派遣法改正で国会にいこう
今、これだけ派遣切りが深刻なのに、ちっとも派遣法改正の議論が進まない国会。
そこで、東京弁護士会の意見書を片手に、弁護士会の「両性の平等に関する委員会」で、国会に要請・陳情に行ってきました。
一番熱心だったのは、福島党首が出てこられた社民党、議員が対応いただいた共産党、
国民新党も時間さえずらせば議員がおあいします、と言われ、とてもこの問題に熱心なようでした。
自民党も公明党も秘書、事務局さんが対応してくれたのですが、
一番嘆かわしいのはなんと民主党。忙しいからあえないので、意見書を送ってください、
という対応なのでした。
民主党、社民党は、3月末までに派遣法改正案を提出する、と言っていたのに期限が切れてしまった、本当にこの国会できちんと法改正案を野党側が提出できるのか、とても心配。さらにいうと、本当に派遣法改正がこの国会で実現するのかもとても不透明。
政権をとるために忙しく、必死なのは否定されるべきことじゃないけれど、今国民が一番苦しんでいる問題をほっちのけにして、世論に受けそうなことを見つけて対応する、というのではよくないでしょう。聞けば、連合の支持母体である労働組合には、派遣法改正に消極的な組合も少なくないとか、、、驚くべき話であります。
人々が切られていくという大問題、政党は努力を惜しむべきではないでしょう、
特に政権を取ろうという政党が「忙しくてあえない」という態度だと、「この党本当に信用していいのかしら」と不安に思うことは間違いありません。。
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