いたい。
なので、その都度、メディアなどでは肩書をつけたり、弁護士という肩書だけつけたりして、自分の発言の立ち位置を明らかにしているのです。

そして、もちろん、このブログで展開しているのは、イベント宣伝やステートメント宣伝などを除き、ばりばり、個人の意見と感想です。

ということで、例えばヒューマンライツ・ナウのオフィスに「ハーグ条約について」などということで問い合わせをいただいてもお応えできないと思いますので、そのあたり、よろしくお願いします。

2011年11月27日 (日)

世界も日本も、福島にもっと支援を。

福島から帰ってきました。
いったんテーブルにつくと、せきを切ったようにお話してくださるみなさん。
東京にいてはわからない、衝撃的なお話ばかりでした。
健康診断や内部被ばく検査がほとんどの住民に行きわたっていないこと。
給食を検査する機械も行き渡らず、ただ「安全」と言われていること。

県はアンケート調査みたいなものをしただけで、県の内部被曝検査は順番待ちで、福島・郡山ではまだ実施されていない。

市民放射能測定所

http://www.crms-jpn.com/

のような民間の測定所がどんどんできていて素晴らしいことなのだけれど、
需要からみれば全然足りなくて、みんなが予約もできないでいるという。
一番放射能が危険だったころに外に出て、黒い雨を浴びた子どもや女性がいるというのに、検査をしてくれないのだという。

チェルノブイリでは、給食をつくる調理場に必ず測定器を設置して、放射能をはかっていたというのに、福島では福島産のお米も使われている、地産地消を推奨し、サンプル検査で安全と言い張っている。

チェルノブイリができたことをどうして日本はできないの、ここはどこ? と思う。

毎日食べるものが汚染されていないか、体が汚染されていないか、というとてもベイシックなことを知る権利を、否定されているなんて、どういうことだろう!

ところで、あれだけ多額の海外からの寄付金も、こういうところにこそ使われるべきなのに、どうなっているのだろうか。お金が集まりすぎて、使い道に困っているNGOもあるという。

聞けば、給食等に必要な測定器は、安いものなら150万円で購入できるという。10億円とか寄付した人もいるのだから、そういう適切なところに使われていたら、皆さんも苦しまなくて済むはず。

これから多額の寄付を考えてくださる方には、是非現地で苦しむお母さんの話を聞いて、そういう本質的な支援をしてほしいと思う。
詳しくはこれから報告書に書いていこう。

2011年11月26日 (土)

福島で調査中

今週土日は、ヒューマンライツナウの現地調査で福島と郡山です。

今日は、子どもを放射能から守る福島ネットワークの中手さんとご一緒に福島市渡利地区。

側溝で毎時百マイクロシーベルトを計測してガイガーカウンターが一時故障。

放射線量はとても高い。地域の至る所にホットスポットが点在していると皆さんが訴える。行政にいくら話しても測定してくれないという。除染も掛け声だけ、そして効果がないという。

どうして子どもを避難する措置を行政が取らないのかと改めて愕然。お母さんたちは子どものために危険を冒して除染しているが、その影響も心配。子どもたちのこともとても心配。

夜は、JANICの方、JIM Net佐藤真紀さんなどと合流してちゃんこ鍋。

気のせいと思うが喉がおかしい。明日は郡山。

私と「犯罪」

子どものころから、想像力たくましい子ども、というか、小説の読みすぎ、ニュースの見すぎだったのか、自分のなかに「魔物」がいるような気がして、いつかそれが暴走し、破滅の時を迎えるのではないか、と恐れていた。

例えば永田洋子さんのような政治的犯罪、伊藤素子さんのような経済犯罪、などの報道をみるにつけ、子ども心に「自分も将来あのようなことをしてしまうのではないか」と恐れおののいたものだ。また中島みゆきさんの「道に倒れて誰かの名を呼び続けたことがありますか」という歌を聞いて、男に捨てられ続ける絶望の人生、というのもあることを知り、恐ろしかった。

ただ、どんなに恐れても、破滅というのは、あんぐりと口をあけて、私を待っているような気がした。今にして思うと馬鹿げた話だけれど。

その後、そのような恐れはきれいさっぱりなくなったのだけれど、司法試験の浪人をしていたころは、まさに崖っぷち、「このまま、合格せず、精神的なプレッシャーに負けて、おかしくなってしまうのではないか」などと考えたりしたものである。再び、破滅があんぐりと口をあけて待っているような、、、。精神的にあと一年浪人がつづいたらたぶん持たなかっただろう、と胸をなでおろす。

ところが、そうして司法試験に受かると、すぐに対峙するのは「人が人を裁く」ということであり、刑事裁判の法廷などに向き合ったり、刑務所に見学に行ったり、検察官に代わって人を取り調べたり、弁護活動を手伝ったりするようになる。

