セックス・アンド・ザ・シティー2で元気に。
見てきました。「セックス・アンド・ザ・シティー2」
今週末は「国際人権法とジェンダー」について、原稿の締め切りが過ぎてしまった原稿を書かなくちゃいけない。
上野千鶴子さん、福島瑞穂さん、大沢真理さんなど、すごい論客の方々の混じって原稿を書くのでしっかりやらねば、と思うものの、どうも、このところ、お疲れ気味。
日中は離婚事件の明け渡し立ち合いを行い、その後、時間がちょうどよかったので、元気をつけようと、SATC2を見に行ったのでした。
私はなんといってもSATCが大好き。ニューヨークにいたので、シチュエーションも彼女たちの考え方も、すべてが手に取るように、とってもよくわかる、いえいえ、女性であれば万国共通、彼女たちの悩みやぶっちゃけ話、心意気がよくわかるというものです。世代も同じですし。
女が自立して、幸せと自立を求めて生きていくのは並大抵のことではない、でも苦労してここまで歩いてきた、みんなが悩んでいる、犠牲をたくさん払ってきたけれど、これまでの歩みを誇りにしてどこまでも前に進もうとする、彼女たちの生き方に共感するのです。
誰かの映画評にもあったけれど、四人が歌う「アイ・アム・ウーマン」にはなんだか感動してしまい、涙。
ところで、アメリカでは、中東ロケをした今回のSATCは女性の権利の観点から底が浅過ぎる、と批判を浴びたとのこと。さて、私がこれから書く原稿、「国際人権法とジェンダー」に引き付けて、SATCをジェンダーの観点からみるとどうなのか、文化・伝統とジェンダーについての今回の掘り下げ方がどうなのか、さらにSATC1に比べて本作を評論する、というと大変奥深く、挑戦に値する難事業で、この場で短くコメントするのは到底無理というもの(底の浅いことで申し訳ない)。
とにかく元気を得て、心を熱くし、今日も自分の選んだ仕事に取り組み、「国際人権法とジェンダー」に関する原稿も世に生み出すことができる原動力をもらう、という点でSATCに今度も感謝です。
PS 一方、私の永遠のミューズである松田聖子さんの武道館コンサートに今年はうっかりしていてチケットを入手できず、行けなかった。。明日までなんですけれど、とっても残念。
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