2019年1月19日 (土)

2月12日バレンタインチャリティーパーティーのご案内

寒い毎日が続きますね。一月の新年ってとても輝かしいですけれど、急にインフルエンザとか風邪、寒いから急に体調悪くなったりしがち。いかがお過ごしでしょうか。

でも、もうすぐ2月になり春が近づきます。

私の最近の近況としては、あと1ヶ月後に迫った

2月12日のチャリティ・ディナーパーティー

ヒューマンライツ・ナウ
Love and Human Rights
バレンタイン・チャリティーディナーパーティー

Photo

の準備でいろんな方々にお誘いをしております(^^)

https://hrn.or.jp/charityparty_2019/

なんと、ヒューマンライツ・ナウが初めて開催するチャリティパーティーなんですね。

これまでもネットワーキングパーティーは時々開催させていただいていたのですが、

 正式なチャリティ・パーティーは初めてです。

これまでのイベントと違って少し高めの価格設定なのですが、、皆様にご協力いただいて、是非、成功させたいと思ってます。

Mv_01

 これまでは「あまり高額のお支払をいただくパーティーって、ちょっと申し訳ないなあ」と思ってきました。

でも、今回開催することになったのは、より多くの方に支援をしていただきたい、理解をしていただきたい、そして、団体をもっと成長させたい、と思うからなのです。

日本の市民社会はどうしても資金力が足りなくて影響力が足りないと言われています。

特に人権団体にはお金が集まりにくいです。

でも、そんな中で人権団体があまり活動をできないと、人権意識も高まらなくてみんなが苦しんでしまう、、そんな負のサイクルを変えたいなあ、と思うんですね。

 例えば、お金を使うのでも、教育や貧困、途上国の現場の支援、そんなところにカンパを送られる方もいるかもしれません。でも人権侵害の構図の一番末端で起きてしまっていることを何とかするためにも、そうした問題を生み出している、構造そのものや仕組みを変える、そうした構造だったりカルチャーを許してしまっている、その部分を変える努力をしていく必要がある、と私は思うんです。

みなさんがちょっとお金の使い先に民間セクター、なかでも人権NGOへの寄付を考えていただけたら。。。それはきっと未来に人々が大切にされる社会をつくるための投資になると思います。

そしてそれを若い世代にバトンタッチしていきたい。ヒューマンライツ・ナウには、それこそ毎日毎日、すごいたくさんの人権の相談が来て、まるでオフィスは社会の縮図、「みんな私たちのことを公的な機関(Institution)と思っているかな」と思ったりします(^^)

 ご要望にお応えするために、毎日がんばっていますが、でも私も生身の人間だし、持続可能にやっていくためには個人の努力だけではだめで、団体が大きくなって、若い人たちを育てて、次世代にバトンタッチしたいなあ、と思います。

 チケット18, 000円(1月申し込みの場合)って、一日にすると50円なので、数ある支援先の中から一部だけ、ヒューマンライツ・ナウもお金の使い道に含めていただけたら、もっと大きな変化を作れるんじゃないかな、と思います。

 そして、パーティーですから、新しいつながりもできる。かけがえのない友達とか、新しい発想とか。

 バレンタインデーは愛の一日ですが、こんなパーティーに出て愛を感じる素敵なバレンタインデーを過ごすのもいいのではないかな、と思います。

 みなさんのご参加お待ちしてます!

#新しい出会い

#真っ当なNGOにお金を

#バレンタインの過ごし方

開催概要

 

日時   2019年2月12日(火) 19:00〜21:00
場所   シャルマンシーナ TOKYO
       東京都渋谷区神宮前4-5-6
シャルマンシーナ TOKYO
参加費
20,000円 (2月以降お申し込みの場合)
18,000円 (1月31日までにお申し込みの場合)

当日は愛の気持ちを表すために、赤いものを一点身に着けてご来場ください。
主催/連絡先
                        認定NPO法人ヒューマンライツ・ナウ
Tel:03-6228-1528
                        Mail:event@hrn.or.jp                     

呼びかけ人

久保利英明 濱田邦夫 菊間千乃 国広正 寺尾のぞみ 伊藤真 道あゆみ 大西基文 ほか

トークセッション

ひとりひとりの人を大切にし、
豊かな社会につなげる
〜企業が取り組む人権活動のご紹介〜

株式会社フジテレビジョン / 報道局員 阿部 知代 氏
株式会社マネーフォーワード / 取締役 瀧 俊雄 氏
株式会社メルカリ / ビジネスリーガルチームマネージャー  上村 篤 氏
LINE株式会社 / 公共政策室社会連携チーム 松根 未和 氏                

チャリティ・オークション

                

著名人の方にご協力を得て出品いたします。

参加申込

 

下記のボタンからお申し込みください。(外部サイトへ移動します)

https://2018hrn-charityvalentine.peatix.com/

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上記方法が困難な方につきましては以下の方法でお願いいたします。

  •                         事務局へ連絡
    Mail:event@hrn.or.jpもしくはTel:03-6228-1528
    件名を「チャリティパーティ申し込み」として
    お名前とふりがなをご明記のうえご連絡ください。                     
  •                         参加費の振込み
    銀行名:三菱UFJ銀行 普通口座
    支店:上野支店(337)
    口座番号:5466424
    口座名:トクヒ)ヒユーマンライツナウ

 

2019年1月16日 (水)

強制結婚からの自由を求めたサウジの少女。なぜ国際政治が動き、カナダ政府に受け入れられたのか。

第三国の受け入れが決まり、安堵の表情を浮かべるクヌーンさんのツイッター投稿

新年あけましておめでとうございます。

 今年は早々から、女性の権利を巡ってひどいニュースが相次いでいますが、新年はちょっと明るいニュースからスタートしたく、海外の記事をご紹介します。

■ サウジアラビアの女性をタイで国連が保護

新年早々、タイの国際空港を舞台に以下のような出来事があり、世界中が大きな関心を寄せてきました。NHKが報じています。

サウジアラビアの女性が、親から強制的に結婚するよう迫られたとして、海外への逃走を図り、タイの空港で拘束されましたが、「送還されたら殺される」などと訴えて国連が保護する事態となっています。

サウジアラビア出身の女性、ラハフ・クヌーンさん(18)は6日、家族と隣国クウェートに旅行中に1人で抜けだし、タイの首都バンコクに向かいました。

タイの当局は、家族からの通報を受けたサウジアラビア大使館の要請を受け、空港でクヌーンさんのパスポートを没収したうえで、空港内にあるホテルで拘束しました。

クヌーンさんは、ツイッターで「送還されたら殺される」などと訴え、タイの当局が事情を聞いたところ、親に強制的に結婚するよう迫られたため逃走を図ったと説明したということです。

この問題については、欧米メディアなどが大きく取り上げ、UNHCR=国連難民高等弁務官事務所が対応に乗り出し、クヌーンさんを保護する事態となりました。

出典:NHKニュース

 サウジアラビアをはじめ、中東の一部地域では、少女が親によって強制的に結婚させられるしきたりがいまだに根強くあります。

 そしてそうした一家のしきたりに従わなかった場合、そのような不名誉な女性が家族にいることは「一家の恥」として、家族の名誉のために、家族が女性を殺害していまうこともしばしば発生します。これを「名誉の殺人」と言います。

 そして、いったん結婚してしまえば、女性は様々な自由を奪われてしまい、厳格なシャリア法のもと、女性からの離婚は制限され、不貞を疑われれば、むち打ちの刑等を処せられます。

 そのため、結婚を拒絶して、逃げおおせるには、海外逃亡しかない、とこの女性は考えたのでしょう。そして、名誉殺人の習慣を考えれば、「送還されたら殺される」という訴えはまさにリアルなのです。

 彼女の訴えは、少女のわがままでもなんでもなく、自由と生き死にに関わることだったのです。

 ちなみに、サウジアラビアといえば昨年、女性に自動車運転が解禁される、という前向きなニュースが流れましたが、女性の人権のために活動していた人たちが拘束されたり、10月には著名なジャーナリストが殺害されるなど、人権問題については非常に闇が深い国です。

■ クヌーンさんがTwitterでSOS。世界に支援が広まる。

 クヌーンさんは、普通の18歳の少女。

 マララさんのような国際的に著名な人ではありませんでしたが、今年1月はじめに彼女がタイで拘束されて以降、急速に国際的な支持が広まり、彼女の状況が世界の主要メディアで報道され、国際関心事となりました。