そこで、不思議だったのは、私と同じ立場の司法修習生が、どちらかというと心情的に裁判官や検察官に同化して「上から目線」で犯罪を犯した人をみる、ジャッジメンタルな態度だった。

私はというと、不思議なことにその真逆だった。激情に駆られて、道を踏み越え、過ちをおかし、人生を棒にふってしまう人、過酷な人生の日々に、限界まで我慢し続けてきたのに、あるときぽきんと心が折れてしまった人、特に女性をみると、裁くどころか、「もし自分が彼女の立場だったら」と考えてしまい、心が痛むのだった。

誰をみても「ああ、私も一歩間違ったらああだったかもしれない」「あの人には私に似ているところがある」なんて感じてしまうのだった。(そのような気持ちになる経緯については、もちろん浪人生活というだけではないわけですが、ま、この短いブログでは言い尽くせないことも当然ありますよね)

なので、初めて女子刑務所の見学をしたときはあまりにもショックを受けてしまい、夜も眠れなかった。刑務所に入って過ごさなければならない女性たちの人生について考えると言葉を失った。もちろん犯罪を犯したのは本人が悪いものの、そうさせてしまった何か、を考えないわけにいかなかった。

この間まで浪人という地獄にいたのに、まんまと脱出して「一抜け」した自分が、彼女たちと同じ立場を共有していないことに、申し訳ないような気さえしたのだ。

私がこだわってしまった事件のうちのひとつがタイからきて売春を強要されてボスママを殺害した女性たちの「下妻事件」であり、その後タイに通い、今の仕事につながっている。しかし、そのような社会的背景のない無名な事件も多々みて、身につまされてきた。

そのようなわけで、犯罪をおかしてしまった女性に対して、決して同情ということではなく、なんとなく分身のように思ってしまう心情が私の中にときどき働く。

被害者という立場ではあるけれど、中村うさぎさんや、桐野夏生さんが、東電OL殺人事件の被害者の方について分析をした論評や小説や書いているが、たぶん同じような心情をお持ちになったのではないだろうか、と思ってしまう。

この理不尽な、女性に過酷な、ジャングルのような世界に生きて、みんな一歩手前のところで踏みとどまっているのではないか、と思ったりする。

何も悪いことをしていないのに犯罪の被害にあってしまう、被害者の方々の心情ももちろん代弁してきた。特に暴力の犠牲にあう女性たちのために。

しかし、犯罪を犯した女性たち、常識的な道を踏み外してしまった人たちの人生にはどうしても看過できないもの、悲しみがあると思うことが少なくない。

だから、なんとか立ち直っていい人生を生きてもらえないだろうか、と思い、なんというか他人ごとではない。

2011年11月22日 (火)

日々は過ぎて

昨日、月曜日は、午前10時に離婚事件の打ち合わせ@事務所

その後急なテレビ取材のオファーで、11時45分に弁護士会へ30分取材を受けて、12時15分に終了、移動して12時30分に四谷。共有物分割事件に関するクライアントとの打ち合わせ

四谷から弁護士会館に戻り、2時から不動産に関する重要な打ち合わせ、

2時40分から1時間、女性の権利に関する事件の打ち合わせ

4時外務省に移動、外務省でミャンマーODA再開その他の開発課題についてNGOと外務省援助担当者で意見交換・協議

6時に事務所に戻ると、偉い弁護士の先生方から続々と電話が!

某弁護士会の震災問題に関する意見表明について意見調整が必要とのこと。「あなたは勉強が足らない」ということで、どっさり宿題を出されてしまった。

ああ、つらい!  でも、これも修行のうち?

午後6時半すぎ、明治大学のローレンス・レペタ教授が来所、翌日の教授の明治大学のゼミにゲストスピーカーで呼ばれているので、その打ち合わせ。「法廷メモ訴訟」の最高裁判決を勝ち取った原告であるレペタ先生とは初対面でしたが、いろいろと教えていただく。

夜、自宅に戻り、翌朝の講演の準備、うっかりしてデータ消失。翌朝準備するはめに。

今日(火曜)朝、10時過ぎから明治大学で講演。学生は全員日本人なのだが、先生がアメリカ人なので、英語で講義となった。

テーマはヒューマンライツ・ナウの活動を例にとり、国際人権NGOの活動について。1時間半も時間をもらったのに、時間が全然足りず、ちょっと消化不良。

年をとって話が長くなってきたのかなー??

