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2008年10月30日 (木)

女性と派遣を考える・シンポジウムのご案内

女性と派遣に関するシンポジウムのご案内です。

ワーキング・プワーが社会問題となり、派遣法の改正が論議されている。

しかし、派遣の圧倒的多数を占めるのは、今も昔も女性。

昨今の改正論議では女性の派遣労働の実態が忘れられているように思う。

雇用機会均等法にも関わらず、女性の平均賃金は男性のくらべて著しく低く、母子家庭の平均年収は210万円台。これは女性がみな派遣などの非正規にしか就職できず、しかも無権利の低賃金状態に置かれているから。

女性と貧困、女性と派遣にもっと光をあてないといけない。

というわけで、東京弁護士会の両性の平等に関する委員会で以下のシンポを開催し、問題提起をすることになりました。

「そうだな」と思う方も、「???」と思いつつもお時間と関心のある方、ご参加いただけると嬉しいです。

パネリストはどなたも第一人者で、私も楽しみです。

http://www.toben.or.jp/news/event081121.html

シンポジウム 労働派遣を女性の視点から考える
貧困と差別をなくすために

「ワーキング・プア」などの実態が社会的に問題となり、派遣労働のあり方が問われています。しかし、派遣労働の中核を占める女性たちの状況はどうなっているでしょうか。
1985年、男女雇用機会均等法が成立、その後改正が重ねられ、一見、男女の平等な雇用・就業への取組が進展してきているように思われています。しかし、同じ年に労働者派遣を解禁する労働者派遣法が成立し、その後の相次ぐ改正や規制緩和により、女性たちの間で派遣労働者などの非正規労働者が急増しています。非正規労働者の急増は、女性の貧困化を広げ、雇用の機会均等に逆行する事態をつくり出しています。

今、派遣労働などの非正規雇用の増大と貧困の実態についての認識が広がる中、これを女性・ジェンダーの視点でとらえ直し、現場からの報告等を聞きながら、非正規雇用・派遣の問題点と規制のあり方を考える機会にしたいと思いますので、是非ご出席下さい。

日時 2008年11月21日(金)
18時00分~20時00分 (開場 17時50分)
場所 弁護士会館2階 講堂クレオA
地図
進行予定 第一部  基調報告
 東京弁護士会 両性の平等に関する委員会委員

第二部  現場からの実態報告
第三部  パネルディスカッション
 パネリスト
  竹信 三恵子氏 (朝日新聞編集委員)
  川口 美貴氏 (関西大学大学院法務研究科教授)
  鴨 桃代氏 (全国コミュニティ・ユニオン連合会会長)
予約 事前申込不要
参加費 入場無料
主催 東京弁護士会
問合せ TEL 03-3581-2205 東京弁護士会 人権課

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