 先ほどのNHKニュースに

タイの当局は、家族からの通報を受けたサウジアラビア大使館の要請を受け、空港でクヌーンさんのパスポートを没収したうえで、空港内にあるホテルで拘束しました。

 とありますが、ホテルに拘束された後に彼女のとった行動が世界中に知られることになったのです。

 彼女はTwitterで発信を始めたのです。

 彼女のツイートは1月5日に始まります。最初はアラビア語で書いていましたが、次第に英語で発信し始めます。

 訳すると、「私はクエートからタイに逃げてきた少女です。私は大変な危機的状況にあります。サウジの大使館が私を強制的にサウジアラビアに帰国させようとしているから。私は空港で乗継便を待っています。」というものです。このツイートがリツイートされ始めました。

 次に、彼女は自分の顔写真を自撮りしてツイッターにアップ、Rahaf Mohammed Mutlaq Alqununという名前も明らかにします。

 彼女は「失うものは何もないから、私のすべての情報を明らかにする」と宣言して、こうした情報を公開し、国際社会に助けを求めます。

 するとこのツイートはまたたくまに世界中でシェアされ、現地人権団体や国際的な報道機関が彼女と接触、国際的な応援の声がツイッター上で広がりました。

 1月6日には彼女を強制帰国させるクエート行きの航空便が手配されているなか、彼女は公式に自ら、国連の介入を求めました。

 さらに、タイ警察に対し、ノン・ルフールマン原則に従い、タイで難民申請手続きを開始してほしい、と訴えました。

 「ノン・ルフールマン原則」とは、生命や自由が脅かされかねない人々(特に難民)が、入国を拒まれたり、強制送還されることを禁止する国際法上の原則です。18歳の少女がこうした手続について話せる、というのはすごいと思います。

 こうした彼女の訴えを受けて、1月6日にはさっそく、署名サイトChange.orgで、彼女を助けようという署名が立ち上がりました。この署名サイトは数日間で9万人以上が署名し、国際問題になったのです。

 勇敢な少女のツイッターでの発信と、それに答えたインターネット上の国境を越えた支援の広がりによって、彼女の実情は世界中の主要メディアによって報道されるようになり、国際的な関心事となります。

 この日、彼女自身のツイッターアカウントの発信はきわめて活発で、ツイッターを駆使して世界中に事態を訴え、サポートを求めました。別の国に暮らす彼女の友人もアカウントを一緒に管理して、彼女の情報発信を助けました。

■ 国連が保護し、カナダが受け入れるまで

 1月6~7日の間に既に彼女はタイの弁護士にコンタクトを取り、弁護士が彼女に対する強制送還を差し止めるための仮処分申請をしましたが、残念なことにタイの裁判所はこれを認めませんでした。

 彼女の乗るクエート行きの飛行機が手配され、彼女は強制送還されてしまったのだろうか、と多くの人が心配していましたが、彼女の友人が彼女に代わってTwitterを更新。彼女はまだタイにいて、助けを求めている、と訴えるビデオメッセージを発信しました。

 ここから国際政治と国連が動き出します。

 1月8日に国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)は、スイス・ジュネーブで会見。

「クヌーンさんは現在、タイの安全な場所で国連の保護下にあり、国連が難民として認める手続きを進めている」としたうえで、「国連は人々が危険にさらされると感じる場所に返還することはしない」と強調

出典:NHKニュース

 したと報じられています。

 実は、タイは難民条約を批准していません。ではタイで助けを求めた人は難民になれないか、といえば、そうでもないのです。

 UNHCRが難民と認めた人(マンデート難民といいます)にはUNHCRとして事態に介入して、保護を進めていく、ということになるのです。

その後、国際社会の支援が一気に進み、クヌーンさんはカナダへの受け入れが決まりました。その経緯は、以下のとおり報じられています。  

UNHCRは詳しく話を聞いた結果、クヌーンさんを難民に認定しました。

  これを受けて、カナダとオーストラリアが受け入れを検討する考えを示していましたが、タイの当局は11日夜、会見を開き、クヌーンさんがカナダを選び、タイを出発したことを明らかにしました。クヌーンさんは今後、カナダ政府とIOM=国際移住機関の保護を受けることになるということです。

出典:NHK

 

 こうしてクヌーンさんは、無事にカナダで受け入れが決まり、12日には無事、カナダに到着しました。

 ピンチに屈することなく、知力と気力を尽くして本当によくがんばり、国境を越えた素晴らしいキャンペーンに支えられ、自由を得ることができたのです。

 

画像

(クヌーンさんの命綱となったツイッター。今やフォロワーは17万人を超える。)

■ 考えたいポイント

この件は、何よりも若いクヌーンさんのSNSを活用した、最後まであきらめない勇敢な行動が国際的な支援を呼び、最終的に国連が動いて彼女の自由をサポートした、という点が現代的でとても新しい難民保護の事例といえるでしょう。クヌーンさんには本当に大きな祝福を送りたいと思います。

そのうえで、今回の経過を振り返って、私たちが考えてみたいポイントがいくつかあります。

(1) まず、国連がクヌーンさんを難民として認定したことについてです。

これまで難民といえば、政治的な迫害を受けた人々、と考えられてきました。しかし、近年では、女性やLGBT等、ジェンダーやセクシュアリティに基づく迫害・差別によってクヌーンさんのように強制結婚や名誉殺人の危険にさらされたり、LGBTであることを理由に処刑の危険にさらされる人たちがいることがクローズアップされるようになりました。

 そこで、近年では、UNHCRや欧米諸国もこうしたジェンダーやセクシュアリティに基づく迫害を受けた場合も難民として認めよう、という認識が共通になりつつあります。

 クヌーンさんがすぐに難民と認められたのはこうした経緯によるものです。

 日本も是非これを見習ってほしいものです。

(2)   もうひとつのポイントは、タイが難民として引き受けない場合であっても、第三国が引き受ける事例があるということです。

 この場合、カナダとオーストラリアは早々と、自分たちがクヌーンさんを受け入れます、という意思表明をしました。

 これは日本語では「第三国定住」、英語ではResettlementという制度です。

 難民受け入れ先進国は、自国に直接訪れて庇護を求めてきた難民を受け入れるだけでなく、人道目的から積極的に、他国にいて苦しんでいる人を難民として受け入れる国際貢献をしてきました。

 特にカナダはこうした難民の受け入れに積極的です。

 この二国の受け入れ表明を受けて、クヌーンさんが選択権を認められ、カナダに行くことを選んだのです。

 日本は全く蚊帳の外で、NHKはしばしばこのニュースを伝えていましたが、日本が受け入れる、ということは全く考えていなかったようです。そもそも日本は「第三国定住」はきわめて限定されており、今はミャンマー難民受け入れ等のプログラムが試験的に実施されているだけで、広く世界中で困っている人を積極的に第三国定住で受け入れるシステムがないのです。

 そのため、こういう時にあまり役に立たないのです。

(3)  そして、仮にクヌーンさんが訪れたのがタイでなくて日本だったらどうなっていたでしょうか。

  日本の難民認定率はきわめて低く、2017年で、たったの20人にとどまっています

 たったの20人! です。

 しかも、いま世界で大問題になっているロヒンギャの人たちも難民として認めない姿勢を貫くなど、クヌーンさんが訴えていたノンルフールマンの原則に関する理解も十分でないのが現状です。

 難民認定の要件が著しく厳しい日本では、クヌーンさんが難民として受け入れられたか、しかもこんなに迅速な対応がされたか、といえば、そうはならなかったでしょう。強制送還されていたかもしれません。

 しかも、難民申請者への収容方針がとても厳しいですので、携帯電話も取り上げられて収容され、Twitterのキャンペーンなどすらできなかったかもしれません。

 そして、仮に国連が介入したとしても、タイのように国連と緊密に協議のうえ、カナダに引き渡す、というような柔軟な采配を取っただろうか、といえばそれもクエスチョンマークです。日本は難民の受け入れについて国際的なスタンダードから大きくかけ離れているのです。