その後名古屋に移動して名張事件の弁護団会議。

ちょっと健康上の理由からお休みしていたのであるが(実は、8月以降、すでにお話したような健康上の問題から、自分が委員長や事務局長等、責任者である活動以外についてしばらくお休みしていたのです)、数か月ぶりの復帰を、暖かく迎えていただいた。

名古屋駅では、なんと大ファンの経済評論家 浜矩子先生とニアミス。急いご挨拶できなかったが、先生を新幹線周辺でおみかけするのはこれで二度目なので、不思議。

その後、名古屋高裁で名張事件の進行協議期日。その様子は、明日の新聞などに掲載されるのではないだろうか。

ということでようやく東京に戻り、今日は事務所に戻らずに帰宅。

弁護士会の諸先輩方からいただいた宿題がたまっているし、長期出張に出ていたパートナーも帰ってくるので。

2011年11月21日 (月)

仙台で、災害とジェンダーについてお話しします。

土曜日は雨の中チャリティランで寒かったにゃ。参加者の皆様、ありがとうございました。雨の中を走る皆さんの姿に力をいただき、なんかとても感動した一日でした。風邪などひきませんように!

そしてチャリティランも終わり、早くも12月ですね。世界の終りかと思った瞬間もあった一年も年の瀬になったのです。でも未解決の問題は山積。
以下のシンポジウムでそうした未解決の問題の一端をお話させていただきます。私はあまり学術的な話はせず、自分流にお話します。


【12月2日(金)18:00-20:00】
プレ企画Ⅰ「災害とジェンダー」 於:上記会場
 司会 安藤ヨイ子(福島県弁護士会)
(講演)「災害とジェンダー」  遠藤恵子(米沢女子短期大学・せんだい男女共同参画財団)
(報告)「人権の視点から見た被災地」  伊藤和子(東京弁護士会)
(報告)「震災とジェンダーのリアリティ」  小島妙子(仙台弁護士会)  
 東日本大震災は男性中心・男性優位の社会編成原理としてのジェンダーを変えるのだろうか。遠藤恵子氏が、災害時にどのようなジェンダー問題が出てきたか、せんだい男女共同参画財団で把握している実情・内閣府男女共同参画局の動向、社会学会で「災害とジェンダー」がどのような取り上げられ方をしているのか等について講演し、その後ミニシンポジウムを行う。

2011年11月20日 (日)

変わりつつある? アジアの人権状況


アジア諸国の首脳会合が続く昨今のアジアのニュースに注目。
フィリピンで人権活動家の殺害を続け、その犠牲が700人にも及ぶと言われてきたフィリピン・アロヨ前大統領が汚職で逮捕された。
その一方、ビルマではアウンサンスーチー氏の政党・NLDが政党登録をし、スーチー氏も国政に意欲を示しているという。
2006年から人権NGO「ヒューマンライツ・ナウ」で、フィリピン・アロヨ政権下の人権活動家に対する超法規的殺害の問題やビルマの人権・民主化問題に関わってきた私としては感慨深いニュース。
いずれも、本質的な変化かどうかは未知数。でも、夜明けが見えにくかったアジア各国の人権状況も、少しずつではあるけれど、動きつつあるように思う。
私は悲観論者ではない。
表に出てこない人権侵害について光をあてることが仕事だけれど、変化の動きのあるなかで足りないところばかりを挙げて、「全部ダメ」という立場ではない。
変化に期待してこれからもウォッチし、政策提言をしていきたい。

2011年11月18日 (金)

気になるレストラン

2000年に今の世田谷の家に移り住んできました。
それまでの家は、ユーミンのおうちから歩いて2分、という素敵な住宅街に賃貸、という生活でしたけれど、一戸建てを買うので移り住んだ今の家は、もうちょっと庶民的な雰囲気もあるところ。

最寄駅はとても商店街が元気な街です。その最寄駅付近でいろんなレストランで食べてきたのですが、悲しいことに、大好きになったレストランが次々と閉店になり、チェーン店が増えていく、ということが続いていました。

リーズナブルなスペイン料理屋さん、みんなが好きだった地元のこれまたリーズナブルなフランス料理屋さん、なくなってしまったのですね。
美味しい店ほど消えてしまうのは残念な限りで、レストラン・リストがどんどん減っていったのですが、最近、創作和食の頭文字Zで始まるお店がなくなつたときは、さすがに「!!!」と残念でした。

その通りには、Tsutayaもあるし、ワインバーもあるし、ジャズのお店もある、いつもいっている美容院もある、世界の輸入食材が安く買える店がある、好きな総菜屋さんもある、という通りで、その創作和食もあるので、「この道があればなんでも間に合う」と思っていたのに。

あんなにおいしいのになぜ?

