« 2009年10月 | トップページ | 2009年12月 »

2009年11月

2009年11月29日 (日)

NGO活動と仕事と

弁護士業務は最近どんどん忙しくなる一方なのだけれど、同時にNGO活動のスケジュールが今週も目白おしだ。ゆえに結構自分としては大変。

木曜日 弁護士会で10年以上前に刊行したセクシュアル・ハラスメントの本の改訂作業。10年前の本を読むと当時はセクハラという概念もはっきりしておらず、初歩的な議論をしていたなあ、と感慨深い。日本ではいろんなことは遅々として進まない、とよく思うのだけれど、それでもいろいろと進んでいるんだな、と思う。全面改訂をすることに。

お昼は、大手外資系法律事務所へ。HRNのランチタイム・セミナーを開催してもらう。英語でプレゼン。日ごろ大企業の弁護をされている弁護士さんたちが実は人権に関心があって、みなさん興味を持って聞いてくださった。HRNのためにボランティアで活動をしてくださる、とのことで、嬉しい限り。

その後、国会でNGOによる議員さん向けのパレスチナ勉強会。ガザで人道援助をしているNGOさんたちの報告のあと、私たちの団体から、人権をめぐる取組について報告。

国連がイスラエルに戦争犯罪の捜査をきちんとやれと求めている状況を報告した。これに対して、日本政府は民主党政権になってもこの動きに消極的、ということもお話しした。「ガザの復興はもちろん大切だけれど、ガザの人たちが望むのは、虫けらのように殺されないこと。二度と建物を壊されないこと。戦争犯罪の責任を追及することがその保障になる」と訴えました。すると、与野党問わず、是非なんとかしよう、ということを言ってくださる国会議員の方が多数。心強く思いました。

出席議員のみなさん、忘れないで、ぜひ国会で質問してください!!

その後事務所で法律相談。犯罪被害者の問題である。その後、DVの保護命令に対して、相手方から即時抗告を受けていた事件で、即時抗告が棄却されたとの決定(少し審理に時間がかかっていた)が、高裁からようやく届き、ほっとする。

その後HRNに関心をもってくださる読売新聞の記者さんたちとの懇親会。

金曜日、難航していた離婚事件がやっと決着。調印にこぎつける。前日の夜まで話がまとまらず、成立が危ぶまれていたので、心からほっとする。

その後、外務省へ。日本の人権・人道団体と共同で、スリランカの人権・人道問題について外務省の西村政務官に要請。スリランカは内戦の終結に国連が関与しないため、多数民族で構成される政府軍が少数民族の反乱軍を降伏させ、その過程で大規模な残虐行為が起き、多くの少数民族が強制収容キャンプに収容され、人道危機が深刻化しているのだ。

政府の反応は、とりわけ、現場で人道危機を目撃しなから活動している人道支援団体の方々からは物足りないものだったようだ。しかし、一方で、新政権も全然知らないところに投げ出されたようなもので、慣れないのに連日いろんな要請を受けて、大変なことだとつくづく思ってしまう。あまり効果的にファンクションしていないようにも思うのだが、責めたり、要求したり、文句をいう、というのだけではなく、長い目でみてよい仕事をしていただけるように信頼関係を築いていきたいと思う。

その後、事務所で新しい離婚事件のご相談。私のアドバイスは「もうすぐDVになりそうな兆候がありあり。早く夫から逃げなさい!」

夜は、先日ご紹介したビルマ報告会。在日ビルマ人の方々が来てくれ、私たちの活動について「ビルマ人を代表して心から感謝」してくださるという思いがけない展開で感動して、思わず涙が。学生さんや、前日に卒業試験(二回試験と呼ばれる)を終えたばかりのこれから登録する新人弁護士たちも多数参加してくれ、報告会にこころを動かされて何か新しいアクションを考えてくれるという。とてもうれしかった。

土曜日、世田谷の男女共同参画の取り組みをしている「らぷらす」で「働く女性が知っておくべき法律知識」と題して講演。ちょっと前までは、女性×労働というとセクシュアル・ハラスメントの話がメインだったが、今では雇用が危ない。そこで、解雇制限や労働契約法、派遣切りなどをメインにお話しする。参加された方々のお話から、女性たちもセクハラ以外にもいろいろな脅威にさらされていることを痛感する。法律が絵に描いた餅なのである。

事務所に戻り、クライアントの女性の代理人として、労働事件で「労働条件の不利益変更には応じません」という通知を相手方に送る。

夜は無実を争う刑事事件の打ち合わせ。この事件、なんといってもかんばらなくては。

明日は埼玉と渋谷に仕事に赴こうと思ったが、クライアントさんからいずれも明日はやめておきましょう、というお話。

明日はひさしぶりに休めもかもしれない。

2009年11月26日 (木)