(4)  ここからは全くの仮定の話ですが、仮に、万が一、日本が受け入れを表明したとして、日本は選んでもらえたでしょうか。

 このように難民の受け入れが少ない国、そして、ジェンダー平等も進んでいない国に来たいと思ったでしょうか。

 ちなみに、2018年のジェンダーギャップ指数でカナダは16位、日本は110位、サウジアラビアは141位です。

 カナダのトルドー首相は自らをフェミニストであると言い続け、昨年発生したサウジアラビアの人権活動家の拘束に対しても、毅然と声をあげ、サウジアラビアと関係悪化をしても姿勢を貫いてきました。

 こうした事情を聡明なクヌーンさんも知っていたのかもしれません。自分が命を懸けて逃げ出し、たどり着く国が、女性の権利を大切にする国なのか、女性の権利に関して一本筋を通している政府かどうか、を若い女性は見極めるのではないでしょうか。

 こう考えると日本の現状が大変悲しくなりますが、日本が海外で迫害され、困っている人たちを受け入れる、そして選ばれる人道大国であってほしい、と私は願います。

■ サウジアラビアや中東で生きる女性や少女たちの未来のために

 

 今も世界で続く強制結婚や名誉殺人などにより、多くの女性たちがとても不自由なおびえた生活を強いられ、場合によっては暴力にさらされ、殺されています。そうした女性を難民で受け入れるということは本当に国際貢献の第一歩というべきでしょう。

 日本もこうした貢献のできる国に早くなってほしいと心から願います。

 今回の事件では、クヌーンさんの勇気と知性、行動力は驚くべきもので、伝統的なサウジアラビアの女性像を大きく覆し、世界が称賛しました。彼女のように知性と勇気を兼ね備えた女性たちがサウジには確実に育っている、そのことはとても頼もしい、勇気づけられることです。他方でそうした女性たちに強制結婚などの旧来のしきたりを押し付けようとする伝統社会の理不尽さが一層浮き彫りになりました。

 今後も、若い世代と伝統社会の対立は深刻になっていくことでしょう。

 日本からも私たちにできる、中東の少女や女性たちの未来を応援できるサポートを是非考えていければと思っています。

参考: ヒューマンライツ・ナウが2018年に公表した報告書(英語)

  http://hrn.or.jp/news/14306/ サウジアラビアは88頁から。

                                        (了)

 

 

2018年12月31日 (月)

交際相手・結婚相手には、はっきり言いましょう。最初が肝心。

若いころの恋愛の失敗から得た教訓についてお話します。

若いころにつきあっていた人に対する不信感が募り、別れる頃には「大嫌いな人」になっていました。なぜそんなことになったのか。その頃私は恋愛というものがわかっていませんでした。
「おかしい」と思ったことをその場で言わずに飲み込んだこと
それが原因です。
彼氏の発言の中で「これはおかしい」と思うことがありますよね。
しかし、まあいいかと思い、言わずに飲み込んでしまう。そうすると、それは「同意」と受け取られてしまいます。
例えば「女の子は甘いものが好きだからね」というびっくり発言。
別に甘いものが好きじゃないし、女の子でひとくくりにされることに違和感がありました。
でも、「うん」と言ってニコニコしている。
はっきり言う女の子は嫌われる、とか、わがままと思われたくない、とか
その人は年上だったので、意見すべきじゃない
伝統的な考えを持っているけど、別に悪気があるわけじゃない、
男の人はわかってないから仕方ない
などのないまぜな気持ちがありました。
しかしこれは「おかしいな」と思ったら早いうちに修正しないといけません。
その後、機嫌をとるために何度か甘味屋に連れていかれました(^^) なんか馬鹿にされてる気がしますね。これは笑い話ですむレベルですが。。。
最初はちょっとしたずれが、どんどん拡大します。
気が付いたら、同じ新宿駅から出発していても、埼京線(例えば戸田駅)と中央線(国立駅)くらい遠い彼方に離れてしまい、共通点もなく、会話も成立しなくなっていくのです。
これにはびっくりしました。
最初は「まあ、別に目くじら立てる必要ないよね」くらいで飲みこんだことが、
三か月くらいたつと「この人こういう人だから」となり、「これはいけない」と是正を試みようとするけれども修復の余地もなくなり、だんだん憎しみのように黒くて固いものが心の中に出来てしまうのです。
そして、「おかしいな」「違和感がある」と思ったことを心の中で反芻し、くよくよし、かみしめ、どんどん不信感を募らせてしまいます。特に結婚前は、単なる交際でも「この人と一生パートナーとしてやっていけるか」と悩む時期ですので、余計ですね。
最後のほうは、会話が成立せず、苦笑いをするしかない、すべての反応が疎ましく見えて、怒りを感じる、という感じになっていたのです。
別にデートDVやモラハラがあったわけではありませんが、好きだった人が一年もしない間に大嫌いになったのです。
このような絵にかいたような経験をした私は、大きな教訓を得ました。
これは別にその人が悪かったわけではなく、はっきり言わなかった自分が悪いのです。
相手の偏見や嫌なことに対して、NOと言えなかったために、関係性のなかでそれを助長してしまったのです。
そこで私はその後は、嫌なことがあれば最初に言って解決することにしました。
ちょっとしたことでも最初から言って、解決するようにしました。
嫌なこと、許せないこと、気に障ることは、その都度、どうしてそれが嫌なのかはっきり説明しました。
あなたが好きだから、ずっと仲良くいたいから、知っておいてほしい、と真剣に話すと、ちゃんと聞いてくれます。聞いてくれない人はそこでおしまいにしたほうがいい。
最初のうちにそうしておくと後々問題は起きなくなります。
これはとっても大事なことです。
されて嫌なことを、飲みこんでしまうことから、我慢してしまうことから、
DVやモラハラもうまれてしまいます。
我慢することで女性は損をしてしまうのです。
交際したばかりの小さなことから、地獄の芽は生まれます。
是非皆さんにお伝えしたいと思いました。

2018年12月30日 (日)

大事なこと・女性はリハビリテーションセンターではない。

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ジュリアロバーツの言葉。とても大事なので、ご紹介します。

明日少女隊さんが訳されています。

女性は、悪く育った男性のリハビリセンターになってはいけません。
男性を正したり、変えたり、子供のように手を焼いたり、育てたりするのはあなたの仕事ではありません。
あなたはパートナーが欲しいのであって、プロジェクトが欲しいわけではありません。
#ジュリアロバーツ 
#結婚 #恋愛

これって本当に大事なことです!!!
私が担当してきた離婚事件で痛感するのは、母性本能でトゲトゲした男性と結婚してしまい、結局傷つけられてしまう女性たちです。

DV被害に遭う女性の多くが、男性を自分の力で変えようとします。
優しくないところや暴力的なところもつつみこもう、のみこもうとします。

でも、結局うまくいかないケースをたーくさん見てきました。

女性まで不幸になり、子どもも不幸になってしまうのです。
若くて自信のある女性ほど自分を過信して「私の力で変えてみせる」「私が彼を幸せにする」と誤った判断をしてしまうけれど、パートナーの性格まで変えることはとても難しいです。

1日1回くらい肝に銘じたい格言です。

あなたを犠牲にして尽くす必要はないんです。

あなたには自分が幸せになる必要があるし、あなたと一緒に笑ってあなたをケアして、

あなたに優しくしてくれるパートナーと一緒にに過ごす権利があるんです。

そのためには屈折していない、「何を考えているかよくわからない」というようなことのない、

朗らかな、優しい男性を選ぶことを、私はお勧めします。

2018年12月29日 (土)

広河隆一氏に対する告発について

広河隆一氏に対する告発について

 1226日発売の週刊文春で、広河隆一氏から性被害にあった方々の告発記事が掲載されました国際的な人権にかかわるフォトジャーナリストとして著名な広河氏への告発は極めてショッキングな内容でした報道内容については、本人も一部をオフィシャルサイトで認めています。

高い志を持って広河氏を尊敬しフォトジャーナリストを目指してきた女性たちを性的に踏みにじる性暴力行為があったことを知った時には、ただ、ただ愕然としました。

私自身、人権に対する活動で広河氏と一緒に行動する機会のあった者として、その陰で行われていた人権侵害に今まで全く気づくことができなかったことを、被害者の方々に心からお詫び申し上げたいと思います。

私が広河氏に最初に会ったのは2010年頃でした。以後会う機会は年に1度か2度でした。Days Japanに訪問したのは2016年頃の一度だけでしたが、私は人権を守る観点に立ってフォトジャーナリストとして活躍する広河氏に対する尊敬の気持ちを抱いており、そのことを公にしてきました。そのことで、被害にあった方々が私に相談することを躊躇してしまっていた可能性もあるのではないかと思うと心から悔やまれます。

