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2010年5月 7日 (金)

ニューヨークでみた最先端DNA

連休のニューヨークは、テロの影響もなく、多くの方々のご協力を得て、予想をはるかに超えて実りの多いものでした。

特に、NY行きのひとつの理由であったDNA鑑定の関係では、ニューヨークの最先端のDNA鑑定事情を包括的に理解でき、イノセンス・プロジェクトというDNA鑑定で無実の人を救い出すニューヨークのプロジェクトが現在何をしているのか、というフィードバックを得たのが大変素晴らしかったです。

全米最大のDNAクライム・ラボに訪問し、なんと日本語で説明をしてもらう、という素晴らしいアレンジをみなさんがしてくださり、再鑑定をいつでも保障する、公正なプロセスと、その施設の品質管理には学ぶところが大変大きかったです。

早くこれを紹介する論文が書きたいところですが、膨大な資料をもらい、判例や法律の調査も必要なので、もう少しアウトプットには時間がかかりそうです。

とはいえ、DNA鑑定の今後のあり方に悩む日本にとって、目からうろこ、というような、非常に示唆深い貴重な話ばかりでしたので、できる限り早く、五月雨式でも発表したいと思います。

ところでニューヨークはもう夏のような陽気で、緑がきれい、空き時間はヴィレッジなどを歩き、なじみの公園で過ごし、夜も大好きなバーやレストランで大学時代の友人と過ごしたり、と、まるで学生時代のようで、寿命がのびたようなリフレッシュ感を味わいました!

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