ところが、今日、ちょっと一本外れた通りに新しい素敵なお店ができたをめざとく発見。覗いてみると、「Z」だったのです。そうか、やめてしまったのではなく、移転したんだ、と嬉しかったです。ボジョレー・ヌーボーでにぎわってました。

ちょっと違いますが、私がしばしば女子会などでお出かけした、麻布十番のFurutoshiというレストラン。
とても美味しく、好きだったのですが、なぜか麻布十番から消えてしまい、「どうしたのかな」とそれこそ心配していたのです。特別な時しか行きませんけれど、そういう「半ば憧れ」のお店がなくなってしまうのはさみしいもの。
でも、それが、最近、銀座で復活したことを知りました。これも嬉しかったですねえ。

景気が冷え込んでいても、美味しいレストランがなくなってしまうのは、とても大きな喪失です。
おいしいお店は、いつまでも残っていてほしい。
今は誰でも先行き不透明な時代。でも、
景気の荒波に負けないで、がんばって生き残っていこうね、と思う。


 

2011年11月14日 (月)

11月のマラソンといえば。

11月のマラソンというと、ニューヨークシティマラソンを思い出します。
思い出すのは、2004年のシティマラソン。11月2日の大統領選挙の直後の11月7日でしたね。
当時はニューヨークはほとんどが反ブッシュで、ブッシュの戦争を終わらせたい、と、ブッシュでない民主党の大統領候補の当選に希望を託していました(ケリーさんですね、彼自体に過大な期待をしたわけではありませんでしたが)。
ところが、ブッシュが再選と言う信じられない悪夢。

ニューヨークやカリフォルニア等都市部がいくらまともな判断をしても、南部の州の人々が圧倒的に保守的である以上この国を変えられない、という、信じられない事態にみんなが希望を失い、途方もなくショックを受けていました。
2000年に犯した誤りにニューヨークは気付いたけれど、ニューヨークだけではアメリカを変えることができなかった、これからも変えられないのでは、という絶望感。
留学生もみんな著しくショックを受けていて、PLOのアラファト氏が死去したこともあわせてみんなががっくりしていました。
ところが、そんな気持ちで迎えた週末に、窓から外を見るとニューヨークシティマラソンだったのです。

知らなかったので、驚きました。でも絶妙のタイミング。
その日は沈んで部屋で過ごすのかな、と思っていたけれど、眼下で
みんなが元気よく走っている姿にとても励まされたことを鮮明に覚えています。
街に応援に出て、この街の不滅のようなエネルギーを全身に浴びて、
生まれ変わったように、すっかり気持ちが前向きに、楽天的になりました。

スポーツが元気を与えてくれることがある、生命の躍動と喜びを示してくれることがある、
と気づいた瞬間でした。それでも人は生きていくんだなあ、、と。

人間にはビジネスや、社会への参画のようなシーンもあれば、スポーツというシーンもある、雑多な人間がいろんなシーンを持って生きているニューヨークという社会はとてもしたたかでしなやかだと思いました。
それは東京でも同じ、いえ、人間であればみんないろんなシーンを持っている、だからこそ、一つの挫折でも折れることはない。他のステージで、新たな挑戦をはじめて元気を取り戻し、ほかの人にも元気を与えるのだ、と。

だから、11月のスポーツイベントは好きです。

2011年11月13日 (日)

来週末の予定は?皇居周辺チャリティ・ランに是非!


来週末、みなさん、どうしてますか?
スポーツはいかがでしょ?
ヒューマンライツ・ナウは、11月19日(土)、
「世界子どもの日(Universal Children’s Day)」によせて
チャリティーウォーク&ランを開催します。

このチャリティウォーク&ランは昨年269名のご参加を得て成功、
今年が二回目となります。

今年は、世界の子どもたちの人権とともに、日本の被災地
特に福島の子どもたちにフォーカスをあてて、
子どもたちが安心して健康な環境で暮らせるように、
というメッセージをこめて開催いたします。

そうしたメッセージが大きなものとなるように、
参加者をまだまだ募集しています!

申し込みはもうすぐ、16日までです。

申込みはウェブからお願いします。
http://hrn.or.jp/

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
***★ヒューマンライツ・ナウ主催

    「世界こどもの日」チャリティウォーク&ラン2011

                   開催のお知らせ★***
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【チャリティーウォーク&ランご参加のお願い】

HRN主催で今年2回目となるチャリティーウォーク&ランは、
国際連合(国連)が世界中の子どもたちの相互理解を促進し、
子どもたちの福祉を増進させることを目的として
1954年に制定した「世界子どもの日」によせて、
子どもたちのために、より安全で平和な世界を築きたい、
という想いを形にするイベントとして企画されました。

武力紛争、児童労働、人身売買、世界では今も尚、
深刻な人権侵害によって、立場の弱い子どもたちが
多く犠牲になっています。日本でも東日本大震災の
影響を受けて子どもたちの人権に深刻な影響が
生まれつつあります。

