イラクを語る高遠さんたち
金曜日は、先日お知らせした高遠菜穂子さんたちのイラク報告会に行ってきました。
高遠さんは2004年に拘束された「人質事件」以来初めてイラク入りしたってことで、
当時、高遠さんの代理人をしていて、パッシングの嵐のなかを怒ったりおろおろしつつ、不眠で乗り切っていた私としては、ぜひとも参加したく、駆けつけたのでした。
日本人は、平和運動をしている人でも、とかくある傾向は、政府がイラク、アフガンetcと自衛隊を派遣するところの目先の話にだけ心を奪われて、派遣されちゃったり撤退しちゃったりするとすっかり忘れてしまう、飽きっぽいというか、自衛隊との関係で物事を考える、一国平和主義的な傾向があるのですけれども、
ひとつの国で平和をつくることにこだわり続け、支援を続けているのはすごいなあ、と改めて思うのでした。高遠さんが援助を続けているアンパール州では、イラク人の手で、丸腰で、米軍と交渉して撤退してもらい、平和を作りつつあるということ。
この日は、他に、森住卓さん、シバレイさん、佐藤真紀さんという面々でした。
自衛隊も撤退し、米軍も撤退する方向のイラクに対して、これから、これまでの反省に立って、どんな平和貢献・復興支援をしていくのか、が日本に問われているわけで、その方向からの提案に私も加わっていきたいと思うのでした。
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