スイスからコペンハーゲン、東京
9月30日朝、ジュネーブからコペンハーゲン経由で帰国しました。
ジュネーブはとにかく各国政府や国連関係の方々、国際人権NGOのみなさんと会議に次ぐ会議で、スーダン、カンボジア、ビルマ、コンゴ、パレスチナ等々の人権問題の人権理事会決議や国連総会決議への対応に関するロビーをしていました。
パレスチナ問題の国際社会の対応には、失望することしきり。日頃人権問題に熱心で、いろんな分野で同調することも少なくない欧米諸国の外交官が、この問題では手のひらを返したように冷たくなると、ダブルスタンダードを感じます。
ちなみに現地で出したステートメントはこのような感じ。ガザ問題以外はなんとかうまく落ち着くことのではないでしょうか(決議は今から10月1日までに採択予定)。
http://hrn.or.jp/activity/area/cat32/post-75/
http://hrn.or.jp/activity/area/--/
そんなわけで、観光の暇はなかったのですけれど、国連の方からのフランスの田園暮らしのおうちへのご招待を受けてちょっとなごみ、それと帰国途中に飛行機から見たスイス・アルプスの、雲のじゅうたんのうえに、峰々が輝く素晴らしさに感激しました。
飛行機では一転、赤ちゃんの夜泣きでまったく眠れず、寝不足・・・。東京に到着するや否や、月末ということもあり、休む間もなくお仕事。
会議をはしごしました。国連大学ビルで、ヒューマンライツ・ナウのメンバーでユニセフ東京の平林代表を訪問して児童労働の問題で意見交換。すごく知識と経験の豊富な方で、勉強になりました。
さて、明日はカンボジアの人権問題でTVの収録をさせていただきますが、この寝不足のまま、大丈夫かなあ。。。
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