この「世界子どもの日」に、世界と日本の子どもたちのことを
考えながらチャリティ・イベントに是非ご参加されませんか。

歩いて!走って!あなたの一歩が、地球上の全ての
子どもたちの平和な明日へと続いていくことを願って。

昨年も会社でチームをつくって参加したり、
友達でお誘い合わせていただいて、
日ごろの運動不足を解消したり、レクリエーションと懇親に
役立てていただいた方が多くいらっしゃいました。

スポーツを楽しみながら、子どもたちのかけがえのない
人権に貢献する、そんなチャリティランに是非ご参加ください。
今月末、10/31(月)がエントリーの締切になっていますので、
是非お早目のエントリーをお願いします。

今年のチャリティウォーク&ランの収益は、
ヒューマンライツ・ナウのアジアの子どもたちの児童労働をなくす取組み、
そして東日本大震災後懸念される子どもたちの人権、
特に福島原発事故を受けた今日、子どもたちの健康と命というかけがえ
のない権利を守るための各種政策提言活動を中心に使われます。

当日、皆様にもご参加いただけるアクションに
ついてもご提案させていただく予定です。

スポーツを楽しむだけではなく、世界と日本の子ども
達を支援することにつながるイベントです。
楽しむことで、子ども達のために。

ぜひ皆様お誘い併せの上、ご参加頂ければと思います。


チャリティウォーク&ラン2011へのご参加を、
スタッフ一同心よりお待ちしております。

●開催日:2011年11月19日(土)午前開催 ※小雨決行

●開催場所:皇居周縁(集合・日比谷公園)

●種目: 5kmウォーク / 5kmラン / 10kmラン

●当日スケジュール(予定):
   集合・開会式 5㎞ウォーク 9:00 / 10㎞ラン 9:40 / 5㎞ラン 9:40
   スタート 5㎞ウォーク 9:40 / 10㎞ラン 10:20 / 5㎞ラン 10:30
   閉会式 11:30

※最終のスケジュール等の詳細は、お申し込み後、大会2週間前までに
 メールにてお届けする参加通知書にてご確認ください。

●参加費用
  大人 5000円
  学生 2000円(中学生以上の学生)
  小学生 1000円
  小学生未満 無料(保護者同伴でご参加ください)
  ※ご同伴の保護者の方は大人(要参加費)でお申込みください。

 ☆参加賞として、全員の方に大会オリジナルTシャツをプレゼントいたします!

●申込期間:2011年10月31日(月)まで

●申込方法:大会公式ウェブサイトよりご確認ください。
        →http://hrn.or.jp/run/

●主催:特定非営利活動法人ヒューマンライツ・ナウ

ヒューマンライツ・ナウ(HRN)は、
2006年に弁護士・学者・ジャーナリストなどが中心となり、
日本国内に発足した国際人権NGO団体です。
世界の深刻な人権侵害に対して現地調査・報告・アドボカシーを
活動の柱としています。

※今企画の収益は、HRNの「子どもの権利プロジェクト」を
中心とする人権保護活動に充てられます。

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特定非営利活動法人ヒューマンライツ・ナウ
〒110-0015 東京都台東区東上野1-20-6 丸幸ビル3F
電話 03-3835-2110 Fax 03-3834-2406

※配信先アドレス変更希望・配信停止希望はこちら
連絡先 info@hrn.or.jp
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ウェブサイト http://hrn.or.jp/
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2011年11月 8日 (火)

帽子が好き。

他愛もないなしだけれど、帽子が好き。
で、秋になるとちょうど帽子をかぶるのによい季節
なので、帽子をかぶりはじめる。
帽子の店にいって自分にあう帽子を時間をかけて探すのも好き。
私が好きなのはベレーでもハンチングでもない、キャスケットで、
かたちのいい帽子。それをななめにかぶるとぴったりくる帽子。
あまりないけれどたまにある。

一番好きだったのは、ニューヨーク五番街のH&Mでみつけた帽子で、
ニューヨークではずっとかぶっていたが、日本に戻るどさくさでなくしてしまった。
それからいつも、同じようなかたちの帽子がないかな、と探す。
今年はちょっとそれにかたちの似た帽子がみつかったので
そのことについて、機嫌がよい。
そのため、今年の服装は少しニューヨーク当時っぽくしている。
新しい服を買わずにどこかからひっぱりだしてくるので、経済的でもある。

2011年11月 6日 (日)