最近の嘆かわしいことなど。

今日は名古屋に出張でした。

名古屋に出張、というとだいたいいつものパターンは、私の担当している死刑冤罪事件・名張毒ぶどう酒事件の弁護団会議ですが、今日もそうであります。この事件も現在最高裁で本当の大詰めを迎えていますので、あまりこのことは語れず。

その後、日弁連の「取調べ可視化実現本部」という私の参加している、たいそうな名前の委員会の会議に名古屋からテレビ参加。現在政治課題にかっている、警察の取調室にビデオカメラを設置して、不当な取り調べを防ぎ、取調をガラス張りにする制度を実現しようとあれこれ活動をしています。

しかし、最近、なんですね、取調の可視化を進めると法務大臣が就任会見で言ったし、マニフェストにも載っているというのに、のろのろしていて全く可視化を進める気配がなく、警視庁などが大反対の息を吹き返しているのは全く腹立たしい限りです。可視化をすると治安が悪化する、犯罪率があがる」などという、どう見てもおかしな論調がそのまま通っていて、新政権の政府もそうした論調を容認しているようなのは、本当に嘆かわしい限りです。

これだけでなく、人権面での改革が亀のように遅々として進まないのはなぜ? ポリティカル・ウィルの欠如でしょうか。

・・と言っているばかりでは何も進みませんので、私としては海外の経験の調査やその紹介、重要な文献の翻訳など、自分が専門家としてできることを粛々とやっていくのみです。

さて、会議終了後、名張弁護団の先生方と合流し、「山本屋」へ。そう、名古屋出張の楽しみは何と言っても山本やのみそにこみうどんです。。

その後、東京に戻って新幹線から新丸ビルへ直行。出版社さんと新しい書籍出版の打ち合わせ。2時間に及ぶ。

深夜帰宅して、家族と約束の「きつねと私の12か月」の(なかなか最後までみれなかったのでラストのあたりを)DVDでみました。

まだ見ていない方、これは本当にお勧め!!!!! フランスの素晴らしい自然と映像の美しさなどなど、素晴らしかったです。

http://pia-eigaseikatsu.jp/title/24190/

まだ今夜は終われず、最近仕事があまりにもハードすぎて、これも困ったものです。

ハートウォーミングな「きつね」ムービーに癒されて、また今夜ももう一仕事、ふた仕事、しなくては。。。

2009年11月21日 (土)

ビルマ・みらいの法律家プロジェクトの報告会のご案内

当ブログでも思わず感動を手放しで語ってしまったビルマ みらいの法律学校での教育支援。。。私が8月に現地を訪れた以降も三回も日本から講師を派遣してきました。その報告会を来週金曜日に開催しますので、ぜひご参加いただけると嬉しいです。

------------------------------

◆ビルマ 自由に生きられる未来のために

      ビルマ・タイ国境の町で

        「みらいの法律家学校―ピースローアカデミーでの活動報告」

------------------------------

ヒューマンライツ・ナウはビルマ・プロジェクトの一環として

ビルマ・タイ国境の人権のための法律学校を支援しており、

8月より毎月講師を派遣してきました。

今月11月をもって今年度の講師派遣が終了するため、とりまとめ

の報告を行います。

まず1988年の民主化運動によりビルマより追われて日本に暮らす

ビルマの方のお話をうかがって、ビルマの状況について理解を

深めます。

次に現地で講義を行った各講師による授業や学生の様子を詳しく

報告します。

ビルマの若者や人々が置かれている現実とともに、私たちに何が

できるかをあらためて考える機会にしたいと思います。

日 時/20091127日(金)1830分~2030

場 所/青山学院大学 総研ビル(正門右隣のビル)9階第16会議室

          JR山手線、東急線、京王井の頭線「渋谷駅」

           宮益坂方面の出口より徒歩約10

          ・地下鉄「表参道駅」B1出口より徒歩約5

             < http://www.aoyama.ac.jp/other/access/aoyama.html >

資料代 /500

≪ 内 容 ≫

ポンミントゥン ミャットゥ

(全ビルマ学生連 all burma federation of student unions

           ~自由を奪われたビルマの学生たちの状況

伊藤 和子(HRN事務局長・弁護士)

                        ~プロジェクトの説明

矢花 公平(HRNビルマ プロジェクト・弁護士)

                        ~授業の内容 弁護士会の役割

渡辺 彰悟(ビルマ市民フォーラム事務局長・弁護士)

                        ~授業の内容 難民認定制度

大川 秀史(HRNビルマ プロジェクト・弁護士)

                        ~授業の内容とプロジェクトの今後

司会:堀石 尚男(HRNビルマ プロジェクト・弁護士)

【主催】ヒューマンライツ・ナウ(HRN

【協賛】  ビルマ市民フォーラム(PFB

みなさんが駆け付けてくれて。

今日は、先日お伝えした、冤罪・死刑名張毒ぶどう酒事件の支援イベントでした。

仕事がなかなか終わらず駆け付けたところ、すごい人! 場内びっしりでした。

そして江川紹子さん、足利事件の菅家さん、そして会の終わるころにはなんと ! やくみつるさんもクイズ番組の収録を終えて駆け付けてくれて、名張事件、布川事件の再審開始のために訴えをしてくださいました。

