スペインからのお便り
4月に訪れたスペインの死刑廃止キャンペーンの皆さんから7月中旬に連絡をもらった。
奥西勝死刑囚に関するキャンペーンが盛り上がっている、ということを報告してくれたもの。いろいろと写真を送ってくれた。
http://www.lne.es/gijon/2010/04/10/gijon-lado-oscuro-naciente/898418.html
http://www.flickr.com/photos/amnistiaasturias/sets/72157623846947494/
http://www.flickr.com/photos/amnistiaasturias/sets/72157623506242000/?page=2
本当に嬉しいことです。
名張は現在検察側が最高裁当時と全然違う主張を展開して、新しい鑑定などを請求、とんでもない状況で、裁判所には一日も早く再審開始を裁判所に決めてほしいところだ。
同時に「新政権で死刑廃止が進むことを期待しているわ」というメッセージが。スペインは死刑廃止のために本当に頑張っている国ですから。実はこのメール、忙しくて返信できないでいたところ、千葉大臣のもとで処刑が行われてしまった。このニュースは世界中の死刑廃止論者がすでに知って驚愕している。
死刑廃止論の法務大臣が処刑をするというのはきわめてアンリーズナブルで、世界のウォッチャーの理解を超えている。「どうして」という問いに応えられない事態なので、返信するのも気が重い 。
これは(スペイン語が読めないのでよくわからないけれど)私のインタビューが掲載されたスペインの報道記事だそうです。
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