国連人権理事会にて
ジュネーブの国連人権理事会第16会期に参加しています。
今週は、特別手続に関する報告と討議、まず、拷問、テロと人権、強制失踪、恣意的拘禁、そして今日は、宗教の自由と人権活動家に関する議論です。
今回焦点が当たっているのは女性の人権活動家が男性にもまして性的な暴力も含めた攻撃にさらされているということ、そして、宗教的マイノリティの権利を守ったり、伝統的観念に基づく人権侵害を是正しようとする活動が脅威にさらされ、命を失う人々が続出しているということです。特に最近のパキスタンにおける殺害が問題とされていますが、それだけではない、世界中に蔓延している問題です。
強制失踪に関する条約がいよいよ発効するので、これをどう、各国で続出する強制失踪をなくす活動につなげていくのか、米国によるシークレット・ディテンションも含めてどうなくしていくか、について熱い議論が展開されています!
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