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2009年11月 8日 (日)

I am for Closing Futenma and Back from Henoko

明日は沖縄で米軍基地撤去の県民集会が開催されるとのこと。参加できませんけれど、本当に、心から連帯のコールを送りたいと思います。

私は東京にある横田米軍基地の住民の方々の代理人として、騒音公害訴訟を提起した弁護団の一員(国への賠償請求事件は最高裁で勝訴・確定)ですので、95年の少女暴行事件の頃は、沖縄の反戦地主や基地被害にあっている方々と一緒に何度も訪米して米軍基地撤去を訴えました。

90年代は、何度もペンタゴンや国務省にいきました。SACO合意前には議員たちにあってヒアリングの機会を持ちました。しかし、その後のSACO合意は沖縄や基地被害に苦しむ人々の負担軽減につながる内容では到底ありませんでした。

沖縄県の太田知事(当時)が基地使用に関する代理署名に拒否をしたのに対し、国は沖縄だけに適用される特別措置法を強行。沖縄の願いを踏みにじり続けてきました。

その後、ブッシュ政権が誕生し、アフガン、イラク戦争と、米軍基地撤去どころか、沖縄から無実の人々が殺戮される「テロとの戦い」の戦場へ米兵が派遣されるという事態になってしまいました。

やっと、新しい政権が日本にでき、米国にもオバマ政権が誕生したいま、新政権には本当に大変だと思うけれども、がんばってほしいものです。これが正念場・そして鳩山政権の試金石だと思うのです。

 鳩山政権の発言をめぐって、ゲイツ国防大臣のあの「何様?」というような横暴な発言、賃料も支払わない賃借人が居座って、「こんな条件では絶対出ていかない」となぜ言えるのか。しかも、米国の主要メディアまでが一斉に日本の新政権を批判する、内政干渉も甚だしいことをなぜできるのか。

 アメリカは他の同盟国にはあんなふうに言わないはずです、たとえばイスラエルにあのような物の言い方をするでしょうか。核ミサイル撤去を求める欧州の国々にあのような物の言い方をするでしょうか。

 日本は同盟国といいながら見下されているわけです。いつも文句も言わず、あんな調子で怒鳴りあげられたらただただ縮みあがって、言いたいことも飲み込んで、付き従ってきたからです。

 米国との交渉が生易しいものでないことは、この過程を見てきた私もよくわかります。でも民主党は公約し、それを私たちは期待したのですから。

 大義は米軍基地撤去を求める声にこそあります。 普天間、あの騒音や墜落の恐怖は明らかな人権侵害で無条件で即刻やめるべきものです。

  嘉手納はただでさえ、米軍の騒音と日本政府がそのような騒音を生み出すかたちで基地を使用させ続けている行為そのものが人権侵害・不法行為と認定され、国は巨額の損害賠償を命じられています。さらに統合などするとすれば、国と米国の行為の違法性はいよいよ明らかになるでしょう。

 沖縄の基地負担の軽減につながらず、新たに環境を破壊し人権を侵害する移転案を米国が強行しようとするなら、オバマ大統領はノーベル平和賞の名に値しないのは明らかです。

 核なき世界を実現しようとするオバマ大統領は、唯一の被爆国である日本をパートナーとすることなく、今後の世界の安全保障戦略を描くことはできないはずです。

 もし、ここで基地問題での日本の対応が気に食わないから日米関係が悪化させる、としたら、世界のだれから見ても(もちろんアメリカが過剰に意識する中国からみても)悪いのはアメリカ側だと認識されるでしょう。

 対米関係で本当にNOと言えるのか、ここに新政権の真価があります。ここで挫折をしては、政権交代の意味がないと言っても過言ではありません。鳩山さんの新しい外交も結局対米圧力に屈するかたちで実現しないことになってしまうでしょう。

 アメリカに何を言われても、外務省に何を言われても、米メディアに何を言われても、がんばってほしい。何より、沖縄の人たち、最も苦しんでいる人たちのためにこそ政治はあるのだ、という新政権のポリシーを貫いてもらいたいと思います。

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