今日も菅家さんがお元気そうで、とても人がよさそうで、見ていてうれしくなりました。本当にお人柄の良さがにじみ出ています。

支援の方々も名古屋や大阪からこられている方もいて、無実の死刑囚である奥西さんのために、布川事件の桜井さん、杉山さんのために、みんなが忙しいのに全国から駆け付けてくれている、と思うと大変感激しました。

またいつになくメディアからの参加者も多く、ほぼすべての新聞メディアの最高裁担当の記者の方々が集まられた模様、私の弁護団報告について、帰りがけにたくさんの質問をいただきました。メディアの注目が非常に高いことがうかがわれて、「いよいよだな」と思いました。

その後、都内でイラク戦争検証のネットワークの打ち合わせに遅れて参加。会場はねこと子どもたちのいるおうちで楽しかったです。

夕ごはんを食べられなかったので、最寄駅の、週末は午前三時までやっている高田屋にふらり。ジャズなんか聴きつつも、じっくりとおそばなどを楽しむのはなんともいえない日本人の幸せです。うーん、ちょっとおじさんが入っているかも。

2009年11月19日 (木)

イラク戦争の検証を求めるネットワークが立ち上がりました。

少し前にご案内した、新政権にイラク戦争の検証を求める動きがあります。

私は残念ながら参加できなかったのですが、先週、イラク戦争検証を求める院内集会が開催され、議員、市民ともたくさん集まられ、大成功だったようです。

すでにネットワークが結成されて、以下のようにやっています。

「イラク戦争、何だったの?」公式ウェブサイト

http://isnn.tumblr.com/

金曜は名張事件等の支援イベント

ボージョレー・ヌーボーの解禁の週末が迫ってますが、こんなイベントも私は名張事件弁護団報告、ということで、このイベントに参加する予定です。

江川招子さんのトークもあり、あの菅家さんもきてくださるとのこと。だれでも参加できるようですので、よろしければぜひどうぞ。

『 名張・布川事件支援集会 』開催のお知らせ!

   日  時 : 2009年11月20日(金)

           午後6時30分 ~

   場  所 : エデュカス東京 7Fホール
           ( 千代田区二番町12-1 )

         JR四ッ谷駅下車徒歩7分, JR市ヶ谷駅下車徒歩7分

   内  容 : ① 講演 ・・・ 江川 紹子さん (ジャーナリスト)

         ② お話 ・・・ 菅家 利和さん (足利事件)

         ③ 名張・布川事件各弁護団報告

2009年11月18日 (水)

忙中楽もあり

ウィーンから帰国後、極めて多忙のため、唯一の幸いは時差ボケになることもないこと。

ウィークデーとしては出張で3日潰れただけにも関わらず、さまざまな問題への対応に迫られています。そんななかでも、いろいろと進行していくこともある。

昨日(17日)は、朝からアムネスティ・インターナショナル日本の事務局長・寺中誠さんと対談。刑事裁判の改革や死刑制度についての対談で、2月くらいには本として出版されるとのこと。楽しみです。

日中は事件の対応など。最近は生きづらい、生きにくい困難な時代のようだとつくづく痛感する。クライアントの方々、元クライアントの方々からも様々な悩みや問題が刻々と寄せられる。

夕方から、ヒューマンライツ・ナウの女性プロジェクトのなかで、カンボジアでの新規プロジェクトをキックアウト。日本の三か所をスカイプでつないで会議。やる気にあふれたインターンさんたちがたくさん仕事を引き受けてくれるので嬉しい。

本日(18日)は朝から離婚調停。調停委員の進行がおかしいので、怒髪天のように怒ってしまう。怒るとおなかがすくので、調停が終わり次第、ステーキでも食べようとひそかに決意。すると、弁護士会館でNHKの某解説委員さんにおあいし、一緒に食事。ステーキを食べつつ、最近の法務省、最高裁の状況や裁判員制度などについて意見交換。

事務所に戻って仕事。インターンやスタッフの仕事の進行をチェック。

夕方から、ヒューマンライツ・ウォッチの土井香苗さんと一緒に、国会で、民主党首藤衆議院議員と面会。とてもグローバルな人権感覚とバランス感覚を持った、アクティブな議員さんで大変うれしかった。世界の現場を歩いていて博識、よくわかっていらっしゃる。今後の新政権の外交政策における人権の位置づけについてご相談。

その後、環境問題がらみの裁判の弁護団会議で渋谷へ。ほとんど手弁当の事件だけれど、ダイオキシン問題など、最先端の先生方とご一緒できてとても勉強になる。

午後9時には新宿に。アメリカから来日されたソロス財団関係の方とお寿司のディナー・ミーティング。ソロス財団は人権に力を入れていて、国連人権理事会や国連総会における日本政府の投票行動が大切だ、ということを力説されていた。もとハーバードで研究していたという素敵ななおじさま。