 当事者のご承諾をいただきましたので、私がこのことを知るに至った経緯をご説明します。

 記事掲載の直前に、被害者のお一人から、被害にあったこと、他にも被害に遭った方々がいること、信頼のおける方の取材に応じる形で告発する予定であることについて話を聞きました。

 話をお伺いする中で苦しかったのは、被害者の方々にとって、国際的な人権に関わる活動をしているという広河氏の社会的な立場が圧力となり、「自分が間違っているのではないか」、「告発することで、社会的に良い活動を潰してしまうのではないか」と考えてしまい、事態を明るみにするのが難しかったということでした。私自身、そうした圧力の一部であったのではないかと自責の念に駆られました。

 私は告発する女性たちの立場に立つことを明確にお伝えし、彼女の意思を尊重してきました。被害者の皆さんはそのとき既に、取材を通じて告発することを決められていました。

 私は、被害者に対するバッシングや、個人を特定されるなどといった二次被害が、報道直後に発生することのないように、できる限りのことをしながら、今日まで推移を見守ってまいりました。

 今もご相談を下さった方とはお話しており、ご本人の意思を大切にし、彼女たちを守れることは今後も、何でもしたいと思っております。

 今回の件ではいろいろな思いがめぐります。二度とこのような被害を出さないために、私自身考えなくてはいけないことが山ほどあります。被害に遭われた方々のことを思うと、広河氏と連携した活動に関与してきたことを通じて、加害者を助長させてしまっていたかもしれないことへの責任を痛感しております。

 そして、性被害をなくすことを一つの目的に掲げて活動しながら、未だ非力であることについても申し訳ない思いでいます。

 2019年、そして将来、夢をもつ女性たちが同様の性被害に苦しめられることを少しでもなくせるように、自分ができることを淡々と続けていくしかないと思います。ひとつひとつ、目の前のできることに丁寧に取り組んでいけたらと思っております。

まずは被害に遭われた方々が、少しでも安心し、その傷を癒すことができるよう、出来る限り寄り添った活動を続けていきたいと思っております。

 

20181229

伊藤和子

2018年12月16日 (日)

「辺野古土砂投入、闘いは止まらない」玉城知事、演説全文

12月14日の辺野古に土砂入れ強行する政府。本当に憤りしかありません。

どうしてここまで沖縄の民意を否定し、沖縄の想いを否定し、植民地への侵略者のような態度をとり続けるのか。人間のできること、同胞のできることではありません。

沖縄の人たちの主張のどこも過激ではないでしょう。全土の74パーセントの基地負担を押し付けられ、さらに美しい海まで奪われてしまう。無力な存在として無視される。

立ち上がるのは当然です。

こんな時に、玉城知事の演説、素晴らしいですね。人間性を否定する者たちとの戦いのなかで、人間性の素晴らしさが際立っています。

是非、私たちも応援しましょう。

日本が聞かないなら、米国に訴える。ホワイトハウスへの嘆願署名が始まっています。

https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/358617

https://mainichi.jp/articles/20181215/k00/00m/010/206000c

玉城デニー沖縄県知事が就任後初めて、政府による米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への県内移設工事が進められている米軍キャンプ・シュワブのゲート前で続く抗議活動の現場を訪れた際の激励の演説の全文は、以下の通り。

     2018年12月15日午前11時

     はいさい、ぐすーよ、ちゅーうがなびら(こんにちは、皆さん、ごきげんいかがですか)。ここに立つと勇気がもらえるような気がします。

     本当に昨日、土砂が投入されるという、本当に耐え難い日を迎えねばならなくなった。私たち沖縄県も取れるべき手段はしっかり頑張っていこうと、職員一丸となって日々取り組んでいます。昨日も情報を収集しながら現場にいる職員からの状況報告をみんなで共有しながら、我々が打つ手立ては必ずあるということを県庁内でも確認しながら、現場にいる皆さんの闘いを、必死に一生懸命受け止めて見守っておりました。我々の闘いは止まりません。

     私のツイッターにもフェイスブックにも、「現場に行けない。だけど皆さんと気持ちは一つだということをできれば伝えてほしい」というメッセージをたくさんいただいています。ですから、私たちのこの気持ち、国がやっている暴挙に対して、本当の民主主義を求めるという私たちの正しい道のり、正しい思いは全国の皆さんとも共感しています。ぜひ、そのことも今日、確かめて頑張っていきましょう。

     昨日は亡くなられた翁長雄志(前)知事の奥さまが「いてもたってもいられず来ました」ということで言葉を発していたと思います。「デニーさんが頑張っているから、私が行ったら迷惑になるんじゃないか」という気持ちも持っていらっしゃったと思います。

     しかし、私たちはみんなつながっている。誰であっても、子どもであっても、おじいちゃん、おばあちゃんであっても。駄目なものは駄目だ、許せないものは許せない。そのために行動しよう、声を上げよう、みんなに伝えよう。その気持ちはみんな同じです。ですから、今日も皆さんとこうやって気持ちをしっかりと確かめ合いながら、我々ができることは必ず全力で闘っていく、取り組んでいきます。

     対話は大切です。ツイッターにも書きましたが、対話の気持ちはこれからも継続していく。しかし、対抗すべき時には対抗する。私たちは決してひるんだり、恐れたり、くじけたりしない。勝つことは難しいかもしれない。しかし、我々は絶対にあきらめない。勝つことはあきらめないことです。みんなでその気持ちを一つにして頑張っていきましょう。

     うちなーのぐすーよ、負けてーないびらんどー(沖縄の皆さん、負けてはいけません)。まじゅん、ちばてぃいかなやーさい(一緒に頑張っていきましょうね)。

     よろしくお願いします。ありがとうございました。

2018年12月 8日 (土)

本日はMXテレビに出演します。

みなさま、年末お忙しくお過ごしのことと思います。

本日はこちらの番組に出演いたします。

https://twitter.com/search?f=tweets&q=%E4%BC%8A%E8%97%A4%E5%92%8C%E5%AD%90&src=typd

トピックは岡口裁判官の問題、性犯罪被害の問題。改めて、岡口裁判官に対する最高裁決定がひどいので、声明をはり付けておきます。

今一度、この問題についてしっかり考えたいと思います。

 

2018年10月24日

 

 

 

声  明

 

 

 

岡口分限裁判弁護団

 

 

 

はじめに

 

2018年10月17日、最高裁大法廷は、東京高裁判事の岡口基一氏(以下「岡口氏」という)に対する分限裁判につき、「被申立人を戒告する。」との決定を出した。この分限裁判は、最高裁が第一審であると同時に終局審であるから、本決定に対する上訴はできないものとされている。

 

 にもかかわらず、本決定は、最高裁の判断を示した部分がわずか2頁半しかなく、岡口氏や当弁護団の主張書面、及び証拠として提出した憲法学者等の意見書において提示した、表現の自由を含む重要な論点にはほとんど触れられていないのみならず、本件ツイートが「品位を辱める行状」に該当するかどうかの具体的な判断基準すら示していない。また、後に述べるとおり、事実認定の手法も通常の裁判実務とはかけ離れた乱暴極まりないものである。

 

  最高裁判所がこのような決定を出したことは、裁判官全体の表現の自由や裁判官の独立をおびやかすだけでなく、裁判そのものの公正さにすら不安を抱かせるものである。

 

  以下、本決定の主な問題点につき、幾つかの項目ごとに述べる。

 

1 不適正な手続(申立ての理由に含まれていない懲戒理由による不意打ち)

 

本決定は、「本件ツイートは、一般の閲覧者の普通の注意と閲覧の仕方とを基準とすれば、そのような訴訟を上記飼い主が提起すること自体が不当であると被申立人が考えていることを示すものと受け止めざるを得ないものである。」、「私人である当該訴訟の原告が訴えを提起したことが不当であるとする一方的な評価を不特定多数の閲覧者に公然と伝えたものといえる。」などと決めつけた上で、「このような行為は、裁判官が、その職務を行うについて、表面的かつ一方的な情報や理解のみに基づき予断をもって判断をするのではないかという疑念を国民に与えるとともに」、「当該原告の感情を傷つけるものであり、裁判官に対する国民の信頼を損ね、また裁判の公正を疑わせるものでもある」という理由で、本件ツイートを「品位を辱める行状」に当たると結論づけている。