11日(金)広河隆一氏・高遠菜穂子氏特別講演◆福島第一原子力発電所事故がもたらした人権侵害:今、求められていることは何か

ヒューマンライツ・ナウでは11日(金)に、『福島第一原子力発電所
事故がもたらした人権侵害~今、求められていることは何か』
と題し、フォトジャーナリストの広河隆一さん、イラク支援ボランティアの
高遠菜穂子さんをお招きして講演会を開催いたします。

福島第一原子力発電所事故がもたらした深刻かつ広範な
放射能汚染により、人々の最低限の権利が危機に 晒されています。

チェルリブイリ原発事故に比べても日本政府の対応は遅れており、
チェルノブイリ原発事故で「移住ゾーン」「避難の権利ゾーン」と指定
されたのと同程度の汚染地域で今も子どもたちが生活をしています。

私達の未来にとりかえしのつかない禍根を残さないために、
私達はいま、何をしていくべきか。

福島の現地をつぶさに見てこられ、かつ、チェルノブイリ事故
周辺地域等、世界の核汚染地帯に何度も現地取材をされてきた
広河隆一さんに基調講演をいただき、
今求められていることはなにか、についてお話いただきます。

また、イラク支援ボランティアの高遠菜穂子さんは、3.11後から
南相馬でのボランティアに尽力し、様々な発信をされてきた体験から、
イラクとの対比も含めて、現状を訴えていただきます。

福島からもご発言を予定しています。
ヒューマンライツ・ナウからは、人権の視点から、避難の権利の実現、
食品の安全、医療支援、情報公開等を求める政策提言をしており、
その内容をご報告させていただきます。
http://hrn.or.jp/activity/topic/post-111/

いかに深刻な問題が進行しているのか、
私たちが何をすべきかについて考えていただけるよう、
多くの皆様のご参加をお待ちしています。

                 ヒューマンライツ・ナウ事務局

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
          *Human Rights Now*
広河 隆一氏(フォトジャーナリスト)/
高遠菜穂子氏(イラク支援ボランティア)特別講演会

 『福島第一原子力発電所事故がもたらした人権侵害
             今、求められていることは何か』
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【日 時】 2011年11月11日(金) 午後7時開始(午後6時半開場)

【会 場】 青山学院大学 総研ビル 11階 19会議室

【主 催】 特定非営利活動法人ヒューマンライツ・ナウ

【式次第】
  講演 広河 隆一 氏(フォト・ジャーナリスト)
      高遠 菜穂子 氏(イラク支援ボランティア)

  福島からの発言
  政策提言と報告 ヒューマンライツ・ナウ
  質疑・ディスカッション

【講演者プロフィール】
●広河隆一氏
フォトジャーナリスト。『DAYS JAPAN』編集長。
「チェルノブイリ子ども基金」の設立者で現在顧問。
1967年から3年間イスラエルに滞在。帰国後、中東・
チェルノブイリ原発事故等世界の核汚染地帯の取材を続ける。
IOJ国際報道大賞、土門拳賞など受賞。
近著に『福島 原発と人びと』(岩波書店)

●高遠菜穂子氏
イラク支援ボランティア。2003年5月のイラク入り以来、
イラク難民・国内避難民のサポート、医療支援などの
プロジェクトをイラク人と共にすすめている。
2011年3月の東日本大震災後、南相馬でボランティアを行い、
人々の実情を発信している。

