チリでは炭鉱から次々と人が解放されて、素晴らしいですね。
一方、チリよりも身近な国では、危険極まりない炭鉱労働で続々と子どもたちが命を落としているのにまったく顧みられていません。
ネパール、バングラデシュ、インドの10歳のくらいの少年たち。
最悪の形態の児童労働です。まったく光が当てられていない人権侵害です。
そこで・・・既にご案内しましたけれど、明日、ヒューマンライツ・ナウが今年5月から6月にかけて行ったインド児童労働調査ミッションの報告会を下記の通り、開催することになりました。
ゲストスピーカーとして、ユニセフ東京事務所代表の平林 国彦さん、調査団に同行取材されたフォトジャーナリストの豊田 直巳さんをお迎えします。
調査ミッションはネパール、バングラデシュから人身取引などでインドに移動し、最悪の形態の危険な児童労働に従事させられ、次々と命を落としている10代初めの子どもたちの実態にフォーカスしました。
この実情を変えるために何ができるか、ゲストスピーカーおよび会場の皆様と一緒に考える機会としたいと思います。
直近のご案内で恐縮ですが、可能でしたら是非是非ご参加ください。
現地調査プレスリリースは以下の通りです。
http://hrn.or.jp/activity/area/cat25/-hrn/
会場の都合と資料の関係で、事前申し込みをなにとぞよろしくお願いします。
皆様の御参加をお待ちしております。
申し込み先 info@ngo-hrn.org
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*ヒューマンライツ・ナウ 子どもの権利プロジェクト 現地調査報告会
『地の底で働く子どもたち ~知られざるインド児童労働の実情』
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●日 時/2010年10月14日(木)18:30~20:30(開場18:15)
●場 所/青山学院大学 総研ビル11階 19会議室
●資料代/500円
●主催 特定非営利活動法人ヒューマンライツ・ナウ
ヒューマンライツ・ナウ(HRN)子どもの権利プロジェクトは
今年5月31日から6月2日にかけて、
北東部メガラヤ州の州都シロンに拠点をおく
インパルスNGOネットワークと共に、
メガラヤ州のジャインティア丘陵の炭鉱とその周辺における
児童労働について調査団を派遣しました。
狭くて暗い坑道での過重労働、滑落や地下水による事故も多発し、
命を落とす事も少なくない環境―――
事実調査の結果、調査団は、極端に危険かつ残酷な環境で児童労働が
広く行われている悲惨な現実を目の当たりにしました
こうした労働に従事させられているのは、多くが周辺国のネパールや
バングラデシュから人身売買でインドに連れてこられた子どもたちです。
この知られざる児童労働の実態について、調査団による報告会を開催し、
事態改善のために何ができるのかをみなさんと一緒に考えたいと思います。
ゲストスピーカーに、長くインドに関わってこられた
ユニセフ東京事務所代表の平林国彦さんをお迎えし、
現地の写真なども多数まじえて、日本から何ができるかを議論する機会とします。
皆さま、是非ご参加ください!
≪ゲストスピーカー≫
◆ 平林 国彦さん ユニセフ東京事務所代表
◆ 豊田 直巳さん フォトジャーナリスト
≪HRN報告者≫
久保田 明人 弁護士。HRN子どもの権利プロジェクト。
多良 俊照 フリージャーナリスト。HRN子どもの権利プロジェクト。
伊藤 和子 弁護士。HRN事務局長。
※詳細はこちら
http://hrn.or.jp/activity/event/1014/