 

  しかしながら、東京高等裁判所長官による懲戒申立書の「申立ての理由」では、本件ツイートを投稿して元の飼い主の感情を傷つけたことのみが懲戒事由にあたるとされていたに過ぎず、本決定における上記理由は明らかに申立ての理由とは異なる懲戒事由の認定である。このような認定はいわば不意打ちであって、かかる意味において、本決定は被申立人に対する手続保障に掛けた、極めて不公正なものである。

 

2 証拠に基づかない事実認定(当事者の感情の憶測)

 

本決定では、「上記原告が訴訟を提起したことを揶揄するものともとれるその表現振りとあいまって、裁判を受ける権利を保障された私人である上記原告の訴訟提起行為を一方的に不当とする認識ないし評価を示すことで、当該原告の感情を傷つけるものであり」と認定する。しかし、これ自体が証拠に基づかない一方的な決めつけにほかならない。本件ツイートには全くそのような記載はなく読み取ることも困難であるし、東京高等裁判所長官からの懲戒申立書に添付された同高裁事務局長報告書においても、本件ツイートの対象となった事件の原告本人が、自分が訴訟を提起したこと自体が不当だと言われたと感じたと訴えたなどという事実はどこにも記載されていない。

 

おそらくは、懲戒申立書にある原告の「感情を傷つけた」ということだけでは、猿払事件最高裁判決の基準をクリアできないと考えてこのような補足をしたのであろうが、このように理由づけなしに一方的な決めつけをすること自体が、判例拘束性をもつ最高裁大法廷の決定としては極めて異常なものであると言うほかない。

 

3 過去の厳重注意の不当評価

 

本決定では、岡口氏が過去に東京高等裁判所長官から2度にわたる厳重注意を受け、とりわけ2度目の厳重注意は本件と類似するツイート行為に対するものであったのに、その後わずか2か月で本件ツイートに及んだことをも戒告処分の理由に挙げており、「厳重注意」という単語が14回も使用されている。

 

  しかしながら、過去2回にわたる厳重注意は適正手続の保障がないままなされたものである上、これを戒告処分の理由にすることは一事不再理の原則にも反しており、極めて不当である。

 

のみならず、過去のツイート行為が、本件ツイートとは性質を異にするものであることは、弁護団の主張書面において指摘していたにもかからず、本決定は、何らの理由づけもないままに両者が類似すると決めつけている。また、もし、両者のツイート内容の違いは問わずに、「訴訟関係者の感情を傷つける投稿を再び行った」ことのみを問題視したのだとすれば、前記2で述べたことと併せて、あまりにも一方的かつ乱暴な認定であると言わざるを得ない。

 

4 あまりにも不明確な判断基準

 

  本決定は、「品位を辱める行状」とは、職務上の行為であると、純然たる私的行為であるとを問わず、およそ裁判官に対する国民の信頼を損ね、または裁判の公正を疑わせるような言動を指すものとしている。

 

  しかしながら、これだけでは懲戒処分権者の裁量でいかようにも解釈、適用できるものであり、不利益処分である懲戒事由該当性に関する判断基準の体をおよそなしていない。

 

  本来であれば、裁判官の職務に関する行為と、純然たる私的行為とを峻別した上で、純然たる私的行為については、原則として表現の自由が最大限に尊重されることを前提としつつ、例外的にそれが制限される場合を明確にするような客観的判断基準が明示されるべきである。諸外国においても、こうした配慮の下で判断基準が示されている例が少なからず存在するのであるが、最高裁判所が本決定に当たってそのような諸外国の例を調査した形跡は、本決定からは全く見受けられない。

 

5 補足意見について~憲法の番人としての役割はどこへ?

 

本決定には、山本庸幸、林景一、宮崎裕子という3名の最高裁判所判事による補足意見が付されているが、そこでは「2度目の厳重注意を受けた投稿は、(中略)私たちは、これは本件ツイートよりも悪質であって、裁判官として全くもって不適切であり(中略)それ自体で懲戒に値するものではなかったかとも考えるものである。」などと、過去の厳重注意処分の対象となった行為そのものを蒸し返して断罪している。そればかりか、「もはや宥恕の余地はない」とか「本件ツイートは、いわば『the last straw』ともいうべきもの」などと口を極めて非難することに終始している。このような補足意見は、寺西判事補の分限裁判における最高裁大法廷決定(平成10年12月1日)における反対意見と比べるまでもなく、あまりにも感情的な、品位に欠ける意見というほかない。

 

また、弁護団が表現の自由をはじめとする重要な憲法上の論点等を提示してきたにもかかわらず、14名の裁判官が全員一致で、しかも上記の補足意見程度のものしか付されていないというのは、最高裁判所は「憲法の番人」の役割を放棄してしまったと評せざるを得ない。弁護団としては、このような考え方の最高裁判所のもとで、「人を傷つけた」ことから「品位を辱める行状」に当たるという理由での懲戒処分を恐れる余り、個々の裁判官がその表現行為を徒に自己抑制するという、ゆゆしき事態を招来してしまうのではないかと強く危惧するものである。

 

おわりに

  以上の点を含め、本決定は多くの問題点を抱える、極めて不当なものである。

 

われわれは、裁判官がつぶやく自由は、憲法が保障する基本的人権としての「表現の自由」として、「当事者の感情」や「裁判官の品位」といった主観的なもので制限されるいわれはないものと考えているが、本決定を契機として、裁判官の表現の自由、なかんずく私的領域におけるツイッターをはじめとするSNSでの発信についての議論が深まっていくことを期待するものである。

 

2018年11月16日 (金)

週末のユースフェスティバル。是非参加してほしい6つの理由

ヒューマンライツ・ナウでは、明後日17()に、広尾にある聖心女子大学にて開催する

「世界子どもの日ユース・フェスティバル」をご案内致します。

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このイベントは、世界子どもの日にちなんで、子どもの権利の実現と、

世界を取り巻く未来の課題の解決のために何ができるのか、ユースや

子どもたちに主体的に参加していただく参加型のイベントです。

呼びかけたところ、たくさんの若い人たちが自発的に参加してくださることになり、私自身とても感激しています。

若いので、皆さん行動が早いですし、ネットワークもどんどん広がります。

企画がどんどん発展進化し、着る人も作る人も笑顔になれるエシカルファッションショーやLGBTに関する映画「カランコエの花」上映会(監督も登壇します)のほか、ユースの皆さんや子どもの人権をメインテーマにした各種トークイベントやワークショップ、学生団体やNGO、大使館のブース出展等、見逃せない注目の企画が盛り沢山です。

入場無料、学生の方はトークイベントも無料です。

http://hrn.or.jp/youth_festival/ 

私が是非きてもらいたいと思う理由、6の理由があります。

■ サヘル・ローズさんの生き方

今回ゲストにお呼びしたサヘルさんの生き方、改めて拝見してあまりにも壮絶で驚きました。

例えば、「ばい菌と呼ばれ・・」

https://withnews.jp/article/f0180902001qq000000000000000G00110101qq000017952A

壮絶なイジメを耐え抜いてこられたサヘルさん。そして女優として普通なら隠したいかもしれないそんな過去をさらけ出してくれるサヘルさんの勇気と思いに感動しました。

今はこんな活躍している女優さんもいじめを受けていた、いじめを受けていることはあなたの価値をひとつも低下させることではないし、未来があると知ってもらうきっかけになればと思います。そして、異なるバックグラウンド、外国から来た人、貧困の状況にある子どもをみんなが観葉に受け入れられる社会をつくっていければと思うのです。

■スピーチコンテストの入賞者

ヒューマンライツ・ナウが取り組んでいる今年四回目になる中高生スピーチコンテスト。ことしはその応募作品の水準がとても高く、涙なくしてみることができない作品ばかりでした。

当日は優勝者と二位のうちおひとりのスピーチ披露があり、1位から3位のスピーチを会場で上映します。

3位の久米達希くん・・フィリピンがルーツの久米君。とても日本語をはきはきと大きな声でスピーチします。久米君の兄弟はフィリピンに住んでいて、久米君は日本語しか話さない、兄妹はフィリピンの言葉しか話さない、でもお互いわかりあって助け合って生きていきたい、国境や人種を越えて交流し合い理解し合い友情をつくっていきたいというメッセージが素晴らしかったです。

