今年最後のヒューマンライツ・ナウ通信
今年もお世話になりました!
NGOヒューマンライツ・ナウの、今年最後の会員むけメールマガジンを転送します。年末チャリティ募金も以下のように募ってますので、よろしくお願いいたします。
今年のパワーがさすがに電池切れしそうな今日この頃、お正月にしっかりパワーチャージをしなくては。。。と思っています。
今年の冒頭に、私は「今年はオバマ大統領が誕生する予感」とプログ(旧プログ)に書いて、それが実現したわけですが、来年は本当に世界にとって変化の年になるでしょうか? 楽しみです。
★:''*☆:''*★:''* ヒューマンライツ・ナウ 通信★:''*☆:''*★:''*
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2008.12.27発行 人権NGO
ヒューマンラ イツ・ナウ(HRN)
http://www.ngo-hrn.org/
<<事務局よりメッセージ>>
皆様には、あわただしい年末をお過ごしのことと思います。そんななか、第六号の会報を皆様のお手元にお送りしましたが、届きましたでしょうか? イン
ド、中国など新しい活動分野についてもご紹介する内容となっていますので、ぜひご参照ください。なんとも人間が大切にされない事態がクローズアップされ
る年の瀬となりましたが,新年は、もっと人間が大切にされる社会に近づけるよう期待し、そのために当団体としても貢献していきたいと思います。以下にご
紹介するとおり、当団体の取り組んできた課題でいくつかの嬉しいニュースがあり、皆様のお力を借りて一層活動を前進させていきたいと思います。会費・寄
付についてもぜひこの年末・年明けにお願いできると幸いです。新しい年もぜひHRNをよろしくお願いいたします。
<<目次>>
【1】 ビルマ・ピースロー・アカデミーの再開校が決まりました!
【2】当団体が提言してきた難民の第三国定住について、パイロット・プロジェクトが開始します!
【3】シンポ「カンボジア法廷の挑戦」たくさんのご参加をありがとうございました。
【4】ビルマ・プロジェクト、新メンバー、講師などを募集いたします。
【5】 会費・ご寄付をぜひよろしくお願いいたします。
【1】 ビルマ・ピースロー・アカデミーの再開校が決まりました!
みなさまに「みらいの法律家基金」としてご協力・ご支援をお願いしていた、タイ・ビルマ国境の法律学校「ピースロー・アカデミー」。ビルマの少数民族や
難民の青年に法律・人権を教える学校として、2年間運営され、その後資金不足により閉鎖されていました。このたび、この「ピースロー・アカデミー」が来
年早々に再開されることになりました。皆様のご支援に心より感謝いたします。そして、今後のご支援を引き続きよろしくお願いいたします。
【2】 当団体が提言してきた難民の第三国定住について、パイロット・プロジェクトが開始します! 当団体では、迫害、人権侵害などをのがれた難民と
なった方々の第三国定住を日本政府が受け入れる仕組みをつくるよう提言・働きかけてまいりましたが、このたび、12月16日に、日本への第三国定住のパ
イロット・プロジェクトが閣議了解されました。パイロット・ケースは、当団体が今年2月の調査で訪れた、タイ・ビルマ国境の「メラ」難民キャンプです。
閣議了解 「第三国定住による難民の受入れに関するパイロットケースの実施について」 http://www.cas.go.jp/jp/seisaku/nanmin/081216ryoukai.html
●難民対策連絡調整会議決定
「第三国定住による難民の受入れに関するパイロットケース実施の具体的措置について」http://www.cas.go.jp/jp/
seisaku/nanmin/081219kettei.html
当団体としては、第三国定住が適切なかたちで実施され、今後、地域を限定せず、世界から多くの難民を受け入れる方向で発展するよう、引き続き提言を続け
ていく予定です。
【3】 シンポ「カンボジア法廷の挑戦」たくさんのご参加をありがとうございました。
12月19日、年末のお忙しい時期に開催いたしました標記シンポジウムには、定員100人のところ、入りきれない参加者の方々にお集りいただき、内容も
よく大きく成功いたしました。シンポ当日の様子については、今後HRNとして、公表を考えておりますが、ディスカッサントである長谷川祐弘法政大学教授
のゼミのホームページに概要がアップされておりますので、ご参照ください。http://www.shasegawa.com/archives/
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来年は、いよいよ、カンボジア特別法廷が本格的な審理をスタートさせますので、HRNとしても引き続きモニタリング・政策提言・情報発信に努めていく予
定です。
【4】 ビルマ・プロジェクト、新メンバー、講師などを大募集いたします。
表記のとおり、当団体ビルマ・プロジェクトは、ピースロー・アカデミーの再開や第三国定住の実現に伴い、活動が拡大するため、プロジェクト・メンバーの
増員を図りたいと考えています。また、タイ・ビルマ国境のピースロー・アカデミーで実際に教育・教育支援に携わっていただく研究者・実務家の方々を大募
集しております。ご関心のある方、プロジェクトについてもっと知りたいという方は、ぜひHRNまで、メールでご一報いただきますよう、お願いいたしま
す。info@ngo-hrn.org
【5】 会費・ご寄付をぜひよろしくお願いいたします
いつも皆様には、HRNの活動を支えていただき誠にありがとうございます。HRNの活動は、みなさま方からの会費・カンパによって支えられていま
す。本年は、特定非営利活動法人になることができ、会員も500人を超えました。今年は、表記のようなビルマ・プロジェクトでの前進もあったほか、昨年
のフィリピン現地調査を受けて、フィリピンにおける人権活動家の殺害が劇的に減少し、現地から感謝の言葉をいただいています。また、カンボジアでは、
HRNが提言してきたカンボジア特別法廷への人権侵害被害者の参加が実現するという画期的な成果がありました。来年も、各地そして様々な分野からいただ
いている多くの期待に応えるべく、一層活動を前進させたいと考えております。
皆様からの会費、そして年の瀬にあたり、寛大なご寄付をいただけると誠に幸いです。
なにとぞよろしくお願いいたします。
会費・寄付の振込先
郵便局 口座番号 00120-2-705859 (名義)ヒューマンライツ・ナウ
銀行 三菱東京UFJ銀行上野支店 普通預金口座5466424
(名義) トクヒ)ヒューマンライツ・ナウ
2009年、皆様にとって素晴らしき一年となりますよう。
新しい年も、何とぞよろしくお願いいたします。
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