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2008年10月 3日 (金)

離婚に足を踏み出すなら

最近の女性誌は世代ごとに細分化されているが、私はちょうど「Very」と「Story」の間の世代。
両紙ともよく買って読むのだが、
大好きな江國香織さんが数年前、Veryに小説「思いわずらうことなく愉しく生きよ」
(単行本になりましたね)を書かれていたときは、まずこの小説ページから読んでいました。
そこに出てくる主人公ののびやかに育てられた美しい三姉妹のうち、結婚している長女は
DV被害- 夫からの暴力-にあっている、でも静かにそれに耐えていて、耐え続けて、最後に家を出る、
その経過を丁寧に綴ってあった。三姉妹のなかでもこの長女のことがいつも気になってしまう。

こうした女性たちにとって離婚・そして私たち弁護士や法的手続、というのはまだまだ
心理的に遠いようです。私と同じくらいの世代の女性のうち、どれだけの人たちが同じように静かに耐えているのか、とても気になるところです。
自分を追い込んで心を閉ざしてしまう前に少しでも早く誰かにヘルプを出して
ほしい、と思います。

 離婚の手続についてみなさんに理解をしていただくため、
私の所属する、東京弁護士会・両性の平等に関する委員会では、
ウェブ上で離婚の手続に関する説明をしています。以下をご参照ください。
http://www.toben.or.jp/abouttoben/comittees/rikon.html
( ちなみに、同HPにある「よくある質問」よりも、この上のURLのもの-
市民向けパンフ「応援します!離婚について考えているあなたへ」-の
情報が充実しているので、お勧めです)。
 
 女性が夫から暴力をふるわれたり、暴言をはかれたりしなければならない
理由など、どこにもありません。それは本当に不当なことです。

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