2位のネウパネ サミサさん ネパールから2年前にきたネウパネさんは、故国ネパールで性的暴力の被害にあって殺害されてしまった女の子のことを語り続けました。同じ年代の女の子がネパールで苦しい目にあっていること、そして被害者の女の子は殺されてしまったことについて、悔しさや悲しさ等を抑えながらも強く訴えるスピーチは素晴らしい印象を残し、私たちの心を揺さぶりました。

福田愛莉さん  小学校一年生の時に東日本大震災をテレビ等で目の当たりして大きなショックを受け、被災地のために何かしたいという決意を抱いた福田さんは、二年生の時から新聞のスクラップブックを始めます。そして被災地に行ってボランティア活動をし、そのなかで葛藤し、今もスクラップを続けているというのです。色んなことに空きやすい、移ろいやすい世間の関心のなかで、一貫して関わり続ける意思が素晴らしいと思いました。

1位の山田寧々さん 教育を受ける権利がどんなに大切なのか、自分の気持ちの変化や、具体的な例をもとにわかりやすく解説してくれました。彼女のあげた具体例、そのなかの、教育を受けられなかった女の子の一生は胸が締め付けられるような悲しい結末です。スピーチもうまく、とてもひきつけられるスピーチでした。

とても考えさせられる、そして彼らの思いが深く伝わり「自分も何かしなくては」と心動かされるスピーチばかりです。

そして、コンテストの審査委員を務めてくれている堀潤さん。スピーチ入賞者の指導に当たってくれています。「声をあげられる社会にしたい」HRNの思いに対して、堀さんは「伝える人になろう」ということでスピーチ指導。そして今回恵比寿で人気の「伝える人になろう」講座を開催してくれます。

ところで、今回は前回スピーチコンテスト1位の伯野さん、2位のトラオレくんも、出展団体参加してくれます。とても嬉しいですね。

■ エシカルファッションショーとファッショントーク


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企画のなかで桁違いの盛り上がりを見せているのが、エシカルファッションショー。大学生サークルとNPOのコラボです。

エシカル・・倫理的な商品、フェアトレードであったり、服の過程で人権侵害や環境破壊をしないことについて熱くこだわっているブランド。日本には実はそんなエシカルブランドがたくさんあるんですね。

そして、そうした服をきて颯爽とランウェイをモデルさんたちが歩くエシカルファッションショーを開催します。そして今回は「誰も取り残さない」ファッションショー。「誰も取り残さない」は国連が定めたSDGs 持続可能な開発目標のキャッチフレーズですね。

今回、様々な多様な立場の人たちがランウェイを歩きます。障害のある人、女性を追い続ける映画監督、LGBT当事者の方。。その人たちの生き方や、私たちがなぜ彼らにモデルをお願いしたのかも含めて、是非見ていただきたいです。

そしてその後のファッショントークでは、このエシカルファッションショーを率いたエシカルペイフォワードの稲葉さんがRunway for HopeのSena Vafaさん、Tenboの鶴田能史さん、準ミスワールド2017の篠田るみさんらとトーク。Senaさんはイランから難民として来日され、東北の被災した子どもたちの教育支援に取り組んでいます。Tenboは障害者やハンセン氏病の方々のための服を製作し、ファッションショーを開催するなど、人権の視点に立って活動を続ける異色のブランド。この人たちが今回一同に会して「ファッションで世界を変える」というテーマで話し合うことが素晴らしいと思うのです。

■カランコエの花

 LGBTについての映画 カランコエの花。全国各地で絶賛上映中で「うちの地域でもやってほしい」というリクエストがたくさんきている映画です。今回若者たちのために特別に無料上映を行うのです。これは東京上映を見逃した人、自分のところにまだ来ていないという人にとって見逃せないチャンスです。

 なんと監督が来てトーク、そしてLGBT牧師の中村さんにもお話しをいただきます。

■ 国際協力や表現者などのロールモデルたち

 今回、ユニセフ東京事務所の根本さん、エイドワーカーの高遠菜穂子さん、世界各地で援助活動を展開してきた岡崎文香さん等、国境を越えて国際協力の分野で活動してきた人たちと身近で接することが出来ます。

 また、ジャーナリストの堀潤さん、作家の雨宮処凛さん、映画監督の中川さん、ウォークではユーチューバーのくるみんアロマさん、撮影をしてくれるフォトジャーナリストの志葉玲さん、ファッショントークの3人、等と言った多彩な表現者の人たちと接することができます。また、LGBTの牧師の中村さん、弁護士等、「おかしい」と思ったり「何かしたい」と思ったことを大切にしながら、それぞれの仕事や個性を生かして行動に移している人を見ることはとても励みになるのではないでしょうか。そして出展者、出展団体の中にもそんな素敵な大人たちがいますよ。

■ 交差しあう出会い

 イランから日本に来たサヘルローズさんとSena Vafaさん、ネパールからきたネウパネさんと、ネパール支援をしている日本の出展団体の女性たち、そしてファッションショーに参加するネパール出身の障害者の女性、被災地支援をしてきたSenaさんと、被災地に思いを持ち続ける福田さん、いろんな共通の関心や想いを抱いた人、バックグラウンドが共通する人たちがいます。きっと初めての出会いになることでしょう。その新しい化学反応がとても楽しみです。

■ 出展団体とワークショップ等参加団体

 スクロールしてみてください。これだけの団体が参加するのです。私が高校生だった頃、バングラデシュのバックを売ったり、エシカルジュエリーを売ろうなどと思ったことは一度もありませんでした。世界を変える一歩を踏み出させるなんて思ったことはありませんでした。ところが今の若者たちはみんなハードルを楽々乗り越えて、世界のために行動を始めているんだな、ということがよくわかります。スーパーグローバル校の発表もどれもハートのあるものばかり。自分たちが何かをして助けたい、変化をつくりたいという思いに溢れていますね。

 ミレ二アル世代が日本にも確実に育っている、ということをこれを機会に知って私自身、とても元気をいただきました。是非大人の皆さんにはそうした若い世代について知ってほしい、そし聞いて応援、買って応援していただきたいなあ、と思います。お子さん連れで来ていただくのが一番ですが、「子どもの気持ちがわからないな」という方も是非。居心地悪くありませんので、お友達と、大人お一人でも是非いらしてください(^^)

 そしてできれば、こうしたカルチャーに触れたことのない子どもたちに参加してほしい、そして何か生きやすくなったり、希望を見つけたり、もう一つの世界は可能なんだと思えたり、新たな選択肢が得られる一日になってくれるといいなあ、と願っています。

 

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   世界子どもの日ユースフェスティバル   

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1120日は国連が定めた「世界子どもの日」。世界の子どもたちの

人権を守るための「子ども権利条約」が国連で採択された日です。

しかし、世界でも、日本でも、子どもの権利をめぐっては多くの課題

があり、まだまだ深刻な状況下に置かれた子どもたちが沢山います。

未来をつくるのはユース、そして子どもたちです。

未来を生きる子どもたちが幸せなり、2030年までに国連が達成を掲げた持続可能な開発目標(SDGs)を実現に近づけるため、自分たちに何ができるか、ユースや子どもたちが考え、交流し、主体的に参加していただくことを目的としたフェスティバルを開催します。

http://hrn.or.jp/youth_festival/

【日時】20181117日(土)11001815

 

【場所】聖心女子大学 4号館/聖心グローバルプラザ

    (地下鉄日比谷線広尾駅4番出口より2分)

    https://www.u-sacred-heart.ac.jp/about/campus-pla.html

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タイムテーブル

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 ユースフェスティバル 式次第

11001140 開会プレナリートーク 

堀 潤 氏(ジャーナリスト/NPO法人8bitニュース代表) × 大学生

× サヘル・ローズ氏(女優)× 根本 巳欧氏(ユニセフ東京事務所副代表)

× 伊藤和子氏(HRN事務局長)

12001315 「伝える人になろう」講座 堀 潤 氏

13301400 「エシカル・ファッションショー」無料

Presented by エシカルペイフォワード × 慶応大学サークルS.A.L

(出展ブランドは後述参照)

14201500   「ファッションで世界を変える!」

稲葉哲治さん(エシカルペイフォワード)

Sena Vafaさん(Runway for Hope)

鶴田能史さん(TENBO 代表デザイナー)

 

篠田るみさん(準ミスワールド2017、ミスグローバルシティ日本代表)

