22日夜「検察の在り方検討会議の提言を受けて」
検察の在り方検討会議提言では、「新たな刑事司法制度を構築するため、直ちに、国民の声と関係機関を含む専門家の知見とを反映しつつ十分な検討を行う場を設け、検討を開始するべきである。」とされています。
日弁連は、2011年1月20日、「えん罪原因調査究明委員会の設置を求める意見書」をとりまとめ、「えん罪事件について、誤りの原因を調査究明し、将来のえん罪防止へ向けた諸制度の運用改善及び立法を政府及び国会に勧告・提言するため、国会又は内閣に、第三者機関を設置すること」を求めています。
刑事司法制度の改革をめざすという点では、「検討の場」と「えん罪原因調査究明委員会」は密接な関連があり、また、「検討の場」においても過去のえん罪事件の検証のうえに立った審議が求められます。
そこで、検察の在り方検討会議に関わってこられた方々から提言の趣旨について報告を受け、また、「検討の場」での審議を充実したものとするべく意見交換を行うため、市民集会を開催いたします。
刑事司法改革の実現に関心のある方々の多数の御参加をお待ちしております。
日時 | 2011年6月22日(水)18:00~20:00 |
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場所 | 弁護士会館17階1701会議室 (千代田区霞が関1-1-3 地下鉄丸の内線・日比谷線・千代田線 「霞ヶ関駅」B1-b出口直結)( ![]() |
参加費等 | ※無料・事前申込不要 |
内容(予定) |
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主催 | 日本弁護士連合会 |
問合せ先 | 日本弁護士連合会 人権部人権第一課 TEL:03-3580-9815/FAX 03-3580-2896 |
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