 おおまかにいうと、欧米の人権NGOのネットワークに入って一緒にがんばっていきましょう、というお誘い、概ね意気投合したわけだけれど、でも完全に「自由主義陣営」欧米のNGOの後ろにくっついていくのも抵抗があり、こうした方々といろんな課題で連携しつつも、痩せても枯れてもインディペンデント、独自路線でがんばっていこう、とも思ったのだった。

 明日は一日裁判で鹿児島出張。

ウィーンから東京へ

日曜日、ウィーンを旅立って、月曜日に東京に到着。

機内ではいつものとおり爆睡ですけれど、本当に睡眠こそパワーチャージですね、機内で寝てる間にどんどんパワーがチャージされていくのがわかりました。

帰国後弁護士会に直行して会議出席・両性の平等に関する委員会です。

その後はヒューマンライツ・ナウの運営顧問会議。これは、日本の最大規模の大手法律事務所の弁護士の先輩方が、ヒューマンライツ・ナウの運営に助言・サポートしてくださる会議で、とても心強い味方です。とても有名な久保利英明先生や、元最高裁判事の濱田邦夫先生なども運営顧問をしていただいており、そのほかにもすごい先生方ばかり。

とてもありがたいサポートで、いつも感激しています。

2009年11月13日 (金)

世界のアクターと

 ウィーンへは国際会議できました。毎日ほとんど缶詰状態ですが、収穫もあります。

 国際刑事裁判所や中東問題において、世界の人権の第一線に立つ人たちとじっくり話し込む機会があって、抱えているフラストレーションやそれぞれのプロジェクトやものの見方などを共有しているところです。ガザの国連独立調査団の団長であるゴールドストーンさんにもあう機会があり、いろいろとお話をさせていただきました。

 私にとっては世界のアクターと議論する機会を持つことはとても大切です。

  日本にいると知らず知らずに国内の情報や物の見方に影響されてずれてしまうことがよくあり、「知らず知らずのうちに意識として抑圧の側の論理に立っている」ことはおそるべことですが、私たちは逃れられません。政府ならぬNGOなどの市民社会が意識の上で「抑圧の側」の論理に与することは最悪なことですが、よくあることです。

 中東やアジア、アフリカで人々がどんな状況に置かれて、何を考えて何を望んでいるかについてじっくり聞いて考えを研ぎ澄ますこと、自分のバイアスを軌道修正することが、(行動の前提として)物事を考え抜くにあたって、とても大切だなと痛感します。

ウィーンは魅力的な街

国際会議でウィーンにきていますが、目を見張るのはウィーンの美しさ、洗練です。

前回ウィーンにきたときは「退屈な街だな」とか思った記憶があるのですが、退屈なヨーロッパの街とは全然違うことを発見。

芸術の街なので、あちこちにコンサートホール、シアターがひしめいていて、文化的、しかも前衛的なことはニューヨークのごとし、ニューヨークの心躍る気持ちをを思い出したのでした。

それに街が美しい、イルミネーションが、建物が美しい、レストランもショップも芸術品のよう。この点はニューヨークよりすごいところです(NYは前衛的だけれど汚いですものね)。

恋をしていなくともときめく美しい街、というんでしょうか。ひさしぶりに、これはすごいところにきた、と感動してます。

2009年11月 9日 (月)

ガザ 国連総会決議が採択されました。

先日もブログに書きましたが、このところ、ヒューマンライツ・ナウでは、大変しつこくガザのキャンペーンを展開してきました。

昨年12月から1月にかけてガザで起きた人権侵害、人々の犠牲について、国際法違反を調査し、責任者は刑事訴追すべきだ、イスラエルなどがそれを怠っている場合は国際刑事裁判所に訴追すべきだ、という国連総会決議を求めて、日本でもNGO共同声明を出し、国際的にも世界の約40の国際人権団体と一緒に、全国連加盟国にレターを送りました。

その結果11月4日と5日に、国連総会は、ガザ問題に関する集中討議を行い、私たちの求めてきた内容にほぼ沿う国連総会決議を採択しました!これはとても画期的なニュースだと思います。人権侵害やりっぱなし、パレスチナ人を殺害してそのまま、という不処罰、国際法違反の放置を改めるべき時期で、その国際社会の意思が示されたのです。

日本政府は残念ながら今回も棄権したとのことですが、、

国連からのニュースを英語で恐縮ですけれど、ご紹介します。

GENERAL ASSEMBLY BACKS FINDINGS OF UN REPORT INTO GAZA CONFLICT New York, Nov  5 2009  7:05PM The General Assembly today endorsed the report of the United Nations investigation which found that both Israeli forces and Palestinian militants were guilty of serious human rights violations during the conflict in the Gaza Strip at the start of the year.