エシカル・ブランド、フェアトレード商品、平等とエンパワーを目指す

ファッションデザイン等、ファッションを切り口に世界を変えようと

している方々によるトーク。

15151600 「生きづらい世の中、私たちも #Me Too したい!」

雨宮 処凛 氏(作家)× ユース

女性に対する差別や、ユースが感じる生きづらさ等について意見交換する。

16151700 「今動き出さずにいられない。国際協力を

仕事にした人たち」~高遠 菜穂子氏(イラク支援ボランティア)、岡崎文香氏(JANIC)他、

17:15~18:00 エンディング 

高校生によるヒップホップダンス

「わたしたちのファーストステップ」アクティビティ

 

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その他の本部企画

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 LGBTについて知って、分かち合おう。

  映画「カランコエの花」上映& トーク

  ゲスト・

  中川駿氏(映画「カランコエの花」監督) 中村吉基氏(牧師・宗教とLGBTネットワーク代表 )

 子どもの権利を考えるワークショップ

 SGH(スーパーグローバルハイスクール)による発表会

 ①筑波大学附属坂戸高等学校 

題:「国際フィールドワーク2018@インドネシア 報告」

 ②名城大学附属高等学校

題:「名城で考えるSDGs ~高校生の私たちができること~」

 ③渋谷教育学園渋谷高等学校

題:「子ども食堂~子ども達に楽しい食事を~」

 ④栃木県立佐野高等学校

題:「足尾と福島 ~田中正造に学ぶ~」

題:「茂木から考える里山地域の活性化」

 ⑤法政大学国際高等学校

題:「LGBTの人々の為に私たちが出来ること」

 ⑥順天高等学校

題:「フィリピンフィールドワークを通して ~薬物問題の現状~」

  「ベトナム・カンボジアボランティア活動報告」

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エシカル・ファッションショー出展ブランド/モデル

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<ブランド>

・アトリエふわり 

SkinAware

・パタゴニア

itobanashi

Chérie COCO

Alizeti

A Scenery Beyond..

World Theater Project

MUKU

Du’Anyam

<モデル>

アンジャナKC:ネパール人女性リーダー

松井 久子:映画監督

山下 晴加:MissWorldJapan2017

篠田 るみ:MissGlobalcity2018日本代表

タイナ チャック:MissTourismWorldJapan2018

-kizasi-:ヴィジュアル系ミュージシャン

村田 望:OriHime Worker

OriHime:映画『あまのがわ』主演俳優

山口 稀良梨:WTP Youth

岡田 英雄:SOIF共同代表

 

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ブース出展団体

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カナダ大使館  [大使館]

 人権・SDGsに関するカナダの取り組み

●Support for Women's Happiness  [任意団体]

 ネパールとラオスで「女性が自分らしく生きる」サポートをして

 いる団体による、手毬アクセサリーやポーチなどの販売。

にこにこ一般財団法人 地球こどもサミット  [NGO]

 ドイツ平和村での活動を紹介。

ギニアこころのクリニックとおむすびの会 ここむす  [NGO]

 ギニアのシアバターで作った手作り石鹸や、

 アフリカの鮮やかな布で作ったハンドメイド作品を販売。

ちゃいぷろ  [学生団体]

 新たな中国の見方を提示。

●To2Bagプロジェクト  [学生団体]

 バングラデシュ原産のトートバッグ、ポーチ、クラッチバッグを販売。

●HearTo  [学生団体]

 「ヒトを映し出すことでヒトを動かす」を理念に、国際問題など

 様々な分野で活躍する方々に迫り、その想いと原動力を伝える、

 インタビュープロジェクト。

 毎年発行しているインタビュー雑誌『HearTo』の最新号を配布。

●Magadipita  [学生団体]

 ファッション、アート、食、雑貨など、身近なものを切り口に、

 若者が関心を持つべき国内外の社会課題を取り上げている、

 学生をターゲットにしたフリーマガジンを配布。

日本学生法教育連合会  [学生団体]

 今回は『昔話法廷』を教材とした法教育授業を行い、

 法制度や人権に慣れ親しんでもらうことを目的とする。

法政大学国際高等学校有志  [中高生]

 世界の難民をテーマにした絵本の読み聞かせ。

特定非営利活動法人フリー・ザ・チルドレン・ジャパン [NPO]

 団体の紹介やフィリピンチームのメンバーが企画・パッキング・

 販売を行う、フィリピン支援につながる寄付付きチョコレートを販売。

日本国際保健医療学会学生部会  [学生団体]

 (Japan Association for International Health, Students Section: jaih-s

 「国際協力と国際保健(UHCPHC)」の概要についての講演や

 ワークショップ。

慶應義塾大学公認学生団体S.A.L. エシカルジュエリープロジェクト

 Ethical Jewelry LULU  [学生団体]

 エシカルジュエリーブランド”EARTHRISE”とコラボしたブランド、

 Ethical Jewelry LULUのジュエリー販売。

玉川聖学院高等部生徒会・ボランティア委員会  [中高生]

 フェアトレードの麻ひもをもちいたミサンガづくりのワークショップ。

駒込高校  [中高生]

 シリア紛争の被災女性たちが生活基盤を築き上げるために製作した

 手芸品、アクセサリーの販売。

海城中学高等学校・SDGsゼミ  [中高生]

 中高生によるSDGsに関連したワークショップ。

 今回は象牙と現地の人々の生活にフォーカスしたワークショップと

 ジェンダーに関するディスカッションを行う予定。

国際協力サークル〜優志〜  [学生団体]

 『学生で繋げるカンボジア支援』という理念の元、実際に現地に

 赴き、継続的な衛生教育や物資支援の活動を実施している。また、

 日本国内の活動として、高校への訪問授業や大学生協と提携した

 料理企画などの啓発活動を行っている。ユースフェスティバルでは

 一緒に支援について考えるワークショップを行う。

●Elephants rescuers  [中高生]

 タイに行った時、象の扱われ方についての現実を学んだ。

 その現実を知ってもらえるようなブースを出展する。

一般社団法人インクルージョンJAPAN  [NGO]

 世田谷区を中心にインクルージョン(全員参加)を世の中に

 広めるために活動をしている。障害をもつ方や、海外の方の

 応援など、広く国際社会の発展に寄与したいと考えている。

 今回はアフリカの女性応援として、ガーナやブルキナファソ

 などで作られている製品を販売する。

 アフリカと日本の絆を深める品を、どうぞご覧ください。

ティンカーベル未来力学舎  [NGO]

 中高生や学生さん、20代の社会人が、ともに学び合いながら、

 子ども支援・教育に関する提言を行っている。

 また、自らも目的に向けて活動を展開することで、

 両輪での社会課題の改善を目指している。

世界の医療団  [NGO]

 国籍、人種、民族、思想、宗教などのあらゆる壁を越えて、

 世界各地で「医療」から疎外された人々の支援にあたること、

 それが私たちの活動です。世界81ヶ国で388のプログラムを実施、

 医療倫理に即しながら医療サービスの提供や地域社会に密着した

 アプローチの導入を行うことで、医療にまつわる社会的決定要因に

 影響を与えるべく活動する個人や地域社会を支援します。

●Iho-net (=Iraq Hope Net)  [NGO]

 イラクホープネットワーク(=イホネット)は、日本のイラク

 人道復興支援や人権問題に携わるNGO、エイドワーカー、

 ジャーナリスト、弁護士、大学教授、ボランティアワーカーが

 集まった非政府のゆるやかなネットワークです。

●Think Pearl シンクパール  [NGO]

シンクパールは、子宮頸がん検診の啓発と予防医療の推進、

女性の健康教育に取り組む一般社団法人です。クラフト女性

からだ会議では、ミサンガづくりやハラマキ作りなどを

ワークショップで行いながら、女性のからだの変化やリスク、

子宮頸がんに関する情報をシェアしています。

 

ウェブサイトやフェイスブックもぜひチェックしていただけると

嬉しいです!よろしくお願い致します。

2018年10月21日 (日)

ニューヨークに行きます!

