ラジ・スラーニさんが来日
パレスチナ人権センター代表のラジ・スラーニさんが無事来日されて、明日から分刻みで講演・取材が入っている。。
で、ホスト団体(ヒューマンライツ・ナウ)を代表しまして、今日はごあいさつ&食事をしましたが、食事中のちょっとした会話でも深いお話ばかりで、一気に意気投合しました。
私が以前ニューヨーク時代に、家屋破壊に抵抗して、イスラエル軍に引き殺されたアメリカ人女性レイチェルの事件を担当していたこともあり、そのパートナー団体がパレスチナ人権センターだったので、もう他人という感じではありません。「あの事件は負けちゃったね」「でも世界の終わりじゃないさ」と話し合っていたところです。
獄中にラジさんを閉じ込めて人間性を否定しよう、破壊しよう、とイスラエル当局が意図して、ラジさんを追い詰めたとき、ラジさんはなんと獄中結婚をしたとのこと。彼らのいいようにはさせない、人間性や抵抗の思いを決して失わない、というひとつの挑戦だったという話は、ガンジーの抵抗にも通じて、とても普遍的で素敵なお話で、占領に抗する多くのパレスチナ人の心意気に通じるものだ、と思いました。
そんなわけで、すでに私は満足してしまっていますが、以下の連続講演会でもとても有意義な話が聞けそうなので、よろしければぜひご参加ください。
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