After two days of debate in the Assembly, at UN Headquarters in New York, 114 Member States voted in favour of a resolution endorsing the reports findings and its recommendations for further action. Eighteen States voted against the resolution and another 44 countries abstained.

The probe, led by Justice Richard Goldstone, a former war crimes prosecutor at the UN war crimes tribunals for the former Yugoslavia and Rwanda, found that both sides committed serious war crimes and breaches of humanitarian law, possibly amounting to crimes against humanity, during the conflict in December 2008 and January 2009.

The four-member fact-finding team called for a number of measures, including the referral of the report to the Security Council, since neither the Israeli Government nor the responsible Palestinian authorities have so far carried out any credible investigations into alleged violations.

General Assembly President Ali Treki, speaking to journalists after the resolution was adopted, said that this vote is an important declaration against impunity. It is a call for justice and accountability.

Mr. Treki called on all concerned to devote themselves to implementing the contents of the resolution, which asks both the Israelis and Palestinians to carry out independent inquiries.

Without justice, there can be no progress towards peace. A human being should be treated as a human being, regardless of his or her religion, race or nationality.

跳んでウィーンへ

今週は、火曜日深夜からウィーンに出張、来週月曜日のお昼に帰国いたします。

アメリカ法曹協会などが主催される国際会議で、人権分科会のモデレーターなどを仰せつかっております。

このような大きな国際会議での司会進行の仕事は初めてであるうえ、私の尊敬する元米連邦最高裁判事サンドラ・デイ・オコノウさんも参加される(グアンタナモ基地の最高裁判決や、人口妊娠中絶に関する判例などでとても有名)というので、今からどきどきしております。

ひさしぶりのウィーン(前回は、とにかくお水よりワインが安いことが印象的でした)は楽しみでありますが、なんだか寒そうで、風邪が悪化しないか不安であります。

2009年11月 8日 (日)

I am for Closing Futenma and Back from Henoko

明日は沖縄で米軍基地撤去の県民集会が開催されるとのこと。参加できませんけれど、本当に、心から連帯のコールを送りたいと思います。

私は東京にある横田米軍基地の住民の方々の代理人として、騒音公害訴訟を提起した弁護団の一員(国への賠償請求事件は最高裁で勝訴・確定)ですので、95年の少女暴行事件の頃は、沖縄の反戦地主や基地被害にあっている方々と一緒に何度も訪米して米軍基地撤去を訴えました。

90年代は、何度もペンタゴンや国務省にいきました。SACO合意前には議員たちにあってヒアリングの機会を持ちました。しかし、その後のSACO合意は沖縄や基地被害に苦しむ人々の負担軽減につながる内容では到底ありませんでした。

沖縄県の太田知事(当時)が基地使用に関する代理署名に拒否をしたのに対し、国は沖縄だけに適用される特別措置法を強行。沖縄の願いを踏みにじり続けてきました。

その後、ブッシュ政権が誕生し、アフガン、イラク戦争と、米軍基地撤去どころか、沖縄から無実の人々が殺戮される「テロとの戦い」の戦場へ米兵が派遣されるという事態になってしまいました。

やっと、新しい政権が日本にでき、米国にもオバマ政権が誕生したいま、新政権には本当に大変だと思うけれども、がんばってほしいものです。これが正念場・そして鳩山政権の試金石だと思うのです。

 鳩山政権の発言をめぐって、ゲイツ国防大臣のあの「何様?」というような横暴な発言、賃料も支払わない賃借人が居座って、「こんな条件では絶対出ていかない」となぜ言えるのか。しかも、米国の主要メディアまでが一斉に日本の新政権を批判する、内政干渉も甚だしいことをなぜできるのか。

 アメリカは他の同盟国にはあんなふうに言わないはずです、たとえばイスラエルにあのような物の言い方をするでしょうか。核ミサイル撤去を求める欧州の国々にあのような物の言い方をするでしょうか。

 日本は同盟国といいながら見下されているわけです。いつも文句も言わず、あんな調子で怒鳴りあげられたらただただ縮みあがって、言いたいことも飲み込んで、付き従ってきたからです。

 米国との交渉が生易しいものでないことは、この過程を見てきた私もよくわかります。でも民主党は公約し、それを私たちは期待したのですから。

 大義は米軍基地撤去を求める声にこそあります。 普天間、あの騒音や墜落の恐怖は明らかな人権侵害で無条件で即刻やめるべきものです。

  嘉手納はただでさえ、米軍の騒音と日本政府がそのような騒音を生み出すかたちで基地を使用させ続けている行為そのものが人権侵害・不法行為と認定され、国は巨額の損害賠償を命じられています。さらに統合などするとすれば、国と米国の行為の違法性はいよいよ明らかになるでしょう。