秋も深まる今日この頃。

今年も国連総会にあわせてニューヨークに行きます。

以下の二つのイベントを開催、お話させていただきます。

また、満席になってしまったFIT会のイベントにも登壇いたします。
お近くの方、いらしてください。

■パネル・ディスカッション「2020年東京オリンピックとグローバル・サプライチェーンにおける人権問題」

2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催まであと2年足らずとなりました。近年、オリンピックやワールド・カップのような国際レベルのメガ・スポーツのイベントにおいて、主催国や主催団体の人権侵害・差別・環境問題に対する社会的責任が問われることが主流となってきました。

今回のパネル・ディスカッションでは、オリンピック開催準備における人権状況にフォーカスを当てます。会場建設に使われる木材を含む材料に、違法森林伐採や児童労働はないだろうか。建設現場の労働環境や労働条件に人権侵害はないだろうか。グローバル・サプライ・チェーンで実際に起きている人権侵害、過去のオリンピックでの人権侵害ケース、主催国の日本が取り組むべき課題や果たすべき責任などにも触れながら、以下のパネリストをお迎えしてディスカッションを展開します。

パネリスト:
-David Segall (Research Scholar and Policy Associate, NYU Stern Center for Business and Human Rights
-Kenneth Rivlin (Partner at Allen & Overy)
-Kazuko Ito (ヒューマンライツ・ナウ事務局長/弁護士)

イベント詳細:
【日程】2018年10月24日(水)
【時間】2pm-3:30pm
【会場】New York City Bar Association
【住所】42 W. 44th Street, New York, NY 10036
【言語】英語
【参加費】無料
【定員】先着30名ほど
【共催】Vance Center for International Justice & ヒューマンライツ・ナウ
【その他】コーヒー&ティー付き
【ご予約】kbenzaquen@nycbar.org (英語でお願いします)

そして。。。初めてのパーティー!!

ヒューマンライツ・ナウNY事務所ローンチ・パーティー

この度ヒューマンライツ・ナウでは、NY事務所の米国法人化に向けてローンチ・パーティーを開催します。

2006年の発足以来、ヒューマンライツ・ナウは東京を拠点にNY,ジュネーブ、ミャンマーなどにもオフィスを構えて活動をしてきました。2012年に取得した国連特別協議資格を最大に活用して人権侵害の被害者の声を国際社会へ発信し、根本的な原因をなくしてゆくためにも、NY事務所のキャパシティ強化と活動の拡大化を図るのが目的です。国境を越えて弱い立場の人々を守りたい、というミッションを掲げる国連機関、市民社会団体、教育機関、弁護士事務所、個人の方々との交流を深める機会になれば幸いです。

ヒューマンライツ・ナウ事務局長、NYメンバーで皆さまのご参加をお待ちしております!

イベント詳細:
【日程】2018年10月25日(木)
【時間】受付開始 6pm, パーティー開始 6:30pm
【会場】WeWork-Penn Station
【住所】315 W. 36th Street, New York, NY 10018
【言語】挨拶&司会のみ英語。お好きな言語で交流してください。
【参加費】無料(寄付歓迎)
【定員】先着40名ほど
【主催】ヒューマンライツ・ナウNY
【その他】ワイン&スナック付き
【ご予約】hrnnyinfo@gmail.com

ニューヨークの皆さんに本当にお世話になっています。現地で、みなさまとお会いできますように!!!

2018年10月 7日 (日)

キズナアイから考えること。

NHKの「キズナアイ」解説が問題になっていますね。
色んな人がヤフーでも書かれています。

ノーベル賞のNHK解説に「キズナアイ」は適役なのか? ネットで炎上中

https://news.yahoo.co.jp/byline/sendayuki/20181003-00099158/ 

確かに「萌え絵」と言われるもののなかに、女性から見て不愉快なものもあります。
女性をめぐる表現というのは、みんなが違和感を表明したり、クリエイターの中でも女性が増えたりして、いろんなディスカッションを経て鍛えられて行くものであり、議論は大歓迎。
この問題を提起した太田啓子さんや千田ゆき先生に、非難が殺到したり、それを理由にフェミニズム一般を批判するような動きってとても残念だと思います。
でも、
気になって(というかちょっと時間が出来て)見てみると、
「キズナアイ」
胸が大きいとか、おへそが出ているとか、受け答えの仕方を理由に、
性的だと言われて、こういうところに出てはいけないと言われるのはかわいそうではないか、と私は思うのですね。
知的好奇心のある若い女性ってもしかしたらこういうタイプの人、結構いるのではないでしょうか?
よく考えると
私も20代の頃はこんな感じだったかもしれません。
胸は大きかったし、修習生から弁護士になったばかりのころは、キャピキャピしており、受け答えはキズナアイのようだったと思います。
当時のはやりもあり、服装も周囲をびっくりさせていたようです。
そのため、年上の女性の人たちからは軽く見られたり、周囲から「こんなやつが弁護士になっていいのか」と陰で言われたりして辛かったからですね。
確かに、私は地味なスーツを着たりしていなかったのですが、それは私の個性だと思っていたし、実力本位の自由業についたにも関わらず、自分の好きな服を聞いて好きな振る舞いをしていることプラスそれが女性だからということを理由に差別されたり軽くみられるのはひどいと思っていました。それはひとつの女性差別かと。
女性が女性であること、女性が好きな服装をすることが性的だとか問題だと言われて公の場から排除されたり差別されること、見下されることに対して、怒りを感じていました。
また、20代の頃に、女優の 裕木奈江さんに似ていると言われていたことがあったのですが、彼女は、主婦層から「ぶりっ子」と思われてバッシングされてすごく嫌われ、
芸能界からいなくなってしまい、とても怖かったことを覚えています。
そんな経験からも、
仮想のキャラを叩くと、似たような実在の女性も公的な場から排除されてしまいそうで、心配です。また、批判をされないために、人目を気にして地味な格好をする、目立たない格好をする女性が増えるのも心配ですね(弁護士業界はどんどんそうなっているようにも思いますけれど。残念です。著明な五十嵐二葉弁護士がお若いころは女優のような服装で裁判所に行き、裁判官に注意されても平気でいたそうです。福島みずほ先生も議員になる前からピンクなどのカラフルな服を着ていて、ルールにとらわれず、業界からは浮いている感じでしたが、私は好きでした)。
また、見た目がセクシーだとみなされると性被害に遭っても仕方がない、という議論にもつながりかねず、危険ですよね。
エマ・ワトソン
が胸を見せたのは、反フェミニストなのか、という論争も起きましたが、女性があるがままにあることを批判されるべきではないと私は思います。
 ところで、
今度改めて書きたいと思いますが、私は、ハリウッド映画の
「キューティーブロンド」
が好きなんですね。「キューティーブロンド」、おバカ映画ではありません。お勧めします。
 リース・ウィザ―スプーン演じる主人公エルは、ハーバード・ロースクールに進学しますが、その見た目や立ち振る舞い、ブロンドやファッションから、教授やボーイフレンドからも見下され、ハーバード同期の女子学生からも軽蔑される。
 彼女は、彼女の見た目を気に入っていたボーイフレンドが、実は彼女を見下していたんだ、ということを知り、猛烈にファイトを掻き立てられるんですね。
 そして、彼女はものすごくがんばって頭角を現すのですが、それにも関わらずセクハラを受けるというものすごい理不尽を体験する、でもそれを乗り越えて彼女は首席で卒業するという痛快な話です。
 ここで彼女が体験することは典型的で普遍的な女性差別ですが、女性はこうした偏見や差別とたたかわないといけない。
 だから、女性を表面だけで判断するのではなく、その想いを理解しあって、励ましあっていかないといけないな、といつも思います。
そして、痛感するのは、キズナアイのようなキャラ、それが象徴する若い女性は
どんなに頑張って愛されキャラになり、人気があっても、
もてはやされている陰で結局はある意味で馬鹿にされている、これが女性差別の本当に悲しいことなのです。
(キューティーブロンドを是非見てほしい)。
がんばって学校に行き社会に出て色んなことに挑戦するのに、
見下され、差別にあい、痴漢にあい、AV強要にあい、セクハラにあい、レイプされる
私の事務所に相談に来る女性たちもそうです。
あんなにキラキラしているのに、キラキラしているが故にひどい目にあい、
ひどい目にあった途端「あなたには隙があった」と同性からも言われてしまうのです。
だから、私の場合は弁護士の資格をとり、一人前に実力をつけようと必死になりました。
馬鹿にされないためには、自分を守る鎧が必要なのが、この差別的社会です。
でも私はかなり資格によって守られてきたと思いますが一般はもっと厳しく、どれだけの女性がどれほど悔しい思いをしていることだろう、と思います。
みんなで手を取り合って、この差別社会をなんとか変えていきたいですね。

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