終わらない会議
ニューヨークから帰国しましたが、仕事がたまってしまい、また、ニューヨークで開催中の会議のフォローもしないといけないので、夜もあまり眠れない毎日を過ごしています。
ところでそんな時、結構「終わらない会議」、「まとまらない会議」があるんですよね。
先週などのように、アメリカ人と会議をしているととにかく時間が短く、そして効率的に物事が決まっていく、鮮やかさに驚き、感動ます。
また、最近ヒューマンライツ・ナウを応援していただいている、日本のトップビジネス・ロイヤーの皆さんとの会議もそんな感じでとても短く、どんどん物事が決まる。
でも、日本に戻り、ビジネスロイヤーでない日本の弁護士の方々と会議をしていると、話が堂々巡りして、何も決まらず、なんだか全く終わらないように思われる。でもなんとなく参加者は楽しんでいるような。
しかし、どうも日本とアメリカでは会議の目的が違うように思います。文化の違いというか。
アメリカの会議は目的(ゴール)がはっきりしており、会議の最後に達成したいことがイメージされたところで会議が進んでいる。その意味で、生産的。
しかし、日本の会議は、堂々めぐりしているようにみえるけれど、参加すること自体、そこで意見を言うこと自体に意義があり、会議がモチベーションを高めたり、一緒の目的に向かう連帯感を醸成することに意味があるのだという。
会議に対する文化の違いとしてそれぞれの良さを理解して進めなくては、と、終わらない会議にイライラする自分に反省。
でも、そうはいっても弁護士会の委員会の朝から晩までの会議はなんとかならないものか。議論が長すぎて、実はあまり進んでいないみたいな気がします。
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