 沖縄の基地負担の軽減につながらず、新たに環境を破壊し人権を侵害する移転案を米国が強行しようとするなら、オバマ大統領はノーベル平和賞の名に値しないのは明らかです。

 核なき世界を実現しようとするオバマ大統領は、唯一の被爆国である日本をパートナーとすることなく、今後の世界の安全保障戦略を描くことはできないはずです。

 もし、ここで基地問題での日本の対応が気に食わないから日米関係が悪化させる、としたら、世界のだれから見ても(もちろんアメリカが過剰に意識する中国からみても)悪いのはアメリカ側だと認識されるでしょう。

 対米関係で本当にNOと言えるのか、ここに新政権の真価があります。ここで挫折をしては、政権交代の意味がないと言っても過言ではありません。鳩山さんの新しい外交も結局対米圧力に屈するかたちで実現しないことになってしまうでしょう。

 アメリカに何を言われても、外務省に何を言われても、米メディアに何を言われても、がんばってほしい。何より、沖縄の人たち、最も苦しんでいる人たちのためにこそ政治はあるのだ、という新政権のポリシーを貫いてもらいたいと思います。

2009年11月 7日 (土)

イラク戦争の検証を求めるネットワークを立ち上げます。

ついに、イラク戦争の検証を求めるネットワークを立ち上げることになりました。来週火曜日にいよいよ、国会議員さんたちのご支援を得て、キックオフの院内集会をすることになりました。

以下をぜひみてください。私もネットワークに賛同人に名前を連ねてますが、当日はあいにく証人尋問がありまして参加できません。

でも、イラク問題で中心的に活動されてきた方々が勢ぞろいしますし、議員さんも多数参加してくれるとのこと。

誰でも参加できます(^^)

平日ですけれど、都内近県で関心のある方にはぜひ!この記念すべき立ち上げにご参加いただきたいです。

とかく私たちが昔のことを忘れがちですけれど、ひとつひとつを検証ていくことなしに、これからの私たちのあり方は決められません。イラク問題は、戦争にどんどん加担していく政治のあり方でよいのか、という根本問題を問うものです。是非力を貸してください。

-----------------------------------

皆さま

このたび、イラク戦争の検証を求める市民グループが旗揚げ

しました。政権交代に伴い、日本の外交や国際貢献のあり方が

論議されていますが、イラク戦争支持・支援が問い直されない

ままでは、私達は前に進むことができないでしょう。民主主義

国家としてのアカウンタビリティーを示すためにも、政府が調

査委員会を設立するよう求める、国民的な運動を広げていく。10

日のキックオフ院内集会は、その第一歩となります。是非、多

くの方々にご参加いただければ幸いです。

【日時】11101415時(13時半開場)

【場所】衆議院第二議員会館第四会議室

【主な内容】

1330 開場

1400 挨拶・趣旨説明

1405 呼びかけ人から

(池田香代子、高遠菜穂子、谷山博史、野中章弘)

1425 国会議員から

1445 今後の行動について

1450 メディア質疑応答

1500 閉会・撤収

イラク戦争何だったの!?

