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2011年9月17日 (土)

早期発見-生きていけるということの幸せ

ピンクリボン-乳がんの早期発見のキャンペーン。

なんとなく他人事のようにみていたのだけれど、今年の夏起きた出来事は、私に気持ちを変えた。

8月のある朝突然、胸に大きな腫瘍を発見する。リンパに近いところだった。その瞬間の恐怖。真っ青だった。常識的に考えて乳がんであり、この大きさは尋常でない。しかも部位からして危険である。。と思った。

そういえば、3月の震災の直後、不安になって乳がん検診に行ったけれど、触診で「大丈夫」と言われて、マンモグラフィーの結果を聞くのを忘れていたのだった。

とにかくそのことへの深い後悔が一瞬私を襲った。ああ、あのとききちんと検査の結果を聞いていたら、こんな手遅れに近いことにはならなかったのではないか、と。

気づいた朝は親戚の葬儀であり、とにかく葬儀に急行した。葬儀の間ずっとつらかった。その後すぐに近所の病院に行き、疑わしいということで、大学病院に緊急にアポを入れていただいた。

そして大学病院で検査したところ、良性ということがわかったのでした。

奇跡的な話でした。部位など、どう考えても、悪性としか思えなかったのに、良性というのは本当に命を救ってもらったような気持ち、千載一遇の確率で生かしてもらったと思ったのです。

検査までの間、どんなに検診を受けなかったことを後悔していたことか、そしてどんなに、命を再び与えてください、そうしたらもっと命を大切にして、大切に生きていきます、と祈ったことか。。その瞬間、失われるかもしれないと思った人生が、生きることが、こんなに輝かしい素晴らしいものだったのだ、と思ったのです。

何の力が働いてか、命を与えてくださったこと、生きさせていただけることに感謝をして、生きていかなくてはと思いました。

今年は思えばそんなことを思うのは二度目。3.11で多くの人たちが一瞬にして命を失うという衝撃。そしてその後の原発事故が危機的状態となった時も、これまでの生活がどれほど、毎日ぶつぶつ文句をいいながら生きているんですけれど、それでも平穏に生活できるということそれ自体がなんて素晴らしいものだったんだろうか、と思ったのです。それを失った多くの方々、そして今も平穏な暮らしを奪われている方々がいらっしゃいます。

また、私がこんなことで一喜一憂しているときにも、働き盛りなのに、思いがけず、深刻な病に苦しむことになってしまった方々がどれだけいることでしょうか。そのことを思うと、言葉もありません。

毎日を丁寧に、自分自身の健康を大切にしながら、一瞬一瞬をなおざりにせずに生きていかなくては、と思っています。もうはっきりいって若くなく、寿命ということも見えてきた、だからこそ毎日を生きる命はいとおしい。

これからも病気を未病のうちから早期発見、未病から直す、ということに努めていきたいと思います。そして、一秒でも楽しいことをして、笑ってすごすこと、家族と楽しい思い出をたくさんつくること、そして、なんでも自分でやってしまわずに、後進の人たちを育てていくことも大切だと思っています。

病気でないとなった途端、仕事に追いまくられていますが、あの時の、がんではなく生きられるということがわかった瞬間の感謝の気持ちや命の大切さは、絶対に忘れないようにしたいと思います。

だから、読んでいただいているみなさんにも、早期発見、そして健康を大切にされることを心から願っています。

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