On TV
すでにお知らせしたテレビ番組(サンデー・プロジェクト・裁判特集)を、たまたま家にいたので見て、素晴らしくよくできた内容だなあ、と思っていました。ちょっとだけ、私の映像もでてきましたが、短くてあまり伝えられなかったかもしれません。
話のポイントは、アメリカではDNA鑑定で、すでに220人もの人が無実と証明されて刑務所や死刑台から生還している。そこで、DNA鑑定資料を弁護側が再鑑定できる道を保障するために、捜査機関に、DNA鑑定資料の保管義務を課して、違反した場合には捜査機関に刑事罰が科される、ということです。
詳しくは、私の著作 「誤判を生まない裁判員制度」(現代人文社)を読んでみていただけると嬉しいです。
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