―イラク戦争の検証を求めるネットワーク  設立趣意書

この度、私たちイラク支援やイラク報道、反戦運動に関わっ

た者たちは、旧政権によるイラク戦争支持・支援の検証を新政

権に求め、広く呼びかけていくことにしました。

20033月、世論調査で8割の人々がイラク戦争に反対して

いたにもかかわらず、小泉純一郎首相(当時)はこれを無視し

、国連安保理決議を得ていない米国の攻撃を支持しました。し

かしその後、開戦の最大の根拠であった「イラクは大量破壊兵

器を保有している」という情報も誤りであったことが判明し、

ブッシュ元米大統領もそれを認めました。にもかかわらず戦争

は拡大され、イラク市民・多国籍軍兵士の死者数はさらに増え

ていきました。日本は「人道支援」の名目で自衛隊を派遣しま

したが、200910月、防衛省の情報公開により、イラクにおけ

る航空自衛隊の活動の大半が米軍などの多国籍軍の兵員・物資

の輸送であったことが明らかとなりました。

イラク戦争は、最悪レベルの人道危機をもたらしました。WHO

(世界保健機構)の推計は民間人15万人が殺されたとし、ジョ

ンズ・ホプキンス大学の調査のように数十万人単位が殺された

とする推計もあります。そして現在もなお、使用された劣化ウ

ラン弾やクラスター爆弾などによる被害は後を絶ちません。治

安も安定せず、毎日10人以上の市民が、攻撃や爆弾テロ等で命

を失う中、イラク国民の約6人に1人が国内外で避難生活をお

くり、その多くが極度の貧困にあえぐなど、状況はむしろ深刻

化しています。

これを直視するか否かは、平和国家・民主主義国家としての

日本のあり方が問われる問題でしょう。既に英国では、イラク

戦争参戦の経緯や軍事攻撃の合法性について検証する独立調査

委員会が設置されました。今後、私たち日本の市民の平和的生

存権が尊重され、戦争への加担を繰り返さないためにも、殺さ

れたイラクの一般市民の無念を晴らすためにも、日本において

もイラク戦争支持・支援の是非の検証が行われるべきです。そ

のために、私たちは以下のことを求め、活動していきます。

1)「イラク戦争支持の政府判断に関する見直し」「自衛隊イ

ラク派遣の判断の是非」「イラク復興支援への日本の関わり」

3点を検証する、独立の第三者委員会を政府が設立すること

。同委員会が、事実関係についての情報開示や調査を行い、個

人も含めた道義的・法的な責任の所在を明らかにすること。

2)調査委員会による検証や、そのプロセス、最終報告などが

、最大限公開され、誰にでもアクセスできるようにすること。

3)検証による最終報告を受けての、日本政府としての見解を

国内外に発表するとともに、必要とされる人道支援、被害者支

援を行うこと。

呼びかけ人:

池田香代子(翻訳家/世界平和アピール七人委員会)

鎌田實(医師)

川口創(自衛隊イラク派兵差止訴訟全国弁護団連絡会)

佐藤真紀(日本イラク医療支援ネットワーク事務局長)

高遠菜穂子(イラク支援ボランティア)

谷山博史(日本国際ボランティアセンター代表理事)

野中章弘(アジアプレス代表)

志葉玲(ジャーナリスト)

賛同人(09115日現在、敬称略・50音順)

相澤香緒里/相澤恭行(NPO法人PEACE ON)、足立力也(コスタ

リカ研究家)、池住義憲(自衛隊イラク派兵差止訴訟の会)、

石田きみえ(今とこれからを考える一滴の会)、石塚淳(Chance!

pono2

)、伊藤和子(弁護士)、 岡林信一(市民社会フォーラム)

CazmanChance!pono2)、きくちゆみ(グローバルピースキ

ャンペーン)、清末愛砂(島根大学専任講師)、小原美由紀(

ピースウォーク金沢)、佐藤博文(自衛隊イラク派兵差止訴訟

全国弁護団連絡会)、園リョータ(憲法カフェ)、高田健(World

Peace Now

)、寺中誠(人権活動家)、西方さやか(イラクホープネット

ワーク)、西谷文和(イラクの子どもを救う会)、nob(Chance!pono2)

、原文次郎(日本国際ボランティアセンター)、布施祐仁(ジ

ャーナリスト)、細井明美(イラクホープネットワーク)、増

山麗奈(LAN TO IRAQ/『ロスジェ ネ』編集委員)、 山縣忍(

セイブ・イラクチルドレン・名古屋)、遊牧民(自衛隊イラク

派遣差止名古屋訴訟原告)

2009年11月 6日 (金)

ガザ問題 国連総会にレターを出しました。

私の活動しているNGOヒューマンライツ・ナウでは、年末年始に起きたガザでの民間人の犠牲についてきちんと調査せよ、というキャンペーンを日本でも世界でも展開しています。

それがようやく進んできまして、昨日から国連総会でその議論が始まりました。世界のNGOたちとネットワークをつくって、国連総会に先立ち、すべての国連加盟国に手紙を送りました。

以下はそれを伝えるNGOのニュースレターです。知り合いの国連職員の方が転送してくれたのですが、冒頭に私たちの団体のことが紹介されていて、とてもびっくりしました。

アメリカ人の友人にこの話をしたところ「島国の日本人は日本のなかのことしか考えない、世界で起きていることについてスピークアウトないと思われているから、あなたたちの団体みたいに日本にある団体がパレスチナ問題で国際的に声をあげたのが驚きだったんだろうね。『日本人も世界で起きていることに関心を持って何かしようとしているんだ』ということが」と言っていました。

しかし、私たち日本人は本当は世界のことを心配しているはず。でもこれまでは外交も臆病でびくびくとやってきたし、市民も何をていいかわからないということが多く、また世界とのコミュニケーションができていなかっただけかも、と思います。そんなあたりを少しずつ変えていけるといいなと思います。

さて、以下の動きがどうなるか、イスラエルが国際法を無視してパレスチナ人を殺したいときに殺してよい、という長ーく続いてきた不正義の状況に私たちが何か対処できるのか、ぜひ注目していただけると嬉しいです。

ゴールドストーン報告に対する国連決議について    2009年10月30日

  私たち、以下にサインをしたNGOは、あなたたちの政府に対し、ガザ紛争に関する国連事実調査団報告書(ゴールドストーン報告)における勧告を支持し、国連総会において各国と協力して、同報告書に報告された深刻な国際人道・人権法違反について、イスラエル政府およびパレスチナのガザにおける当局に国際基準に合致した独立調査を開始するよう求め、かつ、この調査を独立して評価する適切な国際的メカニズムを立ち上げること可能にする、国連総会決議を採択するよう求めます。

  

  私たちは、国連総会が、人権保障と、イスラエルおよびパレスチナの民間人保護に対する絶対的な支持を表明しなければならないと確信します。ゴールドストーン調査の認定した事実関係に関し、客観的な検証も含め、公正で独立した調査を行うことは、紛争のすべての当事者の責任の明確化を促進し、不処罰の文化に終止符を打つことになるでしょう。

