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2011年6月 4日 (土)

政治は、なにより困窮した被災地のことを考えなさい。

日本の政治は本当に病的だ。

被災地のことを考えたらこんな政治混乱を引きおこすなど、とんでもない話である。

世界も飽きれ果てている。

http://news.nifty.com/cs/world/worldalldetail/sech-20110604-20110604_00006/1.htm(首相の辞意表明に国際社会から「日本の政治マヒ」懸念)

党利党略個利個略で、不信任案をしかけたすべての国会議員とそれにのっかって騒ぎ立てた一部メディアに猛省をうながしたい。こんなことで政治をもてあそんでそれを政治だと勘違いしている議員には税金を返してもらいたい。「国民が主人公」って言っていたのは誰でしたっけ?

今の政府の震災対応は大変遅れていて抜本的な改善が必要なことは間違いないが、政治空白を作ったりこれ以上混乱したりするのは最悪であり、被災者・国民に何の利益ももたらさない。

餓死者も出て、生存権が脅かされ、毎日が待ったなしの危機的状況において、百害あって一利なしだと思う。

だって梅雨に入ってから、被災者の方に出るお弁当が腐っているっていうんですよ。困窮して売春をさせられた被災女性だっているんですよ。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110603-00000040-mai-soci

義捐金も配られない、二重ローンも解決しない、復興プランもはっきりしない、仮設住宅だって立たない、そして何より、放射能問題は極めて深刻。

もうこの事態に政局などこりごり。当面このままの政権で震災対応に取り組んで、被災者の方々が人間らしい生活を取り戻せるように、心を入れ替えて取り組んでもらいたい。

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