【主催】特定非営利活動法人ヒューマンライツ・ナウ
国際人権NGOヒューマンライツ・ナウは、人権の視点から
福島原発事故の問題に取り組んでいます。
避難の権利の実現、食品の安全、医療支援、情報公開等を
求める政策提言・ロビー活動を展開しています。
現在福島では深刻な人権侵害が進行中であり、
チェルノブイリ事故との対比や国内法などの法的な側面、
人権の観点から今求められていることを提案しています。


~~~~~参加申込について~~~~~

 資料代/1,000円
 (※人数把握の為、できるだけ事前予約にご協力ください)
 予約申込先/info@hrn.or.jp / Fax 03-3834-2406
          ヒューマンライツ・ナウ事務局

※Eメール、またはFAXにて、
「11月11日講演会参加希望」の旨と、お名前、 連絡先を、明記しお送りください。

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特定非営利活動法人ヒューマンライツ・ナウ
〒110-0015 東京都台東区東上野1-20-6 丸幸ビル3F
電話 03-3835-2110 Fax 03-3834-2406

※配信先アドレス変更希望・配信停止希望はこちら
連絡先 info@hrn.or.jp
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ウェブサイト http://hrn.or.jp/
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TPP参加は並の愚策ではない。最悪の選択である。

TPP、私も元来反対でしたが(一時は、「早めに入ってルール作りに参加した方がいいんじゃないか」と思ったことすらある、恥ずかしながら)、最近ようやくまとまった勉強して、
あまりに危険だと今さらながら気づき驚愕と反省。
こんなものに参加したら、日本が破壊されてしまう! ということがわかった。

これは「反対」と思いながらそれでも「あーあ」という感じで通ってしまった様々な悪法とはわけが違う。
どうしても反対しないといけない、最悪の選択だ。

いまさら騒いでも遅きに失しているけれど、加入が決まってからでは遅すぎるのだ。よく考えてみないといけない。

多分、多くの方がよくわからないなあ、と思っているけれど、ちょっと調べてみてほしい。
わかりやすい資料はこれ。
http://luna-organic.org/tpp/tpp.html
初心者にもわかりやすい。是非読んでいただきたい。

そして、最近になってだんだんアメリカの本音が漏れ伝わってくるようになった
昨日の東京新聞一面に、TPP内部文書について書かれている。
内部文書によると、日本のTPP参加には米国が以前から求めている関税以外の規制改革が重要だそうだ。
それには、簡保や共済の規制改革、残留農薬などの食品安全基準、電気通信、法曹、医療、教育、公共事業などでも日本の「過剰な規制」が改革の対象となるとのこと。

つまり、アメリカから狂牛病、放射能汚染はじめ、危険な物質が入ってきても、アメリカ基準で緩和して、危険な食べ物や医薬品を受け入れなくちゃいけない。
アメリカの医療保険の参入の邪魔になる日本の国民皆保険制も解体の対象となる。法曹界も日弁連の規制に服さなくて良いことになるでしょう。一回TPPに入ったら、米国は「貿易障壁の完全撤廃」「規制緩和」を求めて対日要求をエスカレートし拒むのは到底困難となる。
一度入ったら丸裸にされるアリ地獄。アメリカはこれまでやりたくてできなかった日本の規制緩和をすべて実現するカードを握る。政府は、わかっているのになぜみすみす罠にはまる? 

明らかに、明らかに、国益に反している。


調べた限り日弁連はTPPに反対の意見表明をしていないようだ(はやく反対して! こんな重大なことなのに)。
さらに調べてみると、法律家の団体で反対表明していて詳しいのは自由法曹団の以下の意見書。
TPPに参加するアメリカの意図や、以下のくだりが本質を喝破していると思う。
「日本がTPPに参加した場合、市場拡大を目指すアメリカが『貿易障壁の撤廃』と称して、さらなる規制緩和を求めることは火を見るより明らかである。TPPがすべての『貿易障壁』の撤廃を目指している以上このアメリカの要求を拒むことは極めて困難となる。」

http://www.jlaf.jp/html/menu2/2011/20110726181414_5.pdf

それでもイメージわかない、という方、考えてみてほしい。
私の見たところ、米国の一番の狙いは、日本の国民皆保険制度の解体による外資系医療保険の参入だと思う。
行き詰る米国経済の打開のために日本に経済進出し、日本の市場を狙いましょう、という米国から見れば極めて合理的な戦略でしょう。しかし、みなさんもマイケル・ムーア監督の「シッコ」を見て、アメリカの医療制度に戦慄し、「日本でよかった」と安心したと思いますけれど、TPPに入ったら、日本が早晩あんな状況に陥ってしまう危険性が高いわけです。

「Michael Moore 監督/米国にない日本の素晴らしさ語る」
http://www.youtube.com/watch?v=MJ9rsYuF0OE

そう、考えてください。

健康保険がなくなっちゃう、高額所得じゃないと病院にもいけない、解雇されたり倒産したらもう健康保険から締め出されてしまう、そんなアメリカみたいな国になりたくなかったら、是非反対しないといけない。

いつも対米交渉が下手な日本。TPPという錦の御旗までとられて、対米要求を拒めるわけはない。
あなた参加したんでしょ、ルールに従いなさい、ということになる。