  

  私たちは、国際社会が紛争の両当事者の責任追及について断固たる態度を表明し、国際法が履行されるようにすべきだと確信します。そのことこそが、イスラエルおよびパレスチナの人々にとっての平和そして正義の確保を強化するはずです。

  私たちの最大の懸念とともに。

1. African Centre for Democracy and Human Rights (Gambia)
2. African Democracy Forum (Kenya)
3. Associação Justiça, Paz e Democracia (Angola)
4. Bahrain Center for Human Rights (Bahrain)
5. Cairo Institute for Human Rights Studies (Egypt)
6. The Carter Center (United States)
7. Centre for Human Rights, University of Pretoria (South Africa)
8. Center for Constitutional Rights (United States)
9. Centro des Derechos Humanos - Miguel Augustín Pro Juárez (Mexico)
10. Centro de Estudios Legales y Sociales (Argentina)
11. La Coalition Ivoirienne des Défenseurs des Droits Humains (Cote D'Ivoire)
12. Conectas Direitos Humanos (Brazil)
13. Corporacion Humanas (Chile)
14. Democracy Coalition Project (United States)
15. Droits Humains Sans Frontières (Democratic Republic of the Congo)
16. East and Horn of Africa Human Rights Defenders Network (on behalf of 65 member organizations) (Uganda)
17. Egyptian Initiative for Personal Rights (Egypt)
18. Fédération Internationale des Ligues des Droits de l'Homme (France)
19. Human Rights Institute of South Africa (South Africa)
20. Human Rights Now (Japan)
21. Human Rights Watch (United States)
22. Human Rights Working Group - Indonesia (Indonesia)
23. International Center for Transitional Justice (United States)
24. International Commission Of Jurists (Switzerland)
25. Latvian NGDO Platform - LAPAS (Latvia)
26. L'ONG SOS Exclusion (Cote D'Ivoire)
27. Movement of Civil Liberties and Democracy -HAQ (Bahrain)
28. Open Society Institute (United States)
29. Palestinian Centre for Human Rights (Gaza, Palestine)
30. Partnership for Justice (Nigeria)
31. Physicians for Human Rights (Israel)
32. Public Committee Against Torture in Israel (Israel)
33. South African Council of Churches (South Africa)
34. Ukrainian Helsinki Human Rights Union (Ukraine)
35. West African Human Rights Defenders Network (Togo)





DEMOCRACY
COALITION PROJECT

strengthening cooperation for the advancement of human rights & democracy

UNGA to vote on Gaza Resolution
Global civil society coalition urges UN General Assembly to support Goldstone recommendations on Gaza


Join Our Mailing List... Email us!

A global coalition of civil society organizations from every corner of the world, ranging from Human Rights Now in Japan to the South African Council of Churches, have urged members of the United Nations General Assembly (UNGA) to support the recommendations of the Goldstone Report and work to adopt a resolution which will ensure accountability for victims of the Gaza conflict earlier this year.

In the
letter from the groups, which include Physicians for Human Rights in Israel, the Democracy Coalition Project, the Palestinian Centre for Human Rights in Gaza, Open Society Institute, and the Centro de Estudios Legales y Sociales in Argentina, the NGOs urge the adoption of a resolution by the 64th UNGA which calls upon the Israeli Government and relevant Palestinian authorities to launch "credible, independent investigations of the findings of the Goldstone Report...[that] will promote accountability among all parties to the conflict and put an end to the culture of impunity."

During the 12th Session of the Human Rights Council, Justice Richard Goldstone presented a report of the United Nations Fact Finding Mission on the Gaza Conflict that found evidence of serious violations of human rights and humanitarian law committed by both Israeli forces and Hamas fighters. Goldstone concluded that State parties should start criminal investigations where there is evidence of grave breaches of the Geneva Conventions of 1949. The letter specifically asks the United Nations to ensure an independent international mechanism is established to assess investigations by Israeli and Palestinian authorities.

The organizations urge the international community to demonstrate its unequivocal support for human rights and the protection of Israeli and Palestinian civilians. "The international community must demonstrate resolve on the issue of accountability on both sides of this conflict and ensure that international law is upheld. It is this approach which will strengthen the chances of peace and justice for Israelis and Palestinians," the letter states.

Among the 40 current signatories of the letter are the Public Committee Against Torture in Israel, Human Rights Watch, Asian Legal Resources Centre, Ukrainian Helsinki Human Rights Union, Cairo Institute for Human Rights Studies, Fédération Internationale des Ligues des Droits de l'Homme, International Center for Transitional Justice, and the International Commission of Jurists.

« 2009年10月 | トップページ | 2009年12月 »

フォト

新著「人権は国境を越えて」

2021年2月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28            

ウェブサイト

ウェブページ

静かな夜を

リスト

無料ブログはココログ