« カンボジア法廷・本格審理にスタッフを派遣します。 | トップページ | 派遣法改正の提案 »

2009年4月 1日 (水)

派遣法改正で国会にいこう

 今、これだけ派遣切りが深刻なのに、ちっとも派遣法改正の議論が進まない国会。

そこで、東京弁護士会の意見書を片手に、弁護士会の「両性の平等に関する委員会」で、国会に要請・陳情に行ってきました。

一番熱心だったのは、福島党首が出てこられた社民党、議員が対応いただいた共産党、

国民新党も時間さえずらせば議員がおあいします、と言われ、とてもこの問題に熱心なようでした。

自民党も公明党も秘書、事務局さんが対応してくれたのですが、

一番嘆かわしいのはなんと民主党。忙しいからあえないので、意見書を送ってください、

という対応なのでした。

 民主党、社民党は、3月末までに派遣法改正案を提出する、と言っていたのに期限が切れてしまった、本当にこの国会できちんと法改正案を野党側が提出できるのか、とても心配。さらにいうと、本当に派遣法改正がこの国会で実現するのかもとても不透明。

 政権をとるために忙しく、必死なのは否定されるべきことじゃないけれど、今国民が一番苦しんでいる問題をほっちのけにして、世論に受けそうなことを見つけて対応する、というのではよくないでしょう。聞けば、連合の支持母体である労働組合には、派遣法改正に消極的な組合も少なくないとか、、、驚くべき話であります。

 人々が切られていくという大問題、政党は努力を惜しむべきではないでしょう、

 特に政権を取ろうという政党が「忙しくてあえない」という態度だと、「この党本当に信用していいのかしら」と不安に思うことは間違いありません。。

 

« カンボジア法廷・本格審理にスタッフを派遣します。 | トップページ | 派遣法改正の提案 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

フォト

新著「人権は国境を越えて」

2021年2月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28            

ウェブサイト

ウェブページ

静かな夜を

リスト

無料ブログはココログ