小説はゆっくりと
最近、私の好きな作家さんの新作ラッシュです。
桐野夏生さんの「IN」、村上春樹さんの「1Q84」が出たと思ったら、なんと山田詠美さんが「学問」という小説を出されて・・・
昨日書店に行って驚きました。
私はとにかく詠美さんが大好きなので、読みたいのですが、まだ1Q84が終わりません。
あまり急いで読むのはもったいなく、こうした作家の方々の新刊は本当に何年に一度のことなので、ゆっくり味わって読みたい気がします。
詠美さんの本に取り掛かるのは少しお預けにして、楽しみに取っておきましょう。
最近新自由主義のの影響か、ビジネス本、成功本、マニュアル本が書店を席巻し、
分断された個々人が実は同じ画一的マニュアル本を読んで、画一的思考を取り入れようとやっきになっているようで、極めてクレイジーな現象のように思うのですが、
日本、そして東京にいると知らず知らずのうちにこちらまで毒されそうな気がします。
そんなとき、何か人生にとって大事なことを忘れているでしょう、ということを、文学を読みながら内省していくのが大切なんだよね、と私は思います。読書の醍醐味を期待しています。
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