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2009年7月 2日 (木)

名張事件で最高裁へ!

足利事件の再審開始決定が出され、いよいよ、今最高裁に係属中の、死刑冤罪事件・名張事件について、最高裁がどんな判断をするかが注目されるようになってきました。

本日、私は弁護団のメンバーとともに、最高裁に新しい意見書の提出・記者会見を行いました。

NHKさんほかが報道してくださっています。タイトルがおかしいのが難点ですが、報道していただいてよかったです。

http://www3.nhk.or.jp/news/k10014013581000.html

DNA鑑定がなければ、無実の人が救われないのか、自白偏重は正されないのか、それなら無罪推定はどうなるのか、裁判所に自浄能力はないのか、といったことについて、ぜひ国民的に監視してもらいたいところです。

ぜひ今後も報道・注目をよろしくお願いいたします。

(以下、NHKニュースの引用です。私も、なぜか最高裁には場違いなローラアシュレイの服など着て、ちょこりと映っています)。

48年前、三重県名張市で女性5人が殺害された、いわゆる名張毒ぶどう酒事件について、無実を訴えている死刑囚の弁護団が、犯行の自白は警察に強要されたものだなどとする意見書を最高裁判所に提出し、あらためて再審=裁判のやり直しを求めました。

昭和36年に三重県名張市で起きた名張毒ぶどう酒事件では、地区の懇親会でぶどう酒を飲んだ女性5人が農薬の中毒で死亡し、懇親会に参加していた奥西勝死刑囚(83)が殺人などの罪で昭和47年に死刑が確定しました。奥西死刑囚が無実を訴えて再審=裁判のやり直しを求めたのに対し、名古屋高等裁判所は、4年前「犯行に使われた農薬は、奥西死刑囚がぶどう酒に入れたと自白した農薬とは違う可能性が高い」として再審を決めましたが、その後、高裁の別の裁判長が取り消しました。この事件で、奥西死刑囚の弁護団が、2日、最高裁判所にあらためて再審を求める意見書を提出しました。この中で、弁護団は「専門家による農薬の鑑定で、奥西死刑囚の自白が警察に強要されたことが明らかになったのに、高裁が再審を取り消したことは許されない」と指摘しています。そのうえで「先月、再審が認められた足利事件で、自白に頼る危うさが明らかになったばかりで、同じ過ちを犯してはならない」と主張しています。一方、検察は再審を認めないよう求めていて、最高裁の判断が注目されます。奥西死刑囚の弁護団長の鈴木泉弁護士は「この事件は自白以外に決め手となる証拠がなく、自白が信用できなければ無罪だ。自白が詳細で、もっともらしかったために有罪とされたことなど、足利事件とは共通点が多い。この事件も再審が認められるべきだ」と訴えていました。

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