メディアは本当のことを言わない。だから勉強して、反対しなくちゃ。

戦後日本の、いろいろありつつも築いてきた市民の生活とそれを守ってきた規制。
そういうものを根こそぎ奪われ、弱肉強食がこれ以上進んでしまう。
市民にできるのは、ブログ、フェイス・ブック、ツィッター、街頭で騒ぐこと。
騒がないととんでもないことになってしまいます。

2011年11月 2日 (水)

シンデレラ・コンプレックスを克服する

女性の多くは、「いつか白馬に乗った王子様が現れる」

そんな期待を小さいころから脳内に深くインプットしているのではないだろうか。

だいたい、小さい時に「シンデレラ」などを読むのが悪いのであり、何の努力もなしに、ある日突然王子に見いだされ、人生が変わり、救済され、幸せになる、という虫のよいストーリーにあこがれ、自分にもそんなことが起きると信じてしまうようになる。

そうした刷り込みは、他力本願で自分の人生を自分で切り開けない女性を作り出してしまう危険がある。日本における男女平等が進まないのもこのようなマインドセットが少なからず影響しているのではないだろうか。

しかし、このような傾向は、自立した女性も同じような願望を有しているから、始末に悪いと思う。

かのボーヴォワールが、大学に入ったばかりのある日、同じ大学生である若きサルトルが彼女を待ち受けていて、そして言った。「君のことは僕が引き受けた」と。その後彼女は世界の知性であるサルトルと行動をともにし、彼に同行して、世界を旅行し、知識人として発言していくようになる。もちろんボーヴォワールもいろいろと自分で書いて努力をしているが、サルトルなしにあのような活躍がありえたであろうか。

このサルトルとボーヴォワールの恋愛の虚像は理知的な女性たちに思いのほか影響を与えていると思う。

かくいう私も大学生のころまでそういう傾向があり、知的にも人間的にも自分をはるかに凌駕する、「どこをとっても私よりもはるかに優れている」ヒーロー的な男性を求めていたと思う。しかし、理想と現実のギャップははなはだしく、私があくまで「理想」を求めるので、私に関わった方々にはちょっと勘違いなご迷惑をおかけした。自分の求める理想と違うからって、それは私のせいであり、相手の方のせいではないというのに。

20代も半ばになると、さすがに理想と現実は異なると諦めの境地に達したわけであるが、なんとなく「本当はそれに越したことはないが、私は不幸にしてそういう運勢のもとにいない」という意識であった。

そんなとき、華原朋美ちゃんが登場して、小室さんと恋愛するという、絵にかいたようなシンデレラ・ストーリーが展開された。私は、「せめてともちゃんには、シンデレラ・ストーリーをかなえてほしい。一人くらいそんな女の子がいてほしい」という気持ちで応援したことを覚えている。

そう、朋ちゃんというのは1つのシンボルだったわけですね。「何から何まであなたがすべて。どうにか私を輝かせるため苦しんだり、悩んだりしてがんばってる♪」なんて、とにかくけなげな歌を歌いまくっていた。苦しいこともたくさんあるけれど、毎日頑張って成長して、小室さんにふさわしい女性に成長していくのだ、という。

しかし、朋ちゃんも小室さんと破局してしまった。そして、仮に朋ちゃんが小室さんと結ばれたとしても、、、その後小室さんに起きたことをみていくなら、全然ハッピーエンドではなかっただろう。

そのように考えると、「王子様」が王子様であり続けるという保証はなく、男性にとっても「王子様と結婚して安泰」という期待に応えるのは、ずいぶんときつい話なのだと思う。

そう、理想的な完璧な男性と結ばれるなんてことは虫がいいし、そもそも一生幸せにしてくれる、理想的で完璧な男性なんていないのだ。

しかし、私の周囲にいる女性は、とても優秀な女性弁護士や優秀な各界の仕事人なのだけれど、独身の方が多く、かつ「どんな人がいいの?」と聞くと、「年上で、私を凌駕するすごい人」とみなさんがおっしゃる。

なんで女性は、自分よりも優れた人間に伴侶になってもらい、自分の人生を導いてもらいたいと思うんだろうか? 自分で自分の人生を十分に導けるし、現に導いているというのに。

かくも、いつか王子様が、という幻想は女性たちの心に深く浸透しているので、克服するのは容易でない。

私の場合、そうこうするうちに、現在のパートナーと意気投合して即結婚した。私はパートナーを大変気に入っているけれど、自分を凌駕する高みに立った優れた人間で、自分を導いてくれるから、というわけではまったくない。

結局、この世に神はいない、唯一の正しい道を示す英雄も思想家も存在しない。学校を卒業すれば、指導教官もいない。

いまやこの経済危機で、世界の指導者だって何も任せられる状況ではない。2008年に圧倒的な指示で米大統領に当選したオバマ氏も、あのサルコジ氏も自信なさそうである。

今や私たちを導いてくれる男性など、存在しない。女性は見いだされ、導かれ、開花するということにあこがれるが、正しい導きかどうかわからない。男性もいっぱいいっぱいなのである。

だから、自分の感受性だけを信じて、自分の道を進むしかないのだ。

私は弁護士になってからも、男性のボスとか、メンターやロールモデルという存在はおらず、過度にかわいがられることもなく、放っておかれて勝手になんとか自己流にやってきた。それでもまあ、生きて今日に至った。だから他人の評価や期待、他人からどう見られるか、誰かの期待に応えられているか、ということをほとんど気にしていない(依頼者の皆様の期待には100%応えたいが)。

女性たるもの、汝の道を進め、人をしていうに任せよ。

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