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2009年6月 5日 (金)

新聞にコメントが掲載されました。

足利事件に関する私のコメントを新聞に掲載していただいております。

その内容というのは、こんなこと。

日本では足利事件がはじめてのケースですが、アメリカではすでに238人の人が有罪判決を受けた後でNA鑑定によって無実とわかって救われています。

http://www.innocenceproject.org/

日本でも他人事ではありません。足利事件で初めて無実と判明したというのも、裁判所が重ーい腰をあげて、再鑑定を認めたからで、日本には再鑑定の保障もないまま、処刑されてしまった人も最近いるのです。

日本でも、誤って人を有罪にして人生を狂わせたり、死刑にしてしまうことがないように、無実を主張しているのに有罪判決を受けた人に対し、DNA鑑定を受ける権利を保障する制度をつくる必要があります。

新聞なので、どうしても短いコメントになってしまっていますが、ぜひ

以下の書籍を読んでいただけると嬉しいです。

「誤判を生まない裁判員制度への課題」(現代人文社) 著者 伊藤和子

http://www.amazon.co.jp/%E8%AA%A4%E5%88%A4%E3%82%92%E7%94%9F%E3%81%BE%E3%81%AA%E3%81%84%E8%A3%81%E5%88%A4%E5%93%A1%E5%88%B6%E5%BA%A6%E3%81%B8%E3%81%AE%E8%AA%B2%E9%A1%8C%E2%80%95%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%AB%E5%88%91%E4%BA%8B%E5%8F%B8%E6%B3%95%E6%94%B9%E9%9D%A9%E3%81%8B%E3%82%89%E3%81%AE%E6%8F%90%E8%A8%80-%E4%BC%8A%E8%97%A4-%E5%92%8C%E5%AD%90/dp/4877983104

「なぜ無実の人が自白するのか- DNA鑑定は告発する」(日本評論社)

著者 スティーブン・ドリズィンほか、訳 伊藤和子

http://www.amazon.co.jp/%E3%81%AA%E3%81%9C%E7%84%A1%E5%AE%9F%E3%81%AE%E4%BA%BA%E3%81%8C%E8%87%AA%E7%99%BD%E3%81%99%E3%82%8B%E3%81%AE%E3%81%8B%E2%80%95DNA%E9%91%91%E5%AE%9A%E3%81%AF%E5%91%8A%E7%99%BA%E3%81%99%E3%82%8B-%E3%82%B9%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%83%B4%E3%83%B3%E3%83%BB-%E3%83%89%E3%83%AA%E3%82%BA%E3%82%A3%E3%83%